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大阪府立狭山池博物館令和7年度特別展「河内湖沿岸の地域開発と水運」を開催
令和7年度特別展チラシおもて
4・5世紀の倭国では、朝鮮半島の情勢変化の影響を大きくうけて、半島からの渡来系集団の移住が急増しました。古代河内湖沿岸では、倭王権が渡来系集団とその先端技術を政策的に受け入れ、地域開発と新たな交易と物流のネットワークの整備が加速していきました。
今回の特別展では、王権の港として瀬戸内海と河内湖沿岸を結ぶ水運の結節点となった難波津、その交易と物流を支えた舟運関連資料を紹介いたします。あわせて王権や朝鮮半島の影響がみえる地域開発として河内湖沿岸の鉄器生産・馬匹生産・玉類生産との関わりを考えます。
開催日時
- 2025年8月30日(土曜日)10時00分から10月13日(月曜日)17時00分
詳細
●会場 大阪府立狭山池博物館 特別展示室
●主催 大阪府立狭山池博物館
●後援 南海電気鉄道株式会社
●講演会
第1回
令和7年9月6日(土曜日)
「特別展のみどころ―古代河内湖と水運について―」河原 秋桜(当館 学芸員)
「外来系土器からみた河内湖沿岸における地域間交流」飯塚 信幸氏(大阪府立近つ飛鳥博物館 学芸員)
第2回
令和7年9月13日(土曜日)
「5世紀の河内湖周辺と地域開発」山田 隆一(当館 学芸員)
第3回
令和7年9月20日(土曜日)
「港・船からみた古代日本と筑紫」大庭 康時氏(福岡市経済観光文化局埋蔵文化財課 元課長)
第4回
令和7年9月27日(土曜日)
「潟湖の時代―山陰における弥生・古墳時代の船と津―」池淵 俊一氏(島根県教育庁文化財課 課長)
各回共通事項
場所 大阪府立狭山池博物館 2階ホール
時間 午後2時30分から3時まで(開場午後2時)
定員 126名(申込不要・先着順)
●展示解説
日時 9月15日(月曜日・祝日)・9月28日(日曜日)・10月5日(日曜日)各日とも午後2時から(約40分)
場所 特別展示室
申込方法
申込方法 |
申し込み不要、入場無料 |
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お問合せ
大阪府立狭山池博物館
住所:大阪狭山市池尻中2丁目
電話:072-367-8891