令和3年度 第2回評価審議会 議事概要

更新日:2022年3月15日

大阪府小規模事業者等支援施策評価審議会 議事概要

 

1 令和3年11月18日(木曜日)午前10時00分から午後12時00分

2 マイドームおおさか 4階 研修室

3 議事

(1)令和3年度 事業計画(変更)の報告について【報告事項】

・特に意見なし。

(2)令和3年度 地域活性化事業中止に伴う変更申請について【審議事項】

・異議なし。

(3)令和4年度 地域活性化事業の採択方針について【審議事項】

(評価委員)

・府施策連携事業でIT系の事業が廃止となった理由はあるのか。

(事務局)

・担当課が事業を見直したため。デジタル化推進については他にもメニューがある。

(評価委員)

・採択方針を具体化せず範囲を広げて評価するのは、地域性もあるので良いことだ。

・融資返済に関する課題が多くなってきている。事業者は、コミュニケーションツールを使いこなし、経営デザインを説明出来るようにならないと、お金を借りるのが難しくなってくる。頭で思っていることを説明できなければ融資はおりない。銀行も「これからどうするのか?」というところを問うてくる。

(事務局)

・事業計画策定支援をテーマとした地域活性化事業者や、個者支援で支援を行っている。

(評価委員)

・コロナの影響で赤字になっている小規模事業者が多い。融資を受けるために、黒字化できるビジョンをしっかり伝えられるかが重要。対外的な説明力を高める企画、たとえば経営力アップ講座のような、何日かの連続講座を行えばよいのでは。金融機関との交渉の場以外でも役立ち、自社を見直す良い機会にもなる。

(事務局)

・新規事業として、約6〜8カ月の期間、伴走支援で事業者をトレーニングする事業を検討中。経営指導員や金融機関以外の専門家との連携も考えている。

(評価委員)

・融資や補助金申請ではローカルベンチマークやSWOT分析を取り込んだ事業計画書が必要。事業再構築補助金の申請サポートをしたことがあるが、事業計画を作成したことがない会社で、金融機関や経営指導員の助言をもらいながら、15枚作成するのに2カ月かかった。継続的なサポートと、多様な角度からの専門家の助言がもらえる体制は需要があると思う。

(評価委員)

・地域活性化事業は、小規模事業経営支援事業の当初からあったものではなく、途中から開始したものであり、支援対象者が「広がった」という見方と、「ぼやけた」という見方の両方がある。支援の結果として、地域活性化事業で支援した事業者の変化について、地域ごとにどういうアウトプットが出たのか分析する、セミマクロ的な評価があってもいいのでは。

その他異議なし。


(4)令和3年度意見交換(アンケート)の結果及び令和3年度経営相談支援事業の利用者満足度アンケートの改訂について【報告事項】

(評価委員)

・カルテのクラウド化でどのような管理をするのか。

(事務局)

・相談内容の入力が簡単になり、入力作業の省力化が図れるほか、バックデータを突合することができるようになる。

(評価委員)

・カルテのクラウド化によるビッグデータ化の流れは、皆にとってプラスになる。

・アンケートの評価が高止まりしていることに対しては、満足度の低い層を浮き彫りにしてPDCAを回していくために調査票を見直す形か。本当に全員満足していれば、アンケートの見直しは時々で良いが、また高止まりしたときに、本当に全員満足していると見てよいのか、実態と合っているのか疑問になる。高止まりの原因を特定しないと同じ結果にならないか。

・尺度は、1つの質問で測れるものではなく、複数回行って固まってくる。まず基礎的な調査を行い、特定のグループを絞り、聞き取りなどを行って審議会にあげるといった、こういうプレアンケートを行うのも、調査デザインを固めるためにやってもいいかもしれない。中期的に変えていくのはいい流れである。

・初めて支援を利用した事業者に、その事業者がもっているネットワークとか、なぜこれまで利用しなかったのかとか、色々と聞いてみたい。どういう思いの事業者が利用し、どういう事業者が利用しないのか、こういうターゲットを絞ってアプローチ出来ないか。

・質問数を少なくし、追加で聞きたい事業者にインタビューを行うのも良いかもしれない。

(事務局)

いただたいたご意見も踏まえ、団体にも意見を求め、次回の審議会にてご審議いただく予定。

(5)今後のスケジュール

事務局より報告

閉会

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室経営支援課 経営支援グループ

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