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職員ロングインタビュー【警察行政/出先機関】
警察署 会計課
【配属歴】
R04.4 A警察署 会計課
R06.4 B警察署 会計課
現在の仕事内容とやりがいを教えてください。
警察活動に必要な公金の支出に伴う会計事務を担当しています。具体的には、捜査で通訳人を要請した際の謝礼金の支払い、警察署や交番、管内の信号の電気代の支払い、警察署内で使う消耗品の購入などです。他にも、落とし物に関する業務や、窓口に来られた方の応対などもしています。会計事務は常に正確性を求められる緊張感のある業務ですが、その分、自分の仕事が警察活動に繋がっていると強く感じられることがこの業務のやりがいです。警察署管内で取り扱う様々な事件捜査等にお金の支払いという観点から関わることができる魅力のある業務です。
大阪府を志したきっかけや動機を教えてください。
学生の時に警察署の会計課で賃金職員(アルバイト)として勤務した経験があり、警察署は本当に困っている人が助けを求めに来る場所だと実感しました。その中でも、落とし物を適正に扱い、持ち主に返すことや、たとえ届いていない場合でも、現状や今後の流れをきちんと説明することにより落とし主の不安を和らげることができることを知り、困っている人の力になれるこの仕事に魅力を感じ志望しました。
大阪府に入庁前のイメージと違っていたことはありますか。
入庁前は、警察署の会計課というと「落とし物の仕事や窓口の対応」というイメージが強かったですが、実際には、署員の給与に関する事務、警察官の制服の調達に関する事務、パトカーやバイクの修繕に関する事務など、幅広い業務が存在することに驚きました。新しい担当を持つ度に勉強は必要ですが、様々な業務の経験を積めるという点が面白いところだと感じています。
職場の雰囲気はいかがですか。
困ったことがあった際は、みんなで知恵を出し合ってお互い助け合う、風通しの良い職場だと思います。課内には採用2年目、3年目の若手職員から経験豊富な職員まで幅広く在籍しているため、先輩職員から学ぶことも、後輩職員に業務を教えていくことも、両方経験できる職場です。また、仕事の話以外にも、趣味などプライベートの話もできる関係性を築くことができ、楽しんで仕事に臨めています。
仕事とプライベートはどのように両立されていますか。
現在の業務は自分のペースで仕事ができるので、常に先を見据えて業務を進めることを意識しています。また、月々の締切日も決まっているので仕事・プライベートともに予定を立てやすいです。私は野球観戦が好きなので、よく年次休暇(1時間単位で取得可)を取得して仕事終わりに球場に行っています。土・日・祝日は基本的にお休みなので旅行の計画も立てやすく、休日を満喫しています。
入庁してからこれまで、最も印象に残っている仕事について教えてください。
警察署の建替に伴う予算要求の業務が最も印象に残っています。新しい警察署で使う机や椅子などをはじめとする物品の個数を想定し、購入に必要な費用を算出するという緻密な業務でしたが、予算に関わる大切な業務に携われた貴重な経験でした。新しい警察署の完成にワクワクしています。
今後のビジョンを教えてください。
警察行政職は、おおむね2年から5年の間隔で部署異動があるので、様々な部署を経験し、勉強して、自分自身をレベルアップさせていきたいです。また、大阪・関西万博のような大阪ならではのイベントにも携わってみたいです。
大阪府への就職を考えている方へメッセージ
私が就職先を決める時、1.常に職場が大阪府内であること、2.定年まで働き続けられるサポートがあることの2点を重視して選びました。大切にしたい条件は人それぞれですが、警察行政職は他では経験できない仕事ができる職種だと思います。入庁してから必要な知識は習得できるので、警察行政職に興味を持っていただけた方は是非挑戦してみてください!
ある1日の流れ
- 午前:落とし物に関する業務、請求書など書類の確認
- 午後:支払いに関する業務(書類作成、部内の担当部署への確認、部外の事業者との調整)
掲載されている職務内容、所属及び所属名称は掲載当時のものです。