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地域の未来予測
あなたの住んでいる「地域の未来」、知っていますか？
「地域の未来予測」とは、それぞれの地域が、「目指す未来像」の議論の材料となる重要な将来推計のデータを、客観的かつ長期的な視点で整理したものです。
「地域の未来予測」について
「地域の未来予測」の背景と目的
- 2040年頃にかけて、日本の人口構造は大きく変容し、人口減少の加速とともに、生産年齢人口の減少幅が増大し、高齢者人口はピークを迎えるとされています。また、人口増加期に集中的に整備してきたインフラが老朽化し、更新需要が高まることとなります。その結果として、日常生活に支えを必要とする人や適切な管理・更新が求められるインフラが増加する一方、支える人材（現役世代）が減少するギャップにより、多様な分野において課題が顕在化することが見込まれます。
- これらの変化・課題に的確に対応し、持続可能な形で行政サービスを提供していくため、それぞれの市町村において、首⾧・議会・住民や地域社会を支える主体がともに、資源制約の下で何が可能なのか、どのような未来を実現したいのか議論を重ね、ビジョン（目指す未来像）を共有していくことが重要です。
- その際、変化・課題の現れ方は地域によって異なることから、議論の前提として、具体的にどのような資源制約が見込まれるのかについて、各市町村がその行政需要や経営資源に関する⾧期的な変化の見通しを客観的なデータを基にして整理することが重要です。
- 客観的な⾧期見通しとしての「地域の未来予測」を基礎に議論し、その結果を様々な政策や計画に具体的に反映させていくことが期待されます。
「地域の未来予測」に掲載する分野及び指標の例
大阪府の取組み
大阪府では、府内市町村が将来像や進むべき方向性について、住民とともに十分に議論を行いながら検討できるよう、「地域の未来予測」の作成を支援しています。
大阪府内での作成例
府内市町村の作成例は以下のとおりです。
1. 太子町・河南町・千早赤阪村（南河内地域2町1村未来協議会）
2. 島本町（町村の将来のあり方に関する勉強会）
3. 能勢町（町村の将来のあり方に関する勉強会）
4. 門真市（令和6(2024)年度 門真市総合計画審議会）
5. 泉佐野市・泉南市・阪南市・熊取町（泉州南未来像研究会）
1. 太子町・河南町・千早赤阪村（南河内地域2町1村未来協議会）
南河内地域2町1村（太子町・河南町・千早赤阪村）では、共同で「地域の未来予測」を作成しています。
また、南河内地域2町1村未来協議会では、2町1村の現状や課題、「地域の未来予測」等についての住民の理解促進及び住民と行政・議会の間での議論の双方向化の取り組みの一環として、広報紙・LINE配信・ホームページにおいて情報発信・住民アンケートを行っています。
2. 島本町（町村の将来のあり方に関する勉強会）
令和5年度、府と島本町が共同で、地域の行政課題やその対応方策について検討するにあたり、「地域の未来予測」を作成しています。
3. 能勢町（町村の将来のあり方に関する勉強会）
令和5年度、府と能勢町が共同で、地域の行政課題について検討するにあたり、「地域の未来予測」を作成しています。
4. 門真市（令和6(2024)年度 門真市総合計画審議会）
門真市第6次総合計画について、社会経済情勢の変化と社会課題への対応とともに、施策の進捗状況等を踏まえた門真市の実情及び時勢に適合した計画へと見直すにあたり、門真市の現況と未来を予測し、計画を見直していくための議論の材料として、門真市における2050年までの各種推計を、門真市版「地域の未来予測」として整理しました。
門真市版「地域の未来予測」についてはこちら（外部サイトへリンク）
令和6(2024)年度 門真市総合計画審議会についてはこちら（外部サイトへリンク）
5. 泉佐野市・泉南市・阪南市・熊取町（泉州南未来像研究会）
泉南地域3市1町（泉佐野市・泉南市・阪南市・熊取町）では、共同で「地域の未来予測」を作成しています。
