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更新日:2025年4月16日

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令和7年(2025年)4月16日知事記者会見内容

記者会見項目

  • 「ギャンブル等依存症問題啓発月間」について
資料はこちら(PDF:374KB)

 

 

職員

 ただ今から知事記者会見を始めさせていただきます。
 初めに、知事よりご説明がございます。知事、よろしくお願いいたします。

「ギャンブル等依存症問題啓発月間」について ※この項目で使用した資料はこちら

知事

 私からは1点です。まず、ギャンブル等依存症問題啓発月間ということで、5月がギャンブル等依存症問題啓発月間となります。大阪府ギャンブル等依存症対策基本条例に基づく、この月間が5月となっています。
府の実態調査におきましては、初めてギャンブル等をした年齢の約9割が10代から20代ということで、非常に若い年代です。ですので、この若者を中心とした予防啓発の強化、相談日の拡充、それから府域全体への広報を展開していきます。
まず1つ目にシンポジウムの開催ということで、「知ろう!気づこう!依存症 ~ギャンブル等依存のこと~」ということで、5月24日14時から中央公会堂でシンポジウムを開催します。
ここは精神科医であります入來先生をファシリテーターとしてお招きをして、トークセッションを通じて人気声優さんと一緒にギャンブルのこと、依存に関することを皆で考える機会を行います。この声優さんですけど、梶原さんという非常に有名な声優の方にご参加をいただいております。ご協力に感謝を申し上げます。梶原岳人さん、それから鈴木絵理さん、そして田澤茉純さん。この3名の声優の方にご参加をいただきます。定員は先着600名ということで、5月21日まで申込みです。参加費は無料で行いますので、ぜひ多くの方にご参加いただければというふうに思います。当日の模様は、後日ラジオ関西であったりあるいはYouTubeで、放送をしたり配信をしたりいたします。
そしてこの相談の拡充ということで、5月、6月、通常平日相談を受け付けています。また、土曜日も第2、第4土曜日が受付日になっていますが、それを拡充をいたしまして、平日の相談に加えて、5月は第3土曜日、6月は第1、第3土曜日にも拡充して行います。ここの青線を引いている所が、その拡充部分になります。そして5月の土曜相談は、弁護士による相談も実施をいたします。場所は、大阪府こころの健康総合センターということで、連絡先もこちらに書いてあるとおりです。ギャンブル等による問題でお困りの方、あるいはそのご家族、無料の相談となっています。
そして公民連携の取組みということで、立命館大学さんと協力いたしまして、学生食堂において「おおさか依存症ポータルサイト」への案内を掲載した箸袋を配布をいたします。それからプロスポーツのホームスタジアムをはじめとして、企業、事業者、大学、市町村と連携して啓発動画であったり、あるいはメッセージの放映、ポスターの掲示などをこの5月の期間、実施をいたします。
もしかして依存症かもと思ったら、ひとりで悩まずに、またご家族だけで抱えることなく、まずは相談をしていただけたらと思います。さまざまな情報を、この「おおさか依存症ポータルサイト」というところで検索できますので、こちらの方に相談をいただけたら、検索いただけたらと思います。
相談の拡充と、そしてシンポジウムの開催をいたします。私からは以上です。

質疑応答

職員

 ありがとうございました。
それでは、府政・公務に関するご質問をお受けいたします。質問されます方は、挙手の上、社名とお名前をおっしゃっていただきますようお願いをいたします。
それでは幹事社の朝日新聞さん、よろしくお願いします。

米国の関税措置関連について

記者

 朝日新聞のノビラです。米国の関税措置に関することで、中小企業向けの影響調査を行うということですけれども、この狙いと、その調査の結果、見えてきた課題について、府としてどのように取り組んでいくのか、お考えをお願いします。

