中西家は近世初期に尾張徳川家と姻戚関係を持ったことなどから、後に尾張藩天満蔵屋敷奉行等を務めた河内きっての名家のひとつです。
住宅は主屋と大門からなり、主屋は寛政5年(1793)・大門は安永5年(1776)の建築です。主屋の間取りは庄屋層居宅と大差ないとはいえ、大戸口や式台付玄関等に武家屋敷の構えを見せ、府下では現存例のない在郷の武家屋敷として貴重であることから、平成10年2月18日に市指定有形文化財に指定しました。
もりぐち歴史館「旧中西家住宅」として整備し、市民の皆さんに公開しています。
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教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ
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