「もりは信太の森」(『枕草子』)といわれるように、平安時代からわが国を代表する森の一つであった「信太の森」。その「信太の森」の一角に、葛の葉伝説で知られる鏡池があります。安倍保名が白狐を助けた場所で、狐が水面に姿を映したことから、鏡池の名が付いたと伝えられています。
葛の葉伝説(信太妻の物語)は、江戸時代に竹田出雲が「芦屋道満大内鑑」として戯曲化し、文楽や歌舞伎をはじめさまざまな芸能で取り上げられ、今日まで人々に愛されてきました。鏡池に隣接する信太の森ふるさと館では、信太の森や鏡池の自然、歴史、文化を紹介しています。
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教育庁 文化財保護課 文化財企画グループ
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