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建築設備科
建築設備科の概要
生活に必要な「水道」「電気」「ガス」などの建築設備について、「施工」「施工管理」「CAD製図」の3つの分野の知識・技術を学びます。多くの種類の訓練を実施しておりますので、自身にあった進路や資格取得を目指すことができます。「快適な居住空間を造るうえで必要なライフライン」に携わる業界で必要とされる人材育成を目指す科目です。
(建築設備科の紹介動画)
目指せる職種
- 管工事業
- 設備施工管理業
- 空調メンテナンス業
- 配管工
- ガス内管工事業 等
年間訓練チャート

訓練内容
配管基本実習
配管作業の基礎的な実習になります。
こちらは「2級配管技能士」の課題作品を実試験の作業と同じ方法で作り上げる実習です。
配管施工に使用する工具の基礎的な使い方や、配管加工の方法を学びます。

CAD実習
設備用CADを使用して、設備設計図から設備施工図までの作図練習をします。
設備設計図では、配管の太さの決定方法や設備機器の選定方法などを学びます。
設備施工図では、建物内に配管ができるように配管ルートの選定方法や、配管の施工基準などを学びます。

天井配管実習
配管実習の応用編となります。
事務所ビルのトイレを想定した配管図を基に実習スペースで作業を実施します。
また、個の実習の配管図は訓練生自身に作図していただきますので、「自分が考えた配管図を実際に施工にする」ことができる実習です。

屋内家屋配管実習
建築設備科の目玉でもある「屋内家屋」を使用した配管実習です。
実際に床下に潜っての作業や、衛生機器の取付、給水・給湯を使用しての試運転などの訓練を実施しております。
実習場内に木造一軒家があるため、実際の住宅と比べると小さいですが、屋内家屋に必要な給排水衛生工事を一通りできる訓練になっております。

必要経費
概ね40,000円(教科書・工具・作業服等)
取得可能な資格
- 2級管工事施工管理技士補
- 第二種電気工事士
- 消防設備士甲種第一類(受験資格要件あり)
- 消防設備士甲種第四類(受験資格要件あり)
- ガス溶接技能講習
就職率
- 83.3%(令和6年度)
- 88.9%(令和5年度)
- 77.8%(令和4年度)
主な就職先
株式会社ツカサ、浅海電気株式会社、エイテック株式会社
京阪ビルテクノサービス株式会社、藤本産業株式会社 等