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令和7年度「心の輪を広げる体験作文」及び「障がい者週間のポスター」入賞作品
はじめに
障がい者に対する府民の理解の促進を図るため、府民を対象に「心の輪を広げる体験作文」及び「障がい者週間のポスター」の募集を行ったところ、多数のご応募(作文41点、ポスター8点)がありました。
厳正な選考の結果、大阪府の入賞作品を決定しましたのでお知らせします。
心の輪を広げる体験作文
中学生部門
優秀賞
武田 佳代子(関西創価中学校2年)
心をつなぐ二輪の花(ワード:16KB)
心をつなぐ二輪の花(PDF:464KB)
高校生部門
最優秀賞
妹尾 和美(関西創価高等学校2年)
色(ワード:16KB)
色(PDF:387KB)
優秀賞
坂口 佳恵(関西創価高等学校2年)
五人で行く旅行は、まだないけれど…(ワード:17KB)
五人で行く旅行は、まだないけれど…(PDF:509KB)
杉本 愛恵(天王寺学館高等学校2年)
障がい者と健常者が過ごしやすい社会の答えとは(ワード:16KB)
障がい者と健常者が過ごしやすい社会の答えとは(PDF:427KB)
一般部門
最優秀賞
糀谷 終一
人は誰かの支えになれる(ワード:15KB)
人は誰かの支えになれる(PDF:407KB)
障がい者週間のポスター
小学生部門
最優秀賞
大賀 珀空(松原市立天美北小学校5年)

誰かを喜ばせたらさき始める花(JPG:46KB)
優秀賞
道下 咲(茨木市立穂積小学校4年)
日笠 栄都(松原市立天美北小学校5年)
作品集
大阪府、大阪市、堺市にて入選された作品を取りまとめた作品集もご覧ください。

作品集(PDF:13,052KB) 作品集(テキスト:77KB)
※上記作品集(テキスト)については、お使いのブラウザによって文字化けを起こす可能性があります。
その場合は一度テキストドキュメント等で保存するなどしてご確認ください。
ごあいさつ
今年度も、「心の輪を広げる体験作文」と「障がい者週間のポスター」に多数のご応募をいただきありがとうございました。また、入賞された皆さまには心からお祝いを申し上げます。
大阪府では、「第5次大阪府障がい者計画」に基づき施策を推進し、計画に掲げる基本理念である「全ての人間(ひと)が支え合い、包容され、ともに生きる自立支援社会づくり」の実現に向けて取り組んでいます。
このような社会を実現するためには、府民の皆さまに障がいや障がいのある方への理解を深めていただくことが重要です。本事業では、毎年、幅広い世代の方々を対象に、障がいをテーマとした作文やポスターを募集しており、特にこれからの時代を担う若い世代の皆さまに理解・関心を深めていただく良いきっかけになると考えています。
今回入賞されました作文は、色覚障がいがある兄との関わりから、障がいは「壁」でなく、人と人をつなぐ「橋」になり得ることに気づいた経緯を書いた作品など、どれも心に響くものばかりでした。
ポスターについては、聴覚障がい者のための「耳マーク」や「聴覚障がい者標識」などを効果的に配置することにより、花が咲いている様子を表現したもので、これは、本年6月に「手話に関する施策の推進に関する法律」が施行され、また、11月には東京2025デフリンピックが開催されたこの機会に、マークの啓発にもつながる、時宜を得た作品でした。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げた「2025年大阪・関西万博」が、10月13日をもって閉幕しました。現在、この万博を契機とした様々な取組みにより、障がいのある人にも、ない人にも、「居心地の良い大阪」となることをめざしているところです。
そのためには、障がいの有無にかかわらず、相互に尊重し合い共生する社会の実現が不可欠です。この作品集を通じて、障がいのある人とない人との心のふれあい体験を共有し、障がいへの理解を一層深めていただき、理解不足から生じる差別や偏見をなくすことで、すべての人にとって暮らしやすいまちを実現することを共にめざしましょう。
結びに、今回の募集にあたって、ご協力いただいた関係機関ならびに審査員の皆さまに、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
大阪府知事

