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更新日:2021年9月3日

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食品ロスとは

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品をいいます。食ロスイメージ

例えば、売れ残りや賞味期限を過ぎた食品、食べ残しなどがそれにあたり、食品メーカーや小売店、飲食店、家庭など、様々な場所で発生しています。

全国の食品ロス量の発生量

日本の食品ロス量は、年間約522万トン(2020年度推計)とされています。これは、日本人1人当たりに換算すると、毎日お茶碗約一杯分(113g)のご飯を毎日捨てられていることになります。食品ロスを減らすために、食べ物をもっと無駄なく、大切に消費していくことが必要です。

全国の食品ロス量の推移 全国の食品ロス量の割合

(出典)農林水産省 食品ロスとは(外部サイトへリンク)から大阪府が加工

(1)家庭で発生する食品ロス

家庭で発生する食品ロスは、大きく3つに分類されます。

  • 直接廃棄
    • 賞味期限切れなどにより使用・提供されず、手つかずのまま廃棄されたもの
  • 過剰除去
    • 厚くむき過ぎた野菜の皮など、食べられない部分を除去する際に過剰に除去されたもの
  • 食べ残し
    • 食卓にのぼった食品で、食べ切られずに廃棄されたもの

消費者庁特設サイト「めざせ!食品ロス・ゼロ(外部サイトへリンク)」では、家庭での食品ロスを減らす取組例について掲載されています。

(2)外食における食品ロス

レストランなどの飲食店では、お客さんが残した料理などが食品ロスとなっています。外食における食べ残し量(平成27年度)

外食における食べ残し量の割合は、食堂・レストランでは3.6%、結婚披露宴では12.2%、宴会時が14.2%となっています。

大阪府の取組等については、「外食での食品ロス削減の取組」に掲載されているほか、消費者庁特設サイト「めざせ!食品ロス・ゼロ(外部サイトへリンク)」においても、外食時の取組例について掲載されています。

(出典)平成27年度農林水産省食品ロス統計調査報告(外食調査)より作成

(3)買い物における食品ロス

スーパーやコンビニなどで買い物をする際に、買いすぎてしまうことや家にあるものを買ってしまうなどによって、期限が切れて捨ててしまい、食品ロスが発生します。
買い物の前に冷蔵庫の中の在庫を確認したり、食べきれないほどの食材を買いすぎないないようにしましょう。また、すぐに食べる商品は、賞味期限や消費期限の長い商品を選択するのではなく、陳列順に購入しましょう。

消費者庁のホームページ(外部サイト)(外部サイトへリンク)では、商品棚の手前にある商品を選ぶ「てまえどり」を呼びかける啓発や、期限表示の意味を正しく理解していただくため、「おいしいめやす」という愛称を活用した普及啓発キャンペーンについて掲載されています。

(4)食品関連事業者の食品ロス

食品関連事業者の食品ロスは、生産から消費までの食品流通全体で発生しています。

環境省「食品ロスポータルサイト(外部サイトへリンク)」では、業種別の食品ロス発生要因のほか、食品関連事業者の取組などについて掲載されています。

食品ロス削減のために今日からできることをはじめましょう

大阪府が作成しました、大阪府食品ロス削減事例集「みんなで減らそう 食品ロス-ロスのない 買いかた 作りかた 食べかた-」に、府民のみなさまが実施できる取組についてまとめていますので、ぜひご活用ください。

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