トップページ > くらし・環境 > 衛生 > 食の安全 > 食中毒等 > 腸炎ビブリオによる食中毒を防ごう!

印刷

更新日:2025年12月16日

ページID:18970

ここから本文です。

腸炎ビブリオによる食中毒を防ごう!

腸炎ビブリオとは

  • 海(河口部、沿岸部など)に生息する
  • 塩分を好み、真水に弱い
  • 増殖が速い(37℃前後であれば10分で倍に増える)
  • 低温(4℃以下)ではあまり増殖せず、加熱に弱い

症状と発症までの時間

症状:激しい腹痛、下痢など。一般に重症化することは少なく、数日で治ることが多い。

発症までの時間:10時間から24時間。

原因食品

  • 魚介類の刺身や寿司、魚介類加工品
  • 手指や調理器具を介して二次汚染された食品(漬物、塩辛など)

発生要因

  • 食品の不適切な温度管理(長時間の室温放置など)
  • 原材料の汚染
  • 原材料、調理器具、手指などからの二次汚染
  • 加熱不足

予防方法

  • 魚介類は真水でよく洗う
  • 調理後、できるだけ速やかに食べる(2時間以内)
  • 短時間であっても、魚介類などは冷蔵庫に保管する
  • 加熱調理する場合は、中心まで十分に加熱する(60℃10分間の加熱で死滅)
  • 魚介類を扱った手指や調理器具はよく洗う

食品の規格基準

腸炎ビブリオ食中毒の主な原因食品である生食用鮮魚介類などについては、次のとおり規格基準が設定されています。
食品等事業者の皆さまは、この基準を遵守してください。

関連リンク

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?