生駒の森運営協議会が森づくり活動を実施しました(令和元年10月26日)!

更新日:2019年10月29日

活動の概要

 生駒の森運営協議会が、令和元年10月26日(土曜日)に森林づくり活動(スギ林の間伐、間伐材利用のための薪作り)を行いました。
 活動のフィールドは、東大阪市善根寺町1丁目地内の「やっかんばの森林(もり)」です。 「やっかんば」とは、活動地の森林一帯の古来からの呼称で、「神武天皇御東遷聖蹟孝」勝井純著(昭和14年)など文献にもその記述が見られます。
○参加人数  : 13名
○参加会員等 : 大阪産業大学、ザ・パック株式会社、タツタ電線株式会社、株式会社都市樹木再生センター、NPO法人日本森林ボランティア協会、大阪府(事務局)

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対象となる森林の概況

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                                 間伐前のやっかんばの森林(もり)

 
府民の森くさか園地に近い、かつての谷地田跡に植林されたスギ、ヒノキの若齢林(じゃくれいりん)を、生駒の森運営協議会では「やっかんばの森林(もり)」と呼んでいます。植栽木の成長に伴い林内は過密気味になり、間伐が必要な状況で、本協議会では、4年前から森林整備を行っています。

活動の様子

昨年の活動で作った薪を燃料にして、薪ストーブを囲みながらの開会式。
前迫 協議会会長からご挨拶いただき、活動開始!

安全に間伐ができるように、まずは昨年度間伐した木を、
一定の長さに切って(玉切り)、搬出し、林内を整理しました。

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間伐作業等の指導は、NPO法人日本森林ボランティア協会
さんにご協力いただきました。

安全に倒すためにロープを使います。
結び方(もやい結び)を伝授いただきました。

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間伐では、枝張りや木の密集具合などを確認し、
伐倒方向を決め、伐倒方向にむかって受口を作ります。
受口を作ったら、伐倒方向を再度確認し、追い口をいれていきます。
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倒れにくい木は、滑車を使いロープで引っ張り、倒します。

思っていた方向に、無事倒すことができました!

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間伐したので、林内に光が差し込むようになりました。

間伐材は、薪にして有効利用するため搬出します。

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お昼休憩では、参加者が各自持ち寄った食材を薪ストーブで調理
しました(今回初めての取り組み)。ゆで玉子や焼き芋が好評でした。
昼食後は、薪作りです。
狙いを定めて斧を振り下ろします。
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作った薪は束ねて、自然乾燥させて、
今後の活動で活用していきます!

最後に集合写真を撮影し、活動は無事に終了しました!
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このページの作成所属
環境農林水産部 中部農と緑の総合事務所 みどり環境課

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