ここから本文です。
株式会社ロスゼロとの事業連携協定について
本協定は、府民に対し食品ロスに対する理解促進や、削減に向けた行動変容を促進させ、府内事業者に対して未利用食品等の有効活用を推進することを目的としています。
事業連携協定式の開催について
大阪府と株式会社ロスゼロ(外部サイトへリンク)は、令和4年5月23日(月曜日)に、大阪府内事業者で発生した未利用食品のアップサイクルなどの有効活用の推進や食品ロス削減に対する取組みを進めるため、事業連携協定を締結しました。
協定内容について
(1)食品関連事業者の未利用食品等の有効活用及び商品化に関すること
(2)府民の食品ロスに対する理解促進や、削減に向けた行動変容の促進に関すること
(3)その他、本協定の目的に資する事業に関すること
取組紹介
食品ロス削減の取組に対する受賞
株式会社ロスゼロの食品ロス削減に向けた企業活動に対し、下記の表彰制度で受賞されました。
食品ロス削減推進表彰
令和5年度 食品ロス削減推進表彰(主催 環境省、消費者庁)
審査委員会委員長賞
取組概要:製造や流通過程で余剰・規格外となった食品を、詰め合わせとして消費者に届けるサブスクリプションサービスを展開し、毎月約7トンの食品ロスを削減している。また未利用原材料を用いたアップサイクル食品事業では、通常の流通商品として購入されることを念頭に企画開発に取り組み、消費者・企業が購入後に食品ロス削減や社会問題解決に貢献していることに気付くような工夫を施している。
- 「令和5年度食品ロス削減推進表彰」受賞者決定(消費者庁)(外部サイトへリンク)
- 令和5年度「食品ロス削減推進表彰」受賞者決定について(環境省報道発表資料)(外部サイトへリンク)
- ロスゼロ、環境省・消費者庁主催の「令和5年度 食品ロス削減推進表彰」にて受賞!(株式会社ロスゼロのプレスリリース)(外部サイトへリンク)
おおさか環境賞
令和4年度おおさか環境賞(主催 大阪府)
大賞(事業者活動部門)
取組概要:製造段階で発生した余剰品や規格外品を、消費者や企業へつなぐ食品ロス削減プラットフォームとして、福袋感覚のサブスクリプションやECの展開、未利用の食材を生まれ変わらせる「アップサイクル食品」開発に取り組んでいる。また、大学での講義や企業研修での啓発活動、自治体や企業との連携による食品ロス削減を積極的に行う。
大阪産などの規格外野菜を使用した食事会(ロスゼロレストラン)
楽しく美味しく料理を食べながら食品ロスへの理解を深める食事会「ロスゼロ・レストラン」を堺市で開催しました。今回は、大阪産のいちご、トマト等のもったいない食材が美しいフレンチのフルコースに生まれ変わりました。
ロスゼロ・レストラン 概要
ロスゼロ・レストランとは「ロスが減る、笑顔が増える」をコンセプトとした規格外の食材を積極的に活かして使う食事を提供する、不定期開催のレストランです。
日時: 令和5年6月3日(土曜日)11時00分から、13時30分から(完全入れ替え制)
場所:レストラン 「レ・フレール」
堺市北区百舌鳥陵南町3-413
提供内容:フレンチフルコース(デザート含む)
参加費:大人 4,000円(税込・ドリンク別)
小学生以下 2,500円(税込・ドリンク別)
イベント詳細:ロスゼロレストランを開催します(外部サイトへリンク)
イベントURLおよび予約フォーム:詳細とご予約について(外部サイトへリンク)
今回使われた食材(一部)
- 不揃いで規格外のいちご(茨木市 茨木苺農園)
- ひび割れ、黒点が入った規格外のトマト(堺市 芝尾農園)
- 間引かれた摘果りんご(長野県産) 等
事業者向けの研修会
泉州農と緑の総合事務所、(地独)環境農林水産総合研究所が主催した、「生産現場から考えるSDGs -食品ロス削減に向けた意見交換会-」に登壇し、府内の農林漁業者等に対して、未利用農産物を活用したアップサイクル商品の開発などの一次産業の事業者と連携した事例を紹介しました。
- 開催日時 令和4年11月25日(金曜日)
- 開催場所 泉南府民センター
- 当日の様子