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更新日:2026年4月1日

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三草山(ゼフィルスの森)

 能勢町と兵庫県川辺郡猪名川町の府県境に位置する三草山は標高564mのなだらかな山容です。山頂から南東側の雑木林では、日本に生息するゼフィルス(小型の蝶)25種のうち10種が確認されており、特にヒロオビミドリシジミの大阪府内唯一の生息場所かつ日本での分布東限として知られています。

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 森の妖精と言われるゼフィルスとは、小型の蝶であるミドリシジミ類の総称で、里山のシンボルです。ゼフィルスはそれぞれの種類ごとに食性が異なり、また、幼虫・成虫によっても食性が異なります。これほど多種多様なゼフィルスが三草山に生息しているということは、三草山は多くの植物が生育する豊かな生物多様性が維持されている里山林で、長年にわたってその環境が守られてきたと言うことができます。


 もともと、三草山は古くから薪炭林として利用されてきており、里山林として人々の生活と深くかかわりがありました。しかしながら戦後、電気やガスが普及したため、燃料として薪炭を使用しなくなり、森林に人の手が入る頻度は減少しました。現在では、この貴重な里山環境を将来に残していくために、大阪みどりのトラスト協会による保全活動が行われており、定期的な里山保全管理が行われています。大阪府でもこの環境を維持するために、山頂南東部周辺の14.48haを大阪府緑地環境保全地域に指定し、保全を図っています。

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