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ロボテックオートメーション科
ロボテックオートメーション科の概要
生産ラインの自動化に必要な制御盤配線やプログラミング、ロボット制御などを習得し、自動化・省力化システムに関わる技術を学びます。「自動化」を実現するには「人」が必要であり、様々なものが自動化される中、多くの需要が見込まれる業界です。
(ロボテックオートメーション科の紹介動画)
目指せる職種
- 自動化装置の設計・製造
- 制御盤の設計・製造
- ロボットシステム設計・開発
- PLCソフト設計
年間訓練チャート

訓練内容
有接点シーケンス回路実習
シーケンスとは、ある決められた順序に従って制御を行うという意味です。
有接点シーケンスは、リレーシーケンスともいい、電磁接触器などの制御機器を用いて、電気配線により制御回路を完成させます。
電磁接触器を用いた、三相誘導電動機の制御やインバータを用いた速度制御などの応用実習を行っています。

PLC(Programmable logic controller)
PLCは生産工場などの機械や装置を自動制御するための専用コンピュータです。当科の訓練ではこのPLCを動作させるためのプログラム作成を行っています。PLCはセンサーやスイッチから入力信号を受け、演算を行い、モータやランプに出力信号を送ります。また、タッチパネルとの連携や、各機器とのフィールドネットワークやイーサネットによる通信制御も行っています。

ロボットを使う上での安全上の注意などを学んだあと、ロボットに位置情報を与えるティーチング(教示)や任意の動作を行わせるためのプログラミング、専用ソフトを使用した動作のシミュレーション、PLCとロボットのオープンフィールドネットワークによる通信制御を学びます。

CAD実習
AutoCADを用いて、基本的な操作方法を学びます。
機械製図の基礎や電気回路図の作成等を行います。

必要経費
概ね5,000円(教科書、作業服、工具代)
取得可能な資格
- 産業用ロボットの教示等の業務に係る特別教育
- 産業用ロボットの検査等の業務に係る特別教育
- 低圧電気取扱業務特別教育
- 第二種電気工事士
- QC検定(3級)
就職率
- 66.7%(令和5年度)
- 85.7%(令和4年度)
主な就職先
- 枚方太陽株式会社
- 和宏電機工業株式会社
- 株式会社新興技術研究所
- 田中電機工業株式会社