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更新日:2024年5月30日

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第3回「おおさか男女共同参画プラン」評価・計画部会 概要

大阪府男女共同参画審議会 第3回「おおさか男女共同参画プラン」評価・計画部会 概要

  • 開催日時:平成27年3月27日(金曜日) 午前10時から正午
  • 場所:大阪府立男女共同参画・青少年センター 4階 中会議室2
  • 出席委員:
    部会長 伊藤 公雄 (京都大学大学院文学研究科教授)
    上田 理恵子 (株式会社マザーネット代表/甲南女子大学人間科学部特任准教授)
    海東 千裕 (株式会社高島屋人事部人事担当次長)
    川口 章 (同志社大学政策学部教授)
    西田 裕美 (読売新聞大阪本社編集局編成部次長)
    山中 京子 (大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授)
  • 会議概要:
    1. 開会
    2. 議事(注:文中〇印は委員、●印は事務局によるもの。)
      • (1)男女共同参画関連施策の評価・検証について
        • 事務局より資料に沿って説明
        • 府の女性管理職比率が下がっている、との記述があるが、数字だけではなく、その理由についても言及する方が良い。
        • この数字には警察、教育委員会、現業等も含まれており、行政職だけの数字ではない。人事局に確認してみたところ、はっきりした理由があって低下しているということではないようであった。府では係長級試験が設けられており、こちらの試験に合格しないと管理職になれない。ここがハードルになってしまう、ということはあるかもしれない。係長級試験については、実際女性の合格者は増加している。
        • 女性比率を上げるために民間企業等で実施されているポジティブアクションのような取組みは、府では実施しているのか。
        • 現時点では実施していない。ただ、係長級試験については、実際女性の合格者は増加しており、母数は増えてきている。就業継続は公務員は民間よりは恵まれている部分が多いので、続けられる方は多いが、後はモチベーションの問題。当然ながら、管理職にならないといけないということもないので、そういう意欲を持った人がどれだけいるかが課題である。
        • やはり家庭の問題等が女性に負担になってくるという部分が大きいのか。
        • 問題の背景としては、そのように考えている。こういった課題については、新プランに反映したい。
      • (2)新たな大阪府男女共同参画計画の基本的な考え方について
        • 事務局より資料に沿って説明
        • 内閣府の第4次計画を見ると、女性の活躍については、「男性中心型労働慣行の変革と女性の活躍」の部分にしか書かれていない。
          府においては、男女課が担当するのか、商工労働部の担当課で受け持つのか、どちらになるのか。
        • 就業支援よりも男女共同の方が概念が広い。就業支援だけなら商工労働部の担当になるが、我々のプランはより広い考え方のものであるので、こういった府の中心となる事務局は、当然男女課が担う。また、国の計画では女性の活躍促進はあまり入っていないが、府の新プランにおいては、商工労働部と連携しながら取り込む。
        • 育休や時短勤務といった制度の利用が増加し、介護の負担が増えて、働き方に対する意識は変わってきている中、実際職場が回らなくなっているという問題が発生している。ワーキングマザーに優しい労働環境を整備しようとすると、周囲の方達が長時間労働になってしまう。このような問題に対する取組みはどのパートに入るのか。
        • 「女性の就業継続に向けた環境整備」という部分で、育休等を取得された所属に対して、新たな人員を配置できるような余力があれば別だが、残っている人間で分けて対応していく場合、どうしても過剰負担になる。このような環境を許容する同僚が少ない場合、結局制度はあるが、活用されないケースがある。啓発だけではなかなか解決できない。どのように業務を見直して効率的にしていくか、そういった事例を情報提供していくよう、企業の事例集の作成については、来年度から事業化する予定。
      • (3)その他
        • 事務局より今後のスケジュールについて説明

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