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令和8年(2026年)8月19日知事記者会見内容
記者会見項目
- 令和8年熊本地震に伴う被災地への支援状況
- 大阪880万人訓練を実施します
- 8月21日は「献血の日」~献血にご協力ください!~
職員
ただ今から、知事記者会見を開始いたします。
初めに、知事よりご説明がございます。
令和8年熊本地震に伴う被災地への支援状況 ※この項目で使用した資料はこちら
知事
私からは3点です。
まず1点目についてです。熊本地震に伴う被災地への支援の状況についてのご報告になります。このたび、熊本地震が起きて、大阪府としてあらゆる支援活動、それをしっかりやっていこうということで、この間進めてきています。今なお多くの方が避難所等で生活をされておられます。改めて、被災された方のお見舞いを申し上げます。
まず、人的支援、物的支援についてですが、人的支援としまして救出救助活動要員として延べ500名の大阪府警からの要員の派遣がありました。そして、医療人材ですね。特にこの暑い夏の中で、この医療の支援、保健の支援ということが非常に重要になりますので、そちらの方も力を入れてやってきたところでもあります。まず、保健師チームということで延べ76名を派遣いたしました。保健師チームについては現在も活動中です。そして、DMAT。これは活動終了していますが、DMAT隊として延べ326名を派遣いたしました。これは医療のチームです。緊急医療のチーム。そして、DMATのコーディネーションチームについては延べ126名を派遣しています。ここについては今も活動中です。そして、DPATについて。これは精神医療ですけれども、そちらの支援ですね。医療支援については延べ24名を派遣いたしました。
そして、建物倒壊・損壊等ありますので、被災建物の応急危険度判定が重要になってきます。その応急危険度判定の要員として延べ60名を派遣いたしました。これと罹災証明は別物です。発災直後に、その建物が危険かどうかというのを判断するのが応急危険度判定。建物の応急危険度判定ですので、それについては現在活動は終わっているということで、延べ60名を派遣いたしました。
そして、給水ですね。断水が今も起こっているという中で、発災直後から断水の状況が非常に厳しい状況だったということで、給水車については延べ131台。そして、この水道等の復旧の要員ですね。応急の復旧要員といたしまして延べ66名を派遣しています。これは現在も活動中です。給水車等につきましては、大阪府内のこちらにある自治体から派遣しているというところです。府内の市町村と協力しながら、この被災地の支援を現在も行っているというところです。
被災地支援活動に参加いただいた関係者の皆さん、職員の皆さんに改めて感謝を申し上げます。引き続き、支援活動を大阪府は市町村とも連携しながら行っていきます。
そして次ですけれども、義援金についてです。この義援金の募集を8月3日から開始いたしまして、この間で既に3,000万円を超える義援金の応援がありました。これについて、被災地を支援しようということで義援金に応じていただいた全ての皆さんに、改めて感謝を申し上げたいと思います。これについては、速やかに被災地、被災自治体に全額お届けいたします。
そして、府営住宅の無償提供ですが、8月5日から相談受付を開始しています。当面70戸ということで、お住まいにお困りの方ということで提供しています。現在、問い合わせが5件ありますが、入居に至った件数は今のところないという状況です。
そして、高校です。公立高校についても、被災地域の生徒の受入れということについて、特別措置を実施しています。ここについても準備はしておりますけれども、現時点で具体的に入学、転入学ということは、今のところはまだないという状況ですが、教育についてもできうる支援活動を行っていきます。
次に、カウンターパートである八代市への支援状況です。先ほどの活動の中にも八代市の分は当然入っているんですけれども、関西広域連合で八代市、カウンターパートとなっていますので、ここについての報告です。
