ビブリオ・バルニフィカスによる健康被害の予防について

更新日:2017年11月27日

 ビブリオ・バルニフィカスによる健康被害の予防について

 ビブリオ・バルニフィカスは夏季の沿岸の海水中にいる細菌です。平成13年7月には、熊本県内で2名が重症、2名が死亡した事例がありました。この菌は、夏の海で増殖し、魚介類を汚染します。汚染された魚介類を生食することにより、24時間前後で発熱、悪寒、激しい筋肉痛などの症状が現れます。
 健康な人はほとんど発病しませんが、肝臓疾患のある人貧血の治療で鉄剤を内服している人免疫力の低下している人は、発病する危険性が高いので特に注意が必要です。

予防方法

・肝臓疾患のある人や貧血の治療で鉄剤を内服している人、免疫力の低下している人は、夏場に魚介類の生食を避けましょう。
・発病した場合には、死亡率が極めて高いため、早期診断、早期治療が重要です。

参考リンク

 ・ ビブリオ・バルニフィカスに関するQ&A(厚生労働省)
 ・ ビブリオ・バルニフィカスとは?(国立感染研究所)

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 監視指導グループ

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