知事

 現在、府で専用のポータルサイトを設置していますが、現時点でまだ相談はないという状況です。ただ、JETRO等については相談あるというふうに思っていますので、そことの共有であったり、あるいは大阪信用金庫等、金融機関とも連携をしまして、700社程度を目標に調査をしてまいりたいというふうに思っています。米国の関税措置に対する府内の中小企業の影響について調査をするため、また現状を把握するために大阪信用金庫のご協力を得て、共同でアンケートを実施をいたします。
企業の属性としましては、業種であったり、従業員数であったり、輸出の有無であったり海外拠点の有無等、そして調査事項として米国の関税引き上げの自社への影響、また必要な支援策等について調査をするということになります。調査は4月中に行いまして、結果の公表は、早ければ5月の初旬に行いたいというふうに思います。
現状、臨時のそういった相談の窓口を大阪府で設置しているところには、まだ相談はないというのが現状です。まだまだ不透明なところがあるんだということなんだというふうには思います。

2025年大阪・関西万博関連について(1)

記者

 もう一点。万博が日曜日に開幕しました。これまでの会場での様子など、知事、連日足を運ばれていると思いますが、どのようにご覧になっているのかという点と、またその会場のオペレーション面ですね。特に初日は雨、風が強くて、長蛇の列ができたという点もあったと思うんですが、今後その改善が必要な点などについて、どのようにお考えになっていますでしょうか。

知事

 まず私も公務もありますし、この間、3日間、会場に足を運んでいますが、本当に多くの方が笑顔で、万博会場で楽しいというふうに言ってくれているのを見ると、私も嬉しいなという気持ちになります。いろんな報道等もありますけれども、来られている方と話をして、またその笑顔を見ると、多くの方が楽しんでいただいている、そういうふうに思っています。
ただ、その中でやはり課題というのも当然あって、とりわけ初日については非常に、まずブルーインパルスが天候によって中止になったという天候の状態でしたし、さらにその後、午後から嵐のような天候にもなりました。荒天になって横殴りの雨が降るというような、非常に風も強いという状況でした。その中で当然、帰宅される方も多くいらっしゃいましたし、非常に天気の悪いのが初日だったというふうに思っています。
また、そういう意味で入場・退場の、いわゆるオペレーション。退場がかなり、そういった意味でイレギュラーなところがあったと思います。イレギュラーというか、そういう荒天が重なったということがあって、雑踏事故防止のために一定制限をしたということで混雑が生じたと。これは安全対策のためにというふうにも聞いております。
それから入場についてですけれども、やはり一定、まだ始まったところではありますけれども、できるだけ円滑にしていくためにもですね、平準化、できるだけ平準化のオペレーションをしていくということ。それから入場の時にどういったことをやるんですというのを、あらかじめきちんとオペレーションをしていくということ。また、われわれもできるだけスムーズな入場を実現するように、日々改善を重ねていくということが重要だというふうに思っています。この辺は協会もその点認識しておりますので、まだ始まって3日ということですが、できるだけ改善する点、改善していきたいと思います。

職員

 他にご質問ございますでしょうか。そうしましたら共同通信さん、どうぞ。

2025年大阪・関西万博関連について(2)

記者

 共同通信、ヒロウチです。よろしくお願いします。万博について、引き続きお伺いします。ここまで、月曜日、火曜日と入場者数が公表されていまして、やっぱり事前に懸念されていたというか、ケルケンツェスさんもおっしゃるように、どの万博もそうだということですけども、日曜日と平日でけっこう入場者数に差があるという状況になっています。
かねておっしゃっているように、交通のアクセスにキャパシティに限界があるので、会期終盤で何十万人みたいな、50万人とか100万人とかそういうふうな人を受け入れるのはちょっと難しいというのもあって、会期前半からなるべく平日も含めてお客さんに来ていただくというところを目標にやっていたと思うんですけども、その平日にお客さんに来てもらうというところについて、何か知事の中でアイデアというか、こういう施策打っていった方がいいんじゃないかみたいなお考えがあれば伺えればと思います。