一つは人的支援ということで、特に住家の被害認定調査、ここに力を入れて派遣をしているというところでもあります。これは大阪府の職員、市町村の職員の派遣。現在も活動中です。これからも続けるということになります。これは先ほど申し上げました応急危険度判定とは違いまして、いわゆる罹災証明を発行するための必要な手続き、住家がどの程度被害を受けているかということについて、現地のリエゾン、そして住家の被害認定調査をする職員を派遣して、今支援をしているというところです。大阪府と府内市町村から22名、1日あたり。9月末まで、延べ1,500名の派遣を見込んでいます。住家被害が非常に深刻でもあり、またお住まいのところでもあります。
そしてまた、この罹災証明というのはどうしてもボトルネックになりやすいものでもあります。この罹災証明を基準に自治体からの支援であったり、あるいは税の減免であったり、様々な支援策を受ける根拠にもなりますので、この罹災証明というのは非常に重要な手続きになります。ここについて、八代市の役所の支援をしながら、さらに今後も進めていきたいと思います。
そして、物的支援としまして、発災直後から活動しているトイレカーですが、今なお活動中というところでもあります。当初はなかなかシャワーもないというところで、このトイレカーを、トイレはもちろんですけどもシャワーも活用できるということで、シャワー利用したりと様々活動しているところでもあります。設置場所は、8月18日までが八代市立の日奈久小学校という避難所で活動していました。ただ、夏休みが明けて、この小中学校、小学校ですかね、学校の避難所については整理をしていくという市の方針があるということで、この日奈久小学校ではなくて太田郷コミュニティセンターで、8月19日から支援活動を続けるということになりました。
引き続き、八代市の災対本部とも連携をとりながら、我々としてできる支援活動を今後もしてまいりたいと思います。また時期が来れば、そう遠くない時期に、私自身もこの被災地に実際に行って、職員も頑張ってくれていますし、そこの視察をして、さらに支援活動を続けていきたいと思います。
大阪880万人訓練を実施します ※この項目で使用した資料はこちら
次が二つ目です。大阪880万人訓練についてです。
9月1日に南海トラフ巨大地震を想定しました「第15回 大阪880万人訓練」を実施いたします。これはもちろん地震対応ということで、大阪府、大阪市もそうですけれども、防潮堤の整備等もやってきました。この間、10年かけて、数千億円かけて防潮堤の耐震強化というのもやってきまして、これがほぼ完了いたしました。また、防潮扉も非常にワークしますので、防潮扉の再整備というようなことも今進めているというところでもあります。
そういったハードの側面ももちろん大事なんですけども、災害対応においてはソフトの側面も非常に大切です。一人ひとりがどのような行動をするのか、普段、日頃からその適切な対応をとるというところが被害を最小限にするということにもつながってきます。これは過去の大地震であったり、津波の被害を見ても明らかです。ですので、万一の時に適切な行動ができるようにということで、大阪府においては、こういった災害対応訓練を実施しています。
そして、この880万人訓練も15回目となりました。今回の880万人訓練の内容ですけれども、午前10時に地震が発災したということを想定いたします。そして、10時3分ぐらいに大津波警報が発表されたという想定で訓練いたします。皆さんがお持ちの携帯電話にエリアメールであったり、緊急速報メールが届きます。マナーモードにしていても「ブーブー」と音が鳴るということになります。
もちろん、この音が鳴ることがどうだという意見もあるかもわかりませんけれども、1年に1回ぐらいは、いつ大きな地震が、災害が起きるかというのは分かりませんので、1年に一度ぐらいは、もし大地震が起きて、津波が来たらどういう行動をとろうとか、そういったことを考える、そして行動するきっかけにしてもらいたいと思います。その一つの行動・判断が命を分けるということも、これはありうるということにもなりますので、ぜひ1年に一度、この880万人訓練、自分ごととして、ぜひ府民の皆さんに考えていただければと思います。
