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大阪商工会議所、大阪食品ロス削減コンソーシアムとの事業連携協定について
本協定は、食品ロスの削減に向けた取組等を通じてSDGs を推進し、環境に配慮した脱炭素社会の実現に資することを目的としています。
事業連携協定式の開催について
大阪府と大阪商工会議所及び大阪食品ロス削減コンソーシアム(東京海上日動火災保険株式会社、マグチグループ株式会社、株式会社ロスゼロの3社で構成)は、令和5年5月17日(水曜日)に、大阪府内の食品ロス削減に向けて、事業連携協定を締結しました。
協定内容について
- (1)府民や府内事業者の食品ロス削減に対する理解や行動変容等を促し、食品ロス削減に向けた機運醸成に関すること
- (2)食品ロス削減を目的とした食品関連事業者に有益なソリューションの開発と運営に関すること
- (3)本条第2項の丙の活動を通じて検証された食品ロス削減効果を広く外部に向けて発信すること
- (4)その他、本協定の目的に資する事業に関すること
協定有効期間:令和5年5月17日から10月31日
本協定は、食品事業者で発生した未利用食品について、損害保険会社・物流サービス・食品シェアリングサービスが連携してワンストップで対応する食品ロス削減スキーム「大阪モデル」の実証実験を進めるため、締結するものです。
実証実験 「食品ロス削減 大阪モデル」スキームについて
<実証実験実施期間>令和5年5月17日から10月31日
<概要>
専用ダイヤルで食品事業者から相談を受け付け、取扱いの可能なもの※について、株式会社ロスゼロが消費者に販売します。食品事業者から株式会社ロスゼロへの輸送をマグチグループが行います。
※取扱食品は、二次流通先で取扱可能な加工食品や菓子等(農作物や生鮮、総菜等を除く)が中心
<受付からの流れ>
- 相談受付 大阪食品ロスお助けダイヤル(0120-558-215)で食品事業者の相談を受付
- 受付連絡 大阪食品ロスお助けダイヤルから株式会社ロスゼロへ共有
- 買取及び引取連絡 ロスゼロから食品事業者へ買取及び引取の連絡
- 商品引取依頼 ロスゼロから間口グループへ商品引取を依頼
- 商品引取 間口グループが食品事業者から商品を引き取り
- 商品輸送 食品事業者様から引き取った商品をロスゼロへ輸送
- 商品販売 ロスゼロが一般消費者に商品を販売
<参画メンバーと役割> (順不同)
大阪府環境農林水産部(行政)
PRサポート(利用企業発掘のためのセミナー開催等、情報発信支援)
円滑なソリューション運営に向けたアドバイスや支援 など
大阪商工会議所(経済団体)
円滑なソリューション運営に向けたアドバイスや支援 など
東京海上日動火災保険株式会社(損害保険業)
二次流通等にかかる費用を補償する保険の検討実証実験を通じて、「食品ロス削減保険(仮称)」の開発に向けたデータの取得
マグチグループ株式会社(総合物流業)
対象食品の輸送(二次流通先:ロスゼロへ)
株式会社ロスゼロ(食品シェアリングサービス;消費に問題がない未利用食品を販売)
対象食品の一般消費者(同社会員)への販売
取組紹介
二次流通スキームの実践
大阪食品ロス削減コンソーシアムは、実証実験終了後も二次流通スキームの実践を行っています。
本スキームの利用やコンソーシアムへの参画に関心のある事業者がありましたら、大阪食品ロスお助けダイヤル(0120-558-215)までお問い合わせください。
詳しくは、「食品ロス削減大阪モデル」について(株式会社ロスゼロ ホームページ)(外部サイトへリンク)をご覧ください。
事業者向けセミナー 食品ロス削減に向けた「大阪モデル」説明会を大阪商工会議所との共催で開催しました
日時 令和5年6月27日(火曜日) 14時00分から16時00分
場所 大阪商工会議所 5階 502号会議室(大阪市中央区本町橋2-8)
参加者 78名
内容
- 基調講演 「持続可能な食品ロス削減 "仕組みとコミュニケーション"」
講師 叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部特任教授・学長補佐
神戸大学 名誉教授 石川雅紀氏 - 事例紹介
- (1)「"もったいない"は活かす時代へ 食品ロスに新たな価値を」
講師 株式会社ロスゼロ 代表取締役 文美月氏 - (2)「"食品ロス削減 大阪モデル"のご紹介」
講師 東京海上日動火災保険株式会社 関西営業第三部貨物海外室 課長代理 田島健太郎氏
※セミナー終了後、名刺交換会を開催
- (1)「"もったいない"は活かす時代へ 食品ロスに新たな価値を」