毒キノコによる食中毒にご注意

更新日:令和元年10月4日

毒キノコによる食中毒にご注意 

毒キノコによる食中毒を防ぐには

 秋になると、野山を散策し味覚狩りなどの機会が多くなりますが、キノコ狩り等で食中毒を起こさないように、次のことに十分ご注意下さい。なお、毒キノコは山中だけでなく身近な場所に生えていることもあります。
  きのこの絵きのこの絵

 確実に食用と鑑定されたキノコ以外は絶対に、採って食べないようにしましょう。
 図鑑の写真や絵を見て勝手に鑑定しないようにしましょう。キノコは発生時期、場所などで形態が異なることがあります。

毒キノコの簡単な見分け方はありません。見慣れないキノコは絶対に食べないでください。

 

府内で発生したキノコによる食中毒事例

発生日時原因となったキノコ発生場所概要
令和元年8月29日オオシロカラカサタケ大阪市内の公園採取したキノコを自宅で調理して喫食した1名が、喫食後30分ほどで嘔吐、下痢の症状を呈した。
平成28年9月14日オオシロカラカサタケ大阪府内の公園採取したキノコを親類宅で調理し喫食した2名が、喫食後2時間ほどで嘔吐、下痢等の症状を呈した。
平成24年10月15日タマネギモドキ奈良市内の山中採取したキノコを自宅で調理して喫食した1名が、喫食後30分ほどで嘔吐、嘔気等の症状を呈した。
平成20年10月18日テングダケ大阪府内の山中採取したキノコを自宅で調理して喫食した方々が、喫食後すぐに嘔気、嘔吐、酩酊感等の症状を呈した。
平成20年9月28日オオシロカラカサタケ大阪市内の草地採取したキノコをバーベキューで喫食した方々が、喫食後2時間から2時間半で嘔気、嘔吐、下痢等の症状を呈した。

過去に発生した食中毒の原因となったキノコ

ツキヨタケ、クサウラベニタケ、オオシロカラカサタケ、テングダケ、ドクササコ、ニセクロハツ、カキシメジなど

○ツキヨタケ

 ・発生時期 夏から秋
 ・発生場所 ブナ、イタヤカエデなどに重なり合って発生
 ・傘の特徴 初めは黄褐色で、成熟すると紫褐色〜暗紫褐色、半円形、まれに円形で濃色の小鱗片を有する
 ・中毒症状 食後30分から1時間で嘔吐、下痢などの消化器系の中毒症状
 ・毒性成分 イルジンS、イルジンMなど
 ・間違いやすいキノコ  ムキタケ、ヒラタケ、シイタケなど

〇クサウラベニタケ

 ・発生時期 夏から秋
 ・発生場所 広葉樹の地上に発生
 ・傘の特徴 灰色〜黄土色、茶色。乾燥時は絹のような光沢があり、湿潤時は濡れたような色、ムラ、粘性がある  
 ・中毒症状 嘔吐、下痢などの消化器系の中毒症状、発汗などムスカリン中毒の症状
 ・毒性成分 溶血性タンパク、ムスカリンなど
 ・間違いやすいキノコ  ウラベニホテイシメジ、ホンシメジなど

○オオシロカラカサタケ


  ・発生時期 春から秋
  ・発生場所 公園の芝生や草地などに群生
  ・傘の特徴 白色、海綿状、球形から饅頭型を経て平らに開く
  ・中毒症状 嘔吐、下痢などの消化器系の中毒症状、悪寒、発熱
  ・毒性成分 モリブドフィリシン、ステロイド類
  ・間違いやすいキノコ カラカサタケなど

    オオシロカラカサタケの写真      オオシロカラカサタケ二つ目    左右ともにオオシロカラカサタケ 
    資料提供:大阪市立自然史博物館(外部サイト)  

参考リンク

 ・ 厚生労働省ホームページ

 ・ 食品安全委員会ホームページ

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 監視指導グループ

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