そして、今回の訓練のポイントですけれども、訓練方針として「一人ひとりの防災意識をオール大阪へ」ということを訓練のポイントとします。企業や団体とも様々な防災協定締結等を大阪府は行っています。そういった企業・団体等とさらに連携をして、訓練も共同して実施していくということ、そして避難計画の再確認等を行うということ、そういったことを行いたいと思います。これは今までも行っているんですけども、今回さらにそこを意識して訓練をしたいと思います。したがって、私自身も参加しますけれども、ENEOSの堺製油所で訓練されます。そこに私自身も初動対応訓練に参加いたします。
この二つ目ですけども、一人ひとりの準備と命を守る行動というのが、それが非常に重要になってきます。大阪防災アプリであったり、あるいはデジタルサイネージを活用した広報をやります。発災時の行動を想定・実践できるように促進していきます。大阪防災アプリにおいては、地震や津波の情報、避難指示の情報、あるいは避難所の開設情報、そういったもの、経路情報も含めてですね、台風等の気象情報も確認できますので、ぜひこの880万人訓練の機会に大阪防災アプリをダウンロードしていただけたらと思います。非常に便利なアプリになります。
二つ目ですけども、地震が起きた時にとるべき行動として3点です。1点目は、緊急地震速報が出されたら。今回も訓練で携帯が「ブー」と鳴りますけれども、地震が起きたら、まずは身を守る行動をとっていただきたいと思います。数秒から数十秒で揺れがやってきますので、すぐにテーブルの下に隠れる、あるいは屋外においては塀の倒壊とか落下物に注意してもらえたらと思います。
そして、揺れがおさまったら。これが二つ目です。揺れがおさまったら、危険な場所にいる人はすぐに避難をお願いしたいと思います。特に南海トラフ巨大地震の場合は、津波も想定されますから、大津波警報が出ている場合は高台へ避難する、あるいは近くの津波避難ビルに避難する、あるいは鉄筋コンクリートの3階以上のところに避難する。そして、津波警報・注意報が解除されるまでは戻らないということ。ぜひこれを意識していただけたらと思います。
ちなみに南海トラフ地震が起きた時の津波がやってくる時間ですけども、だいたい岬町で約1時間、そして大阪市内中心部で約2時間とされています。つまり、地震が発災してから1時間から2時間の時間がありますので、その間に適切に避難行動をお願いしたいと。避難エリアにいる方は避難行動をお願いしたいと思います。
避難する時は、そういった意味で時間はあります。あわてずに、声を掛け合いながら、協力しながら避難をお願いします。まずは、あわてずに、歩いて避難するということ。それから、非常時においては非常時の持ち出し品、それも忘れないようにお願いいたします。周囲の人と声かけをしながら、協力しながら避難をお願いしたいと思います。
地震については、いつ発生してもおかしくないというものでもあります。それぞれのご家族で安否確認はどうするかというのをあらかじめ、ぜひ決めてもらいたいと思いますし、それから家具の固定ですね。たんすの固定なんかも今は簡単にできますから、ホームセンター等で固定具もあります。そういった家具の固定であったり、家具の配置、そして非常用の持ち出し品等、ぜひそういった、いざという時の備えを定期的に確認をお願いしたいと思います。
この880万人訓練において、1年に一度、大きな地震が起きたらどうするか、それを考えるきっかけにして、防災意識を高めていただけたらと思います。
8月21日は「献血の日」~献血にご協力ください!~ ※この項目で使用した資料はこちら
3点目です。8月21日は献血の日になります。献血にご協力くださいというお願いとお知らせです。
猛暑による外出控え、また夏休みの影響等もあって、夏場において献血者数が、夏場も伸び悩むという傾向にあります。とりわけ若い世代の献血離れが進んでいます。とりわけ10代から30代の皆さんの協力が大切になってきます。先日発災しました熊本地震の被災地にも、近畿ブロックの血液センターから血液製剤を供給しているところでもあります。
現在の府内の全血献血者数の推移ですけれども、4月から7月を見ますと、昨年より4,457人減少しているという状況にあります。献血される方が減ってきているというところです。とりわけ顕著なのが若い世代の方ですね。若年層については、20年前と比較したら約50%減少しているということになります。20年前と比較して50%減になっています。もちろん人口減少もあるんですけど、明らかにその人口減少の数よりは、この献血される方の数の減少の方が多いということで、若年層の方の献血が非常に少なくなってきている。ここのご協力をお願いしたいと思います。
