トップページ > 教育・文化・観光 > 学校教育 > 教育政策 > きょういくニュース > きょういくニュース 第268号(2024年8月) 5ページ 特色ある学校づくり「大阪府立出来島支援学校」

印刷

更新日:2024年8月29日

ページID:89323

ここから本文です。

きょういくニュース 第268号(2024年8月) 5ページ
特色ある学校づくり「大阪府立出来島支援学校

大阪府立出来島支援学校 

大阪市西淀川区出来島3丁目3番6号

06-6474-1351
学校ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

学校概要

知的障がいのある児童生徒を対象とした支援学校です。通学区域は、北区、福島区、此花区、西淀川区です。在籍児童生徒数は、187人(小学部 68人、中学部 87人、高等部 32人)です。

沿革

令和6年4月 もと西淀川高等学校の校舎を改修して新たな府立支援学校として開校

教育方針

「であい」… 自分と出会い、友だちと出会い、たくさんのものと出会う

「きずな」… 人や地域とつながり、絆を深める

「じりつ」… 自分らしさを大切にしながら“じりつ”をめざす

「まなび」… 夢に向かって学び続ける力をつける

めざす学校像

人や地域とつながり、新しい『絆』が芽生える

できた! がいっぱい、きらきら笑顔 がいっぱい、夢 がいっぱいの学校

特色ある取組み

出来島支援学校は特色ある取組みとして、3つの教育を掲げています。

「交流教育」「防災教育」「キャリア教育」

4月に開校してから、様々な活動に取り組んできました。それぞれの取組みについて紹介します。

交流教育の取組み

学部間交流の取組みとして、中学部2年生と高等部1年生の交流ボッチャ大会をしました。真剣勝負チームとゆったりチームに分かれてのリーグ戦が行われ、試合中、学年の違う仲間や教員とハイタッチをしたり、応援しあったりしていました。

運動会・体育祭の競技も中学部・高等部が合同で行うなど、様々な授業で校内の交流活動ができるように、時間割を工夫しています。小学部・中学部では、今後、居住地校交流もスタートしていきます。 

交流教育01 交流教育02

(中学部2年生と高等部1年生のボッチャ交流)

防災教育の取組み

中学部2年生は、防災学習の取組みとして、校内での宿泊学習を行いました。これは登校後に帰宅困難な状況が発生したことを想定したものです。

夕方の避難訓練には、出来島地域活動協議会の防災担当の方や、近隣の団地の方も一緒に参加し、生徒の避難誘導等をしていただきました。ひと晩、学校で過ごした翌朝は、保護者への引き渡し訓練も行いました。様々な方の協力を得て、生徒が災害時の対応について、実体験しながら学ぶ機会となりました。

防災教育01

防災教育02

(就寝前の会議室の様子と翌朝の引継ぎ時の様子)

キャリア教育の取組み

中学部の進路行事『 就業体験実習 』として校内での福祉事業所体験会を実施しました。3日間で合計21事業所に来校していただき、職員の方のご指導のもと、軽作業や事務作業などを体験しました。生徒からは「ここで働きたい」や「(自分には)こんな仕事が向いているかも」と言った感想があり、将来の暮らし方を考え、働きたい職種をイメージすることにつながる取組みとなりました。また、一部の3年生の生徒は、市内の企業で2日間倉庫内作業や調理補助の職場体験実習を行いました。

今後も、近隣の福祉事業所や企業など、様々な方とのつながりの中で児童生徒たちが成長できる取組みを展開していきたいと考えています。

キャリア教育01

キャリア教育02

キャリア教育03

(取り組んだ作業の様子)

 

(教育振興室支援教育課)

 

目次へ  次のページへ

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?