知事

 やはり情報を積極的に展開して広げていくことだと思います。もちろん、これは来られる方のご予定というのがありますから、平日は仕事をしている方がやっぱり多くいらっしゃって、そして土日が休みの方が多くいる。なので、土日が増えるというのは、これはもう万博会場に限った話ではないし、万博でも当然そうなります。ですので、土日と平日の入場者数を比べるのも、ちょっと比べる対象が違うのかな と私は思います。
その上で、できるだけ平準化していくために何が必要かとなると、平日は比較的混雑していませんし、また混雑していないという情報を発信することが大切だというふうに思っています。ですので、「明日の万博情報」という形で大阪府のホームページのトップページに毎日、その混雑情報、予約の状況について情報発信することにしています。あるいは、他のいろんなところでも発信をするようにしています。
そうすることで平日でも来ることが可能な方、あるいは夜間も比較的、入場もそうですし、パビリオンも非常に、予約もせずに入れたよという声を多く聞いていますので、やはり一定の時間帯にかたまってしまうと、どうしても混雑が生じます。
ですので、平準化することが重要で、平準化するためには、その情報をどんどん公開していくことが重要だと思っています。また、その予測情報も含めてですね。予約なんていうのはある程度予測できているわけですから。予約の数というのは。ですので、そういったものを「明日の万博情報」という形で日々、大阪府として発信をしていこうというふうに思っています。これは協会においても発信をしていますし、いろんな所で発信をしていけばいいと思います。
そうすることで、もちろん休みの日、日曜日しか来られないという方が基本的には多いと思いますけれども、いや、平日でも行けるよというような方は、空いていますし、より快適に過ごすこともできると思いますから、そういった情報を届けていくということが大切なんだろうと。
また、高齢の方で1970年万博も実際体験されて、興味があるという方も多くいらっしゃいます。もう仕事の第一線から退かれているよという方も多くいらっしゃると思いますので、必ずしも平日、仕事をしていない環境の方、あるいは平日にお休みが取れる方向けに、こういった混雑情報なんですという、どのぐらいなのかというのを広く発信していくということが重要だと思いますので、これからもさらにその平準化に向けた情報発信・公開ということを心がけて、皆で協力して広げていければと思います。

職員

 他にご質問ございますでしょうか。日経新聞さん、どうぞ。

2025年大阪・関西万博関連について(3)

記者

 日経新聞のワタナベです。万博に関して、テストランの時に知事はアーリーゲートオープンの必要性を主張していらっしゃいましたけれども、開幕から数日経ちましたが、今その必要性についてどういうふうに考えているのかという点と、現状の検討の状況を教えていただければと思います。

知事

 プランBとして常に持っておいた方がいいと思います。現状において、ただ時間帯で予約も区切ったりをしていっていますので、1時間ごとに区切ったりをしていっているので、ある程度早く、例えば9時の予約枠からずっと満員になっている中で、9時の予約枠を、こちらもオペレーションが慣れてきたり、あるいはいろんな、QRコードはできればスクショでお願いしますとかいうような発信もしていますが、入場がスムーズになってきて、ある程度早く処理できるようになってくれば、ある意味その10時のゲートというのは10時まで待たずにアーリーゲートオープンしたら、10時の人がより、その満員の時間が長く続いても、そのゲートの前で待つことにあまり意味があるとは思いませんので、そこで完全にシャットアウトすることに意味があるとは思わないので。ですので、そういった時間ごとに予約制を取っている以上、アーリーゲートオープンというのも常に考えていけばいいんだというふうには思います。プランBとして持っておくべきだというふうに思っています。
9時より前にオープンするかということについて、今の現状を見ている限りでは必ずしもそこまで必要であるのかなというのは思いますけれども、ここもプランBとしては持っておいた方がいいんだろうなとは思います。その辺りは協会でも検討していますけれども、今のこの人数の状況であれば、まだそこまでかなというふうには思っています。ただ、これから増えてくることも予測されますから、9時から始まったとしても10時、11時、12時以降も非常に多くの方が予約されるような状況になってくると、そしてまたオペレーションも慣れてくると、時間単位のアーリーゲートオープンというのも考えていけばいいんじゃないかなというふうに思います。
それ以外にできることもたくさんあると思いますので、本当にまだ始まって3日ですから、オペレーションの方もまだ慣れていないところがあると思いますが、経験を積んで、できるだけスムーズな入場が実現できるように、運営側もしっかりやっていくと。また、それに何かどうしてもご協力をお願いしたいというようなことがあれば、例えばビン・カンは持込み禁止ですよとか、QRコードもスクショや紙で準備していただければ早いですよとか、そういったことの周知なんかも含めて、スムーズな入場は皆にとってプラスだと思いますので、改善すべきところは改善していきながら、また経験も積みながら、そしてプランBとしてアーリーゲートオープンというのは常に頭に入れておけばいいというふうに思っています。