献血はこんな形で役立っていますということで、まず、がんであったり白血病の治療に使われます。これは命に関わる病気であります。そしてもう一つは、出産時に大量出血した場合の対応として献血が使われます。そして、血液から作られる医薬品の原料であったり、災害時の外傷患者の救命等にも使われるということにもなります。災害にも貢献するのが献血にもなります。
ぜひ献血にご協力をお願いできたらと思います。これはスマホからでも予約できます。そして、献血ルームや献血バスの配車情報もスマホで確認できますので、スマホで調べてもらえたらなと思います。
ここでPRの動画がありますので、ちょっとそこを流させてもらいたいと思います。
【動画】 ボランティアか。私も何かできることないかな。学生ボランティアで検索してみよ。あ、これならいけるかも。
知事
ということで、こういった広報活動も進めていけたらと思います。
そして、その献血ですけれども、府内の献血ルームは12か所ございます。涼しく快適な献血ルームで献血してみませんかということで、阪急グランドビル24階の献血ルームであったり、あるいは御堂筋の献血ルーム「CROSS CAFE」であったり、府内には12か所の献血ルームがあります。献血ルームの詳細は、こちらのQRコードでありますので、ぜひ。そして、予約・献血場所の検索は「ラブラッド」、ここのQRコードで検索できます。ぜひ検索もいただいて、献血にご協力をいただければと思います。
私からは以上です。
職員
ありがとうございました。
それでは、府政・公務に関するご質問をお受けいたします。質問される方は、挙手の上、社名とお名前をおっしゃっていただくようお願いいたします。
それでは、幹事社の朝日新聞さんからお願いいたします。
質疑応答
2025年大阪・関西万博関連について(1)
記者
幹事社の朝日新聞、岡です。
発表項目外で1問伺わせていただきたいと思います。本日19日に、大阪・関西万博の工事費を下請け業者に水増し請求させたとして、工事に携わった竹中工務店の従業員の方が背任の疑いで逮捕されました。まず、こちらに対する受け止めと、府として何か今後、対応を検討されることがあれば教えてください。
知事
まず、非常に残念です。こういった事件が起きたということは非常に残念に思います。事実関係の究明と、そして捜査機関への協力、そして再発防止に竹中工務店としては努めてもらいたいと思います。被害を受けたのが竹中工務店ということでありますが、万博協会自身は、これは元々、公募・落札をしてやっているので、直接被害が、損害が生じているものではないですけれども、やはり非常にここは残念に思いますし、竹中工務店においては厳正に対処してもらいたいというふうに思います。
大阪府として関係するとなれば、入札に関すること、今後の入札に関することもあり得るとは思います。現時点の事実関係、報道レベルでいくと、個人の犯罪ということの疑いということでありますけれども、今後の事実関係、しっかりと後追いをして、調査をして。調査というか、調査はできないですけど。事実関係については注視をしていきたいというふうに思います。
記者
ありがとうございます。私からは以上です。
職員
他にご質問はございますでしょうか。日経新聞さん、どうぞ。
2025年大阪・関西万博関連について(2)
記者
日経新聞の関本です。
今の関連で、現段階で、今日報道が出たばかりでありますけれども、今後の大阪の都市開発ですとか、夢洲2期のプロジェクトですとか、そういった辺りへの影響についてお考えをお伺いします。
知事
そうですね。入札に参加するかどうか、できるかどうかという条件というのが、これはルールで決まっていますので、そこに該当するかどうか、ここの判断になってくると思います。現時点において報告を受ける限りでは、個人の犯罪の疑いということなので、そこまでではないのかもしれませんが、ただ、事実関係が変わる可能性もありますから。これは、会社対大阪府役所との関係になりますので、ここは入札等の一般的なルールに基づいて判断をしていくということになります。現時点で何か影響が生じている、あるいは影響が見込まれるというものではないかなというふうに思っています。
