ここから本文です。
建築設計科
建築設計科の概要
建築における計画・法規・構造・施工の基礎を学び、手描き製図からCAD製図(2D及び3D-CAD)、積算や測量等の技術を習得し、設計から現場監督まで、幅広い建築関係の仕事に対応できる人材を育成します。なお、訓練中に「2級建築施工管理技士補」及び「建築積算士補」の資格を目指します。
(建築設計科の紹介動画)
目指せる職種
- 設計職(新築、リフォーム・リノベーション)
- 施工管理職(総合建設業・専門工事業・不動産業)
- CADオペレーター
- 提案営業職 等
年間訓練チャート

訓練内容
手描き製図実習
線の引き方や種類を学び、製図の基本を理解することから始まり、トレース作図や与えられた条件から自分で設計した建物の図面を作成する技術を学びます。

CAD製図実習
線の描き方や消し方など基本的なコマンドの説明から始まり、手描き製図で学んだ製図の基本を元に、CADでの建築図面作成を学びます。

木造軸組模型作成実習
木造の各部材の名称や柱・梁などの構成を理解することから始めます。
講義で学んだ知識を実感し、実際に模型を造ることでより理解を深めます。

プレゼン実習
各グループに課題が与えられ、意見をまとめて図面や写真などを使ってプレゼン資料を作成します。
プレゼン資料を元に自分の思いや、考えを人に伝えることを目標としています。

コンクリート圧縮試験実習
コンクリートの特性を理解しコンクリートの配合強度を計算してコンクリートを練ります。
練ったコンクリートを円柱の型に入れ供試体を作成します。脱型し1週間、4週間と養生期間を置いたあと、強度を測定します。
実習を通し養生期間が強度に与える影響などコンクリートの特性を実感できます。

測量実習
レベル・トランシット測量などの基本的な測量機器の使い方を学びます。
座学で学んだ知識をもとに、実際に機器を操作して理解を深め、建築の基礎となる測量の技能を習得します。

必要経費
概ね40,000円(教科書・工具・作業服等)
取得可能な資格
- 二級建築士(高卒以上は修了後実務経験なしで受験可能、免許登録に実務経験必要)
- 2級建築施工管理技士補
- 建築積算士補
就職率
- 87.5%(令和6年度)
- 100%(令和5年度)
- 96.0%(令和4年度)
主な就職先
有限会社匠建築設計工房、栗本建設工業株式会社、ドミーアート株式会社、
日本住宅パネル工業協同組合 大阪支店、文化シヤッター株式会社等