令和5年 春季その2 株式会社立花エレテックがアドプトフォレスト活動(生駒山系花屏風活動)を報告します!

更新日:2023年5月12日

活動の概要

  令和5年4月22日(土曜日)に枚方市東部清掃工場緩衝緑地で実施された株式会社立花エレテックのアドプトフォレスト活動(生駒山系花屏風活動)状況を報告します。

 今回は、植栽地への竹林侵入防止対策として竹の子掘りを実施しました。

  当日は、天候に恵まれ、スタッフを含む同社の社員御家族63名が参加し、和気あいあいと楽しみながら作業を行いました。

活動地の現況写真

アドプトフォレスト活動前の現況。

活動地植栽区域の全景です。

アドプトフォレスト活動前はこのように竹に覆われた状態でした。

竹の伐採作業の写真

竹林を伐採している状況写真

このため活動初期は、植栽するために竹林伐採を実施しました。

(写真は以前の活動の様子です)

伐採した竹は一箇所に集積し後日チップ化して処分します。

(写真は以前の活動の様子です)

植栽後の状況写真

森づくり活動地に侵入してきた竹の子

竹の伐採跡地にはサクラを植栽しました。

(写真は令和4年春の状況です)

竹は伐採しても地下茎が生きていれば春に竹の子が生えてきます。

植栽エリアに侵入してきた竹・ササ類の写真

竹の子掘りの写真

竹の子は直ぐに伸びて竹になってしまいます。竹の子掘りの作業の様子です。

家族で竹の子掘りを楽しんでいる写真家族で竹の子掘りを楽しんでいる写真家族で竹の子掘りを楽しんでいる写真

 

 

竹の伐採作業は重労働で竹材の処分にも手間がかかりますが、竹の子掘りであれば大人が見守ることで、子どもも作業に参加できます。今回の活動では、このように家族で楽しみながら作業を行うことが出来ました。

カブトムシの幼虫を観察している様子記念撮影の写真
今回の活動では子どもたちも参加していたので、作業の合間に森の中の倒木をひっくり返してカブトムシの幼虫を観察しました。作業が終わったグループは標識前で記念撮影をして各自で解散です。

  竹林は、竹細工・農林漁業資材など身近な資源として利用するために竹が伐採され、また、竹の子を食材として利用するなど里山地域の生活と密接な関係により管理されてきました。しかしながら、近年、竹の利用が減ってきたため、放置された竹林が生息域を拡大して隣接する森林へ侵入し樹木を被圧し里山林の荒廃原因のひとつになっています。このアドプトフォレスト活動区域においても、竹林の拡大侵入を防止するために家族でも楽しめる「竹の子掘り」を春の恒例行事として続けていただければと思います。活動に参加された皆様お疲れ様でした。

このページの作成所属
環境農林水産部 中部農と緑の総合事務所 地域政策室

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