職員
他にご質問ございますでしょうか。毎日新聞さん、どうぞ。
2025年大阪・関西万博関連について(3)
記者
毎日新聞の井出です。
今の件に関連して、社員個人の疑い、問題ではありますけれども、万博のレガシーを台無しにするというか、ちょっと泥を塗るような行為ではないかなと思うんですが、その辺はどうでしょうか。
知事
そうですね。本当に残念に思います。これは万博工事に関連してということにもなるわけですし、そういった意味では非常に残念ですね。厳正に会社としては対応してもらいたいと思います。
職員
他にご質問はございますでしょうか。MBSさん、どうぞ。
2025年大阪・関西万博関連について(4)
記者
毎日放送の木村と申します。
また万博に関してなんですけれども、解体が進んでいなかったチェコパビリオンについて、解体が始まったという報道があります。やっと全てのパビリオンの解体工事が始まるというところに関して、どういうふうな受け止めを持っておられるのかをお願いします。
知事
まず、大きなスケジュールの中には収まっているという判断です。
ですので、このまま進めていかれるということにはなります。ただ、1年振り返ったら、1年前、万博をした中で、最後のパビリオンに着手したということで、少し寂しい思いもあるなというのが個人的な思いでもあります。チェコパビリオン、僕自身も行きましたし、非常にボヘミアンガラスの素晴らしいパビリオンだったと思いますけれども、思い出は残っていますけれども、そういった意味で少し寂しいなという思いもありますけども、でもこれはそういう手続きですから。それも受けて、しっかり適式に進めていきたいというふうには思います。全体のスケジュールには乗っているというところです。
そういった意味では、最後残ってくるのが大屋根リングの一部。これは実際、そのものが約200m分が残りますので。元々はここも撤去予定でしたけど、残すように頑張ってよかったなというふうに今は思っています。それから静けさの森と、そしてヘルケアの一部がレガシーとして残すということなので、そういったものも残しながら。ただ、万博というのは基本的には撤去するという前提で元々始めているとこですから、そこはきちんと進めていくということになると思います。
だから、あとは跡地にそのレガシー、万博のレガシーを継承したような、さらに大阪のまちづくりに資するような万博の2期開発、跡地開発ができればいいなと思います。
記者
ありがとうございます。
このパビリオンの解体に関してなんですが、その工事が始まる前にスケジュール感を共有されたりとか、そういったことは知事の方にあったりしましたでしょうか。
知事
細かなところは現場レベルの話ですから、現場に任せていますけれども、全体としての工程は大丈夫かという確認はしています。そこは、全体工程は問題ないというふうに報告を受けています。
記者
8月の半ばから11月末にかけてという工事期間についても、あらかじめ事前に耳に入ってはいらっしゃいましたか。
知事
その具体的な工事期間までは入っていないですね。チェコパビリオンが唯一遅れているという話は聞いていました。ここが課題だというのは前から聞いていたので、今回きちんと着手して、全体としての、結局、大阪市に土地を返す必要がありますから。協会としても、万博主催側として。そのスケジュールには問題なく間に合うというところ、そこは僕も意識していましたけれども、そこは大丈夫だというふうに報告を受けています。
記者
分かりました。ありがとうございます。
職員
他にご質問はございますでしょうか。そうしましたら、木下さん、どうぞ。
2025年大阪・関西万博関連について(5)
記者
フリーランスの木下です。
万博関連で1点と、別でもう1点伺います。先ほどの竹中工務店の方の話ですけれども、今のところまだ詳細は分からないと思うんですけれども、当時、万博協会として何かできたことがあったのかとか、それは難しかったのかという点と、それから色々課題が出てきたと思います。その後、EVバスの問題であったりとか、未払い工賃の問題であったりとか。以前に、万博の課題の検証というのも必要ではないかと質問をさせていただいたことがあるんですけれども、成果の検証の部分はだいぶ出ていると思うんですけど、そういった課題の検証というところをまたされていかれるというお考えはありますでしょうか。その2点、お願いします。
