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ザ・パック株式会社がアドプトフォレスト活動(生駒山系花屏風活動)を実施しました!
活動の概要
平成31年4月13日(土曜日)に、四條畷市ふれあいの森で、ザ・パック株式会社の社員さん31名他、合計40名がアドプトフォレスト活動(生駒山系花屏風活動)を実施しました。活動地は、四條畷市立野外活動センターの東側に位置し、大阪環状自然歩道沿いの常緑樹、落葉樹、スギ・ヒノキの針葉樹が混在する森林です。西側には「府民の森むろいけ園地」があり、活動地の付近一帯はハイキングや自然観察など野外体験や環境教育の場として、府民に親しまれているエリアです。
ザ・パック株式会社の活動では、手入れされずに混み合ったスギ・ヒノキなどの針葉樹林の間伐を継続してきましたが、昨年の台風により活動地の一部に風倒木被害(強風により、立木が倒れたり傾いたりする被害)が発生してしまいました。
今回は、風倒木整理作業の班と、間伐作業の班とに別れて、大阪府森林組合の指導を受けながら作業を行いました。なお、整理集積した木材は、林内で乾燥させ、今後の活動で階段補修等に使う予定です。
- 作業別安全作業方法(具体例)や蜂対策については林業・木材製造業労働災害防止協会のホームページ(外部サイト)をご参照下さい
活動の様子
四條畷市立野外活動センターに集合。ヘルメットとのこぎりを受取り、森林の中へ移動します。
新芽が開いて間もない季節。まだまだ色の薄いモミジの葉が迎えてくれる、とても爽やかな気候です。
堂尾池横の広場で、開会挨拶に続いて大阪府森林組合職員から作業内容と注意事項の説明をききます。
続いて準備運動。怪我の無いように体を温めてから作業場所へ移動します。
作業開始。風倒木処理は危険で、太い木も多かったので、森林組合が事前に玉切(木を伐採後、枝を払い、一定の長さに切断すること)までを済ませた丸太を運搬集積します。
これまでの間伐実施と、風倒木被害とで、林床へ差し込む光の量がとても多くなりました。
力を合わせて、きれいに集積された風倒木。
間伐作業は、伐倒方向を見定めて伐採します。切断位置をチョークで印を付けて慎重に。
「木が倒れるぞ!」伐倒の時は周囲に声がけをして。作業を見守る班員は、安全な場所に退避します。
間伐した木も、玉切してから、斜面を転がらないように集積しておきます。
作業を終えて、閉会式の様子。締めの挨拶は景気よく1・2・3・ダァ!
最後に集合写真を撮影し、本日の作業は終了です。
この日のふれあいの森の景色です。風が吹くと、濃い常緑と、淡い新緑とを背景に、桜の花びらが舞っていました。
冬の間、彩の少ない森で頑張ってきたヤブツバキの花。初夏の花へバトンタッチの季節です。