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更新日:2019年9月2日

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意見交換会「生産から消費まで、皆で考える食中毒予防」(特に大阪で1番多いカンピロバクター食中毒を中心に)

はじめに

近年、10~20歳代の若い世代を中心に、カンピロバクター食中毒が全国的に多発しており、年間300件を超えています。この食中毒は、大阪で最も多い食中毒で、重篤な神経麻痺等のギラン・バレー症候群を発症させる原因の1つと考えられています。また、腸管出血性大腸菌による食中毒では、命にかかわる重篤な状態になる可能性があります。これらは、いずれも鶏肉、牛内臓及びジビエなど、食肉の生や加熱不十分の状態での喫食が主な原因となっています。
当課は、これらの食中毒予防の啓発の強化を図るため、内閣府食品安全委員会と連携し、日常的に若年層に接する機会の多い学校教育関係者や保育所・認定こども園等の職員の方々と、食中毒のリスクや啓発方法などについて意見交換会を開催しました。

【開催日時等】
日時:令和元年8月22日(木曜日)13時15分から17時00分
会場:大阪赤十字会館4階 302会議室
参加者:38名(小中高等学校の家庭科担当教諭・栄養教諭等の学校教育関係者、保育所・認定こども園等の保育士・栄養士等)
主催:大阪府、内閣府食品安全委員会

内容

1 話題提供「食品の安全を守るしくみと食中毒について」
内閣府食品安全委員会事務局 リスクコミュニケーション専門官 瀧口 靖文

食品の安全を確保するための体制やリスク管理・リスク評価の考え方について説明するとともに、食中毒全般、特にカンピロバクター食中毒について、話題提供を行いました。
「食品安全委員会からの話題提供」はこちら(PDF:3,558KB)

話題提供時の写真(瀧口氏の説明)

2 話題提供「と畜及び食鳥処理から考える食中毒予防について」
大阪府健康医療部 食の安全推進課 志村 厳巳

大阪府域で発生の多い鶏肉の生食によるカンピロバクターや、その他の肉の生食による腸管出血性大腸菌等の食中毒対策に加え、と畜及び食鳥処理を通して「食べる」ということはどういうことかを考え、食べ物への感謝、働いている人への感謝、命について考えられるテーマとして、総合的な活用例を具体的に示しました。
「大阪府からの話題提供」についてはこちら(PDF:882KB)

話題提供時の写真(志村氏の説明)

3 グループワーク及び意見交換

1コマの授業プラン作成の材料にするため、「バーベキュー」へ行くをテーマに買い物から調理までの工程で注意点を洗い出し、その内容を発表していただきました。どのグループも、対象者の年齢に沿った衛生管理を考えておられました。

【グループワークの発表内容(一部抜粋)】

  • こどもと保護者とで気を付けるポイントを分け、それぞれについて注意点を洗い出しました。
  • 「つけない」「ふやさない」「やっつける」という食中毒の予防三原則に基づいて、それぞれ買い物や調理などの工程を表にして洗い出しました。
  • 食中毒の予防だけではなく、買い物の量にも気を付け、食べきれる量を買うという食育の観点も盛り込みました。

グループワーク時の写真 グループワーク時の写真2 意見交換会の時の写真

4 アンケート

意見交換会終了後に、アンケートにご協力いただきました。

【参加者の感想(一部抜粋)】

  • 1つの食中毒というテーマを深く掘り下げつつ、日常を想定した内容でとても有意義でした。
  • 意見交換の中で各班の発表を聞いていると、同じテーマでも対象者により内容が変わるということを感じた。
    自分が気付かなかった点も多々あったので、大変勉強になった。参加してよかった。
  • お話しいただいた内容は普段人権教育で学校で取り上げられることが多いと思いますが、衛生面、食育面からの講話を聞けて良かったです。
    その方面から子どもたちも学べるといいなと思いました。
  • 「命が命で支えられている」「感謝の念」について伝える大切さを感じました。

アンケート結果についてはこちら(PDF:834KB)

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