トップページ > 入院時の血液検査が有効な疾患マーカー

印刷

更新日:2025年5月15日

ページID:104503

ここから本文です。

死因診断に有効な検査項目(疾患マーカー)

監察医事務所では、次の項目を検査して死因を診断しています。救急搬送時の血液検査の結果からご参考ください。

検査内容 疾 患 所 見
トロポニン 心筋梗塞 有効例が多い(救急搬送時の血液のみ有効)
D-ダイマー 塞栓症 (救急搬送時の血液のみ有効)
CK 横紋筋融解症 (救急搬送時の血液のみ有効)
AST、ALT 肝障害 (救急搬送時の血液のみ有効)
NT-proBNP 心不全 高齢者に多い
アルブミン フレイル、心不全・低容量性ショックのリスク因子 高齢者に多い
HbAlc、グルコース 糖尿病、高血糖 意識障害、心不全・急性冠症候群の誘因
Creatinine、BUN 腎障害(脱水)  

CRP、プロカルシトニン

敗血症  
アミラーゼ 膵炎 急死例に少なくない
ヘモグロビン 貧血、血液濃縮  
ケトン体分画 ケトアシドーシス 高温環境下に多い

 

このページの作成所属

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?