知事
まず、協会としてそこを見つけ出すというのは、非常に難しいことなんだろうと思います。今の第一報を聞いている限りでは。というのは、もちろん協会とすれば、竹中工務店が落札してそこと契約をする。そして、その契約は当然、入札で適式な手続きで行われている。そして、ルールに基づいて、きちんとコストチェックも持ってしっかりやっていると。ただ、そこから竹中工務店が下請けに発注する時のその発注金額に約1,000万円ですかね、水増しをして、そして、それがその工事の現場責任者の私的に流用されたのでは、私的に使われていたんじゃないかということですから、竹中工務店に対しての損害は生じている、それが背任だと思います。ただ、そこを、協会にも損害も生じていない中で、それを見つけるというのは非常に難しいだろうと思います。それがいいというわけじゃないんですけど、協会として、これをやったらそれが防げたかということに関して言うと、それはなかなか簡単にはいかないだろうなとは思います。これはやはり、竹中の中での下請けに発注する時のプロセスであったり、また、それは見た目にはそこも分かりにくいでしょうから。だからこそ、こうやって犯罪になっているわけで。協会としてはなかなか、この策をとるべきだったというのは難しいとは思いますね。
工事というのは、やっぱりその下請け、二次下請け、三次下請けと進んでいきますから、そこはどうしても民間同士の契約になってしまいますし、そこの一個一個に全部、協会が何か把握できるというのは、現実難しいだろうと思います。きちんとした、協会が発注する契約者との関係はやる必要があると思いますけれども、そこはなかなか、協会としてこの策をとったらこれが防げたというのは、なかなか難しいんじゃないかなとは思います。だからといって、いいわけでは当然ないわけですけれども、そういうふうに思います。
そして、課題等ですけれども、一つ一つの課題は当然向き合って対応していく必要がある。そして、先ほどおっしゃった未払いの話についても、これまでも申し上げてきているような対応をしてきているというところでもあります。そして、その成果も含めてですけれども、万博を振り返っての検証ということについては一定協会でもまとめていますので、それぞれ対応しているというところだというふうに思います。
なにわ筋線について
記者
あともう1点ですけれども、昨日のなにわ筋線の方ですけれども、状況というか、昨日の報道で把握しておるんですが、この物価上昇が続けば、まだ増える可能性があるというこの部分ですけれども、これ昨日のところで、物価上昇はどこまで、いつからいつまでの物価上昇を勘案していて、どこからの物価上昇がこれから盛り込んでいかないといけないという、その境目といいますか、どこまでを調べられたのかという点をお願いします。
知事
まず、物価上昇については現時点、ここまでの物価上昇、ここについて把握しているということだったと思います。すみません。部局に聞いてもらった方が正確かもしれませんけれども。今までの物価上昇の時点を把握しているというところです。
工事自体が、完成が遅れるという予定にはしていないので。2031年ですから、あと数年、もう既に工事は当然入っている中で、あと数年で完成というところですから、一定のこの数年の幅というのは、これはありうるだろうとは思いますが、ただ、今回この増えた、増えたというか、算定で変わったところは約10年前との比較ですから。10年前と今はもう全く違うので、そういった意味では十分想定しうるものだろうとは思っています。
部局の方で、何か追加があればお願いします。
職員
2025年度末までの物価を見込んでおります。
記者
ということは、2025年度末までということは、この間、中東情勢もあり、その後の物価上昇がかなりあったと思うんですけれども、そこはこれから見込むということでいいんでしょうか。
職員
今後のことについてはまだ見込んでおりませんので、今後の動静を見て考えていくというような状況になります。
記者
ありがとうございます。
職員
他にご質問はございますでしょうか。ございませんでしょうか。
それでは、ないようですので、これで記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。