府内の史跡公園等の紹介【田中4号墳(初芝富田林中学校高等学校) 】

更新日:2010年1月19日

田中4号墳(初芝富田林中学校高等学校)

所在地:富田林市大字伏見堂
種 類:未指定
時 代:古墳時代 
見学等の問合せ先:初芝富田林中学校高等学校(要事前連絡)
電  話:0721-34-1010
アクセス:近鉄長野線「滝谷不動駅」より東へ徒歩20分

6基の古墳からなる田中古墳群は、初芝富田林中学校高等学校の敷地内に位置しています。この地域を治めていた豪族の墳墓として、6世紀後半頃に造られたと考えられています。造成工事によって1号墳は一部が壊され、2号墳・3号墳は姿を消しました。

それらに対して4号墳は保存状態がよく、南に開口した横穴式石室をみることができます。古墳は直径が約30メートル、高さ約5メートルの円墳で、玄室の長さは4.25メートル、幅1.55メートル、高さ1.6メートル、羨道の長さは4.9メートル、幅1メートル、高さ1.5メートルです。

田中古墳群の周辺には、西野々古墳群・嶽山古墳群があります。この3つの群集墳がそれぞれ別個に形成されたところに、地域内での集団構成をみることができるのかも知れません。

このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ

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