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食の安全教室
平成29年7月7日(金曜日)に大阪府立堺支援学校の高等部1年生を対象に「食の安全教室」を開催しました。
この教室は、これからの社会を担う生徒さんに、衛生対策の基本となる手洗いを中心として、食中毒予防の基礎知識を普及し、衛生意識の向上を図ることを目的として実施しました。
内容
1.紙芝居、食中毒予防の講義
紙芝居や大きな手のイラストを使用して、食中毒の原因や手についているばい菌の様子について説明しました。
その後講義により、食中毒予防の3原則「つけない」・「ふやさない」・「やっつける」について学んでいただきました。
参考:食中毒の防ぎ方
紙芝居の様子
2.手洗い実験
食中毒予防3原則のうち「つけない」において重要な、手洗いについて学んでいただくため、「手洗い実験」を実施しました。
UVライトを当てると蛍光を発するローションを手につけてから手洗いをし、いつもの手洗いできちんと洗えているか確認していただきました。洗い残し部分を自分の目で見ることで、しっかり洗っているつもりでも、指の間、指先、手首等に洗い残しが多いことが分かり、生徒さん達はそのことに驚きつつも、手洗いの難しさについて実感されているようでした。
つづいて、手洗い歌に合わせて楽しみながら手洗いの基本となる6つのポーズを覚えてもらいました。
その後、一回目に洗い残していた箇所に気を付けながらもう一度手を洗ってもらいました。正しい手洗い方法で手洗いをすることにより、一回目よりきれいにとれていることを実感していただくことができました。
【手洗いの注意点】
- 料理の前、食事の前、トイレの後等、必要なタイミングで手洗いしましょう!
- 石けんを使って、しっかり泡立てて洗いましょう!
- 指の間、指先、手首等は、特に洗い残しやすいです。意識して丁寧に洗いましょう!
- 手洗いの後は、キレイなハンカチやタオルで手を拭きましょう。
手洗い歌を使った正しい手洗い方法の説明の様子
手洗いチェックの様
手洗いの様子
手洗いの手順のダウンロードはこちら(PDF:1,844KB)
3.アンケート
食の安全教室終了後には、アンケートに協力していただきました。
アンケート結果からも、食中毒の予防法やしっかり手洗いすることの重要性を感じていただけたことが伺えました。