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更新日:2026年7月15日

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ライフサイエンス・イノベーションエコシステム形成に向けた四者連携覚書の締結について

大阪府は、日本生命保険相互会社、CIC Japan合同会社、一般財団法人未来医療推進機構と、ライフサイエンス分野におけるイノベーション創出および未来医療の産業化を推進するため、四者連携覚書を締結しました。
本連携により、未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross」内に開設されたライフサイエンス特化型イノベーションキャンパス「O-Nexus」を拠点として、スタートアップの創出・成長支援、産官学連携、国内外ネットワークの活用を進め、大阪から世界へ向けた未来医療イノベーションの創出をめざします。

四者連携覚書の概要

大阪府は、2026年7月3日、WHX Osaka(World Health Expo Osaka 2026)の会場であるインテックス大阪6号館Bホールカンファレンス会場において、日本生命保険相互会社、CIC Japan合同会社、一般財団法人未来医療推進機構との四者連携覚書を締結しました。本覚書は、ライフサイエンス分野におけるイノベーション・エコシステムの形成を目的とするものです。四者がそれぞれの強みを活かし、研究成果や先端医療技術の社会実装、スタートアップの創出・育成、国内外の企業・研究機関等との連携促進に取り組みます。締結式には、行政、ヘルスケア事業者、大企業、イノベーション推進機関など、各分野を牽引する関係者が出席し、大阪から世界へ向けた新たなパートナーシップの始動を発信しました。

締結式の開催について

WHX Osaka 2026において四者が連携を確認

締結式では、一般財団法人未来医療推進機構 理事長 澤芳樹氏、日本生命保険相互会社 代表取締役社長 朝日智司氏、CIC Japan CEO デニース・メドレンカ氏、大阪府知事 吉村洋文が登壇し、今後の連携に向けた期待や取組の方向性について発言しました。各登壇者からは、未来医療の社会実装、ヘルスケア領域における新たな価値創出、グローバルネットワークの活用、万博レガシーの継承などについて、それぞれの立場から挨拶がありました。

各登壇者のご挨拶

一般財団法人未来医療推進機構 理事長 澤芳樹氏

澤理事長からは、日本生命、CIC、大阪府・大阪市、そして中之島クロスが連携することで、今後、大阪・中之島を起点に大きなイノベーションが生まれることへの期待が述べられました。また、iPS細胞を用いた心臓治療技術など、世界最先端の科学技術を実用化し、世界の人々に届けていくためには、日本において「医療の社会実装に向けたエコシステム」を構築することが不可欠であるとの認識が示されました。中之島クロスに開設された「O-Nexus」については、グローバル基準でスタートアップやベンチャー企業を創出・育成するための強力なインキュベーション拠点になるとの期待が示されました。さらに、蓄積されたデータや知見を研究につなげ、その成果を医療現場や社会へ還元する循環を生み出すことで、中之島から世界を救う医療イノベーションを発信していく考えが述べられました。

澤芳樹氏

日本生命保険相互会社 代表取締役社長 朝日智司氏

朝日社長からは、日本生命の創業の地であり、「懐徳堂」や「日本生命病院」の歴史を有する大阪において、新たな連携が始まることへの思いが述べられました。また、医療と未来の発展には、産学官の強固な連携による社会実装が欠かせないとの考えが示されました。会場内の特設ブースでは、日本生命が掲げる「安心の多面体」構想やヘルスケア分野における取組を紹介し、多様な関係者とのつながりを生み出す機会となったことが紹介されました。プレゼンテーションでは、「誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会」の実現に向け、保険の枠を超えて多様な価値を提供する「安心の多面体」構想が説明されました。さらに、新拠点「O-Nexus」を核として、自治体、医療機関、企業などと協働しながら、ヘルスケア分野における新たな価値創出と、持続的な地域・社会の発展に貢献していく方針が示されました。

朝日智司氏

CIC Japan CEO デニース・メドレンカ氏

デニース・メドレンカCEOからは、本覚書の締結が、関係者の尽力により実現した重要なマイルストーンであるとの認識が示されました。また、新たな拠点である「O-Nexus」は、ライフサイエンス分野のスタートアップを創出・育成する「生きたエコシステム」の触媒となるものであり、大阪・関西の世界展開を加速させる拠点になるとの期待が述べられました。 CICが有するグローバルネットワークを活用し、O-Nexusを「世界へのゲートウェイ」とすることで、中之島クロスから日本がライフサイエンス分野におけるグローバルリーダーとなることをめざす考えが示されました。

デニース氏

大阪府知事 吉村洋文

吉村知事からは、WHX Osakaについて、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を、これからの未来社会へ実装・実証していくための場であるとの考えが述べられました。また、日本生命保険相互会社、CIC Japan、未来医療推進機構とともに、ライフサイエンス分野におけるイノベーション・エコシステム構築に向けた覚書を締結できたことへの期待が示されました。さらに、2024年に開業した未来医療の国際拠点「Nakanoshima Qross」において、大阪・関西万博のレガシーを受け継ぎ、未来医療の産業化を推進することで、日本、そして世界の人々の豊かな暮らしと健康に貢献していく考えが示されました。

吉村氏

四者連携覚書の締結

各登壇者による挨拶およびプレゼンテーションの後、四者連携覚書の調印が行われました。
本覚書の締結により、未来医療の産業化やイノベーション創出の拠点形成に向けた四者の合意がなされ、今後の連携強化に向けたパートナーシップが確認されました。

締結式2 締結式 締結式3

今後の取組

O-Nexusを拠点に国内外のスタートアップ支援と産官学連携を促進

本覚書の締結により、CICが運営に携わるライフサイエンス特化型イノベーションキャンパス「O-Nexus」を拠点として、産官学の連携を促進し、国内外のスタートアップの創出・成長支援とイノベーション創出を推進します。
大阪府は、関係機関と連携しながら、未来医療の研究開発から実用化、社会実装までを切れ目なく支援する環境づくりを進めます。また、ライフサイエンス分野におけるスタートアップ、大企業、研究機関、医療機関、行政等の連携を促進し、大阪・関西における国際的なイノベーション拠点の形成をめざします。

関連施設

O-Nexus

O-Nexusは、2026年5月に大阪・中之島クロス内に開設された、ライフサイエンス領域に特化したイノベーションキャンパスです。日本生命保険相互会社とCICによる共同プロジェクトとして設立され、ヘルスケア領域の社会課題解決をめざし、スタートアップの創出・育成やオープンイノベーションを促進する拠点となることをめざしています。

Nakanoshima Qross

Nakanoshima Qrossは、大阪・中之島に位置する未来医療の国際拠点です。未来医療の産業化、国際貢献、最先端医療の提供を一体的に推進するため、研究開発から実用化、社会実装までをつなぐ環境を提供しています。

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