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職員ロングインタビュー【転職経験者・行政職】
府民文化部 文化・スポーツ室 文化課
養父 瞳 Yabu Hitomi
【配属歴】
R04.4 商工労働部 商工労働総務課
R06.4 府民文化部 文化・スポーツ室 文化課
前職について、差支えのない範囲で簡単に、業界や業種、仕事の内容を教えてください。
複数の旅行会社で営業、企画、手配等を幅広く経験した後、ITコンサルティング会社での営業事務を経て、大阪府庁は4つ目の職場になります。
大阪府への転職を志したきっかけや動機を教えてください。
コロナ禍で公共サービスの必要性や重要性に気付かされたことがきっかけです。通常期は“在ること”が当たり前であまり気にもしていませんでしたが、世の中がストップしたように思える未曾有の状況下で、行政だけができる支援があることに感銘を受け、転職を考えました。また、地元大阪で働けることも大きなポイントでした。
現在の仕事内容を教えてください。
文化振興事業に活用するための寄附金を募ったり、その寄附金を活用し次世代育成を目的とした補助金を交付したり、文化芸術の専門家による部会の事務局業務を担当しています。面白いところでは、寄附金集めのために自動販売機設置のPR活動も積極的に行っています。
現在の仕事のやりがいや魅力を教えてください。
先日、補助金の採択事業である子どもたちの舞台を視察に行った際、小さな身体いっぱいで表現している姿に心から感動しました。文化芸術というと道楽と思われがちですが、このように、次世代を担う若者の感性や創造性の育成に寄与する事業ができていることはやりがいです。
職場の雰囲気を教えてください。
現在の所属は、グループ長を筆頭に明るい職員が多く、困難な課題に対しても楽しく前向きに日々仕事をしています。前所属は男性が多い様に感じていましたが、今の所属は女性も若手も多いです。職場異動は仕事内容も雰囲気もがらっと異なり、まるで転職したような感覚でした。
前職の経験やスキルが生きた経験や場面について教えてください。
旅行会社時代に培ったコミュニケーション力は、事業者との関係構築や府民と接するイベントの際には役立っています。また、複数の航空会社の座席を同時に手配していた経験から、マルチタスク力や業務推進力は現職に生かされていると感じます。
大阪府に入庁前のイメージと違っていたことはありますか。
社会人採用が想像していた以上に多いのには驚きました。現在の所属グループも、8名中5名は民間企業経験者です。入庁前は公務員には閉鎖的なイメージを持っており雰囲気に馴染めるか不安もありましたが、経験豊富かつ様々なバックグラウンドをもつ職員と仕事ができることは刺激になっています。
仕事とプライベートはどのように両立されていますか。
業務が重なる忙しい時期もありますが、プライベートではよく食べ、よく寝て、脳と身体を休めるようにしています。 また、気の置けない友人と会って話すことはリフレッシュになっています。
今後のビジョンを教えてください。
自分の経歴や特性を考えると、事業系の仕事が合うと感じています。ただ、大阪府庁には様々な業務がありますので、固定して希望分野は作らず、どのような仕事でも主体的に取り組みたいです。
大阪府への就職を考えている方へメッセージ
行政機関でも民間企業でも仕事をするという点では変わりありませんが、大阪府の仕事は、府民の日々の生活を支える縁の下の力持ち的存在だと考えます。仕事も多岐にわたり様々な経験を積むことができますので、興味をもっていただけたら嬉しいです。
※掲載されている職務内容、所属及び所属名称は掲載当時のものです。