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更新日:2025年4月21日

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教職員分限懲戒部会の開催状況について(令和5年7月20日開催)

教職員分限懲戒部会が令和5年7月20日に開催されましたので、その概要をお知らせします。

以下のとおり懲戒事案の審査を行った。

  1. 藤井寺市立中学校教諭らによる倫理規定違反等事案
    対象職員

    藤井寺市立中学校 教頭A(52歳)

    藤井寺市立中学校 教頭B(44歳)

    藤井寺市立中学校 事務職員(33歳)

    藤井寺市立小学校 首席(41歳)

    事案の概要

    当該教頭Aは、PTA役員より100万円の寄付を受けながら、市教委への手続きのほか、相談さえも

    しておらず、受領後の管理も、支出の証憑資料を残さず、帳簿も備えていなかった。

    また、5年間にわたり、出張旅費の虚偽申請を81回行っており、旅費12,389円を不正に受給した。

    加えて、所属教員による不適切な出張申請が繰り返され、さらに、事務職員が事実確認もせず、

    勝手な判断で旅費請求を行い、過大な旅費が支給されていた等の状況がありながら、そうした状況

    把握を怠り、必要な指導監督、校長への相談を怠っていた。

     

    当該教頭Bは、利害関係者との間で複数回にわたり会食やゴルフ等を行ったほか、教科書採択期間

    中に、自身が調査員の立場にあるにも関わらず、自ら積極的に教科書発行会社に連絡して接触し

    非公式に情報を得たこと、また、旅費を不正に受給する行為を行った。

     

    当該事務職員は、旅費事務に関し、自分だけが、各教員に代わって、請求内容をシステムに入力し

    大阪府に請求する役割にあることを知りながら、各教員の実際の出張内容を確認することなく、

    勝手に決め込んだ出張内容を請求して、旅費の支給なさしめていた行為のほか、各教員の了解を得

    ることなく事務室にある三文判で書類を作成したり、金銭の出納記録や証憑書類等の管理を適切に

    行わず、公金の受取先や使途を不明になさしめた。

     

    当該首席は、教科書採択期間中に調査員の立場にあるにも関わらず、利害関係者から供応接待を

    受けた。

    部会の意見

    当該教頭A 「減給6月」が妥当
    当該教頭B 「減給6月」が妥当

    当該事務職員 「減給1月」が妥当

    当該首席 「戒告」が妥当

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