職員

 他にご質問ございますでしょうか。関西テレビさん、どうぞ。

2025年大阪・関西万博関連について(4)

記者

 関西テレビのタカハシと申します。引き続き、万博に関してお伺いします。これまで万博は「並ばない万博」というところをめざして予約制度などをやってこられたかと思いますけれども、実際に開幕日を見てみると、先ほど話にもあったように、やっぱり土日はかなり人が来るだろうというところで、かなり行列も見られる状況ではありました。この辺り、改めて知事として、これまでやってこられた知事として、どういうふうにご評価されるかお願いします。

知事

 非常に多くの方に予約いただいて、また多くの方がこの万博に行きたいと言っていただけるのは、我々としては嬉しいことでもあります。ただ、そうすると人が当然多くなるという中で、できるだけ入場であったり、パビリオンであったり、並ばないで済むような、スムーズに行けるようなことはこれからも模索し続けるべきだというふうに思っています。
現状、じゃあ全然並んでいないかといったら、やっぱり並んでいるところはあります。大阪ヘルスケアパビリオンもそうだし、他のパビリオンでも並んでいるところは、もちろん時間帯によって並んでいないところもあったりもするし、曜日によってもそうありますけれども、当然局所で見ると並んでいる所が多くあるとこもあります。なので、できるだけ予約がスムーズにできるようになれば、そういったことも、より入場もできるだけスムーズになると思うし、いろんなこの方策、平準化の方策、そういったことはこれからも取り続けていくべきだというふうに思います。
なので、まだまだ完全にできているかというと、できてはないと思いますが、できるだけ並ばない、できるだけ混雑を緩和して平準化していく。そして、多くの人が万博にお越しいただきたいと思っていますし、多くの人にやっぱり笑顔で楽しいというふうに言っていただいていますので、それが満喫できるように、そこを追求していきたいというふうに思っています。

職員

 他にご質問ございますでしょうか。

ブルーインパルスによる展示飛行について

知事

 それから一点、報告ですけれども、ブルーインパルスが飛行中止になりました。本当に多くの方が期待をされていました。僕も期待をしていました。その中で、どうしても天候が初日悪かったですから、これは仕方がないと思います。でも、やはりどうしてもですね、この万博の開催している中で、万博の空を、僕はブルーインパルス飛んでほしいなという思いが強くあります。また、そういうふうに思っていらっしゃる方も多くいらっしゃると思います。ですので、防衛大臣に万博期間中にブルーインパルスを万博の空を飛んでほしいということを要望いたしました。直接、私から防衛大臣に要望をいたしました。昨日。防衛大臣も、今、当然結論が出るわけじゃないけれども前向きに検討するというお答えをいただいております。
この関西の多くの人がもちろん期待もしていますし、多くの子どもたちも期待をしています。関空の空を飛ぼうということで、関西航空少年団という、そういう子どもたちもいるんですが、開幕日の前日、私もその激励の交流会にも行きました。多くの人がこの万博の開催中、万博の大空をブルーインパルスが飛ぶことを期待していると思いますので、今回、初日、開幕日は難しかったですが、ぜひ万博の開催期間中にブルーインパルスが私は飛んでほしいなと、万博の大空を飛んでほしいなというふうに思っています。防衛大臣に要望いたしましたので、その旨だけご報告いたします。以上です。

職員

 よろしいでしょうか。それでは、これをもちまして終了させていただきます。ありがとうございました。

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