令和3年度 第1回評価審議会 議事概要

更新日:2021年10月14日

大阪府小規模事業者等支援施策評価審議会 議事概要

 

1 令和3年7月19日(月曜日)午後3時00分から午後5時00分

2 マイドームおおさか 4階 研修室

3 議事

(1)令和2年度 事業実績の評価について

(評価委員)

利用者満足度アンケート調査の結果について、満足を選ぶ方が多く、差がほとんど見られないという課題がある。新たな評価指標を設けることで、事業者毎にバリエーションが出るようなアンケートにできないか。カルテ以外の商工会議所が持つ情報を入れられないか。調査のデザインをどうしていくか。

(評価委員)

アンケートの内容を変更する場合、継続性を持たせるにはどのようにすればよいか。

(評価委員)

現行のアンケートを大きく変えるのも1つ。継続性をもって確認すべき項目は、別途実施する形でよいのではないか。

(評価委員)

継続性の観点でいえば、例えば過去支援を受けた事業者と今回支援を受けた事業者の中で同じ事業者を抽出し、追跡調査をするなどがよいと思う。また回答内容に、売上の上昇率などの客観的な情報を組み合わせることも検討できないか。

(評価委員)

昨年度は特に即効性のある効果を求めている事業者が多かったと思うが、現行のアンケートでは支援の効果について把握しにくい。相談を受けた事業者が、受けていない事業者と比べて、業績が向上しているのか気になる。効果が見えるようになれば、相談に来られていない事業者の方が、企業改革に取り組むきっかけになるのではないか。

(評価委員)

相談に来られる事業者は、ある程度意識が高い。

(評価委員)

アンケートで緊急性・重要性が高いと回答した事業者、そうでないと回答した事業者で分けて分析し、課題解決につながった割合を見るのはどうか。

(評価委員)

地域活性化事業について、コロナ禍で初めてオンライン対応に取り組んだが、上手くいかなかったとのコメントが散見される。そのため、オンライン化で上手くいった事例の情報共有を行うことで、事業の改善につながるのではないか。

(事務局)

オンライン実施の成否については、支援を受ける事業者のデジタルスキルも影響しているのではと考えている。オンライン実施の好取組や、実施に際しての課題は、商工会連合会と調整し、経営指導員研修等で伝えていきたい。また、支援実績数については、現在アンケートの回収ができた事業者をベースにしているため、セミナー等をオンライン実施した場合は、アンケートの回収が難しいという意見が商工会・商工会議所からある。

(評価委員)

オンラインで事業を行う場合に、使うツールとアンケートフォームは商工会・商工会議所でそれぞれ違うのか。

(事務局)

商工会・商工会議所毎に異なる。民間の会議システムや動画配信サービス等を活用しているケースが多い。アンケートは、参加者へ事前にFAXを送る方法や、グーグルフォームで回答してもらう方法等がある。

(評価委員)

オンラインセミナー後、アンケートに答えた場合のみ資料をダウンロードできるようにして、回答率を上げるような方法もある。

(事務局)

引き続き、事務局からもオンラインの効果的な方法を提案・お知らせしていきたいと考えている。

(2)令和3年度 事業計画(変更)の報告について

事務局より報告。

(3)令和3年度 地域活性化事業中止に伴う変更申請について

(評価委員)

 変更はどの程度ありそうか。

(事務局)

コロナの状況により変動するので具体的な数字をお示しすることは難しいが、例年秋ごろに多くある商工フェアや展示会は、夏ごろに実施可否を考える必要があり、コロナの状況によっては中止判断をする可能性がある。

(評価委員)

審議会の開催について、緊急を要する場合はオンライン開催にすればいいのではないか。

(事務局) 

傍聴者の参加方法が課題。引き続き検討したい。

(4)小規模事業経営支援事業費補助金交付要綱の改正(案)について

事務局より報告。

(5)今後のスケジュール

事務局より報告。

閉会

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室経営支援課 経営支援グループ

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