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大学との「副首都・大阪」連携プロジェクト成果発表会(大学生による副首都をテーマとした演習・研究活動成果の発表)を開催しました(2018年2月11日開催)
大阪府・大阪市では、2018(平成30)年2月11日に大阪工業大学梅田キャンパスで、大学との「副首都・大阪」連携プロジェクト成果発表会を開催しました。
本プロジェクトは、「副首都・大阪」に向けた取組の一環として実施するもので、大阪市立大学、大阪府立大学、関西大学、摂南大学の4大学の協力のもと、副首都をテーマにした学生による演習・研究活動を通じて、次世代を担う若者が大阪の将来を考える契機とするとともに、「副首都・大阪」の実現に向けた機運醸成を図るものです。
成果発表会では、4大学の学生たちが、自ら設定したテーマに沿って、フィールドワークなども実施して昨年から積み重ねてきた活動成果を発表していただきました。
各大学からの発表(発表順)
大阪府立大学
演習・研究テーマ:副首都・大阪の未来像:民都大阪を考える-民の力の結集-
民の力の結集をテーマに、クラウドファンディングによる資金調達や、シビックプライドセンターの設立などについて発表がありました。
発表資料(大阪府立大学1)
副首都・大阪の未来像:民都大阪を考える-民の力の結集- 発表資料(大阪府立大学1)(PPT:3,905KB)発表資料(大阪府立大学1)(PDF:1,399KB)
学生による発表の様子
発表後の質疑応答などの様子
演習・研究テーマ:副首都・大阪の未来像:副首都大阪がアジアに誇る“粉もん”
副首都・大阪の役割である「アジアの主要都市」をテーマに、大阪ならではの魅力として「粉もん」ブランドの向上について発表がありました。
発表資料(大阪府立大学2)
副首都・大阪の未来像:副首都大阪がアジアに誇る“粉もん” 発表資料(大阪府立大学2)(PPT:1,632KB)発表資料(大阪府立大学2)(PDF:909KB)
学生による発表の様子
発表後の質疑応答などの様子
関西大学
演習・研究テーマ:大阪副首都推進計画:子育てのまち大阪を目指して
副首都への鍵として「人口増加」に焦点を当て、子育て世代に住み続けてもらう、子どもの笑顔あふれるまちづくりについて発表がありました。
発表資料(関西大学)
大阪副首都推進計画:子育てのまち大阪を目指して発表資料(関西大学)(PPT:673KB)発表資料(関西大学)(PDF:1,964KB)
学生による発表の様子
発表後の質疑応答などの様子
摂南大学
演習・研究テーマ:「大阪の地場産業(伝統産業)」「海外と繋がりを持っている企業」から『副首都・大阪』を考える
副首都・大阪の魅力として「地場産業」「ものづくり」に焦点をあて、アジアの中の大阪として中小企業の海外進出等について発表がありました。
発表資料(摂南大学)
「大阪の地場産業(伝統産業)」「海外と繋がりを持っている企業」から『副首都・大阪』を考える発表資料(摂南大学)(PPT:638KB)発表資料(摂南大学)(PDF:1,018KB)
学生による発表の様子
発表後の質疑応答などの様子
大阪市立大学
演習・研究テーマ:インバウンド増加による地域変容の最前線-アジアのゲートウェイシティ副首都・大阪-
副首都をめざす中で進行する外国人観光客の増加をチャンスと捉え、西成区北西部の今後のまちづくりの構想について発表がありました。
発表資料(大阪市立大学)
インバウンド増加による地域変容の最前線-アジアのゲートウェイシティ副首都・大阪-発表資料(大阪市立大学)(PPT:2,070KB)発表資料(大阪市立大学)(PDF:1,649KB)
学生による発表の様子
発表後の質疑応答などの様子
研究・発表を振り返って
成果発表会に参加された学生の感想
全ての発表終了後に、参加された学生から感想を述べていただきました。一部ですが、ご紹介します。
- 今回のプロジェクトに参加し、調査を行ったことは非常に良い機会となった。
- 今回の発表で出た課題を大学で再度検討し、今後よりよい提案をしていきたい。
- これまで地域において調査活動等に取り組んできたが、今回のプロジェクトを通じて、副首都・大阪という鳥瞰的な視点で見直すことができてよかった。
- 各大学の発表を聞き、大阪の魅力について知らないことが多くあることに気づくことができた。
- 市民が大阪のことをもっとよく知ることが大事だと思う。2025年の万博誘致に向けて大阪をPRしていくには、行政だけではなく、市民からも発信していく必要があると思う。
- 大阪には様々な強みがあり、それを活かすことが副首都につながるのではないかと感じた。
- 「副首都・大阪」の可能性は無限大であると思う。