大阪府におけるスマート農業の推進

更新日:2022年7月20日

大阪府におけるスマート農業の推進

 近年、農業分野では、ロボット技術やICTを活用して、超省力化、精密化や高品質生産の実現を推進する「スマート農業」が全国的に注目されており、全国平均に比して一戸当たりの経営規模が小さい大阪農業でも、その実情に応じたスマート農業の推進が重要となっています。
 また、新型コロナウイルス感染症により社会情勢が変革する中、スマートロッカーマルシェやオンライン型オーナー農園等、農のある豊かな府民生活の提供につながる非接触型の革新的なスマート技術にも期待が寄せられています。
こうした状況を踏まえ、大阪府では、「大阪府スマート農業推進指針」を策定し、大阪らしいスマート農業を推進してまいります。

経営強化チャレンジプロジェクト事業(スマート農業DIY事業)について

 大阪府では、JAグループ大阪と連携し、DIYによる低コストでスマート農業機器の導入を支援する大阪府スマート農業機器自作支援事業を実施しています。
 詳細はこちら

大阪府スマート農業交流会の開催について

 きゅうりなどの施設園芸におけるスマート農業の先進的な取組みを紹介し、高品質化、高収量、省力化による、儲かる農業の実現を目指すとともに、生産者が省力化や高品質化に向けたスマート農業技術・機器に直接触れることができるよう、以下のとおり交流会を開催します。
つきましては、スマート農業技術やサービスをご紹介いただく企業を募集しますので、以下の案内をご覧いただき、ぜひお申込みください。
 
1 日時
  令和4年8月19日(金曜日) 13時00分から17時00分まで

2 場所
  地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 (羽曳野市尺度442)
  南棟3階大会議室、会議室3,4

3 内容
 第1部(指導者向け)13時05分から14時05分まで
 〇講演
   「IoTで繋がる施設園芸」
   講師 高知県農業振興部 岡林俊宏 IoP推進監
 
 第2部(農業者対象)14時15分から17時00分まで
 (1)府内におけるデータ駆動型農業(水なす・いちご)の現状
   発表者 (地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 食と農の研究部 研究員
         大阪府北部農と緑の総合事務所農の普及課 普及指導員
 (2)講演「楽しく・楽に・儲ける農業」高知県での先進事例
   講師 高知県春野胡瓜部会副会長 越智史雄氏
       高知県高知農業改良普及所 普及指導員
 (3)意見交換・質疑
 (4)スマート農業機器等展示・交流会
   センシング、自動開閉、自動かん水、アシスト、データ管理等
 (5)パネルブース(展示のみ)
  コンソーシアム、研究機関及び企業等

4 主催 大阪府、(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所

5 定員 60名

6 参加申込方法
  スマート農業交流会チラシ [PDFファイル/313KB]裏面に記載のQRコードからアクセスいただくか、以下のリンクからお申し込みください。
  参加申込みフォーム https://www.shinsei.pref.osaka.lg.jp/ers/input?tetudukiId=2022060118
  電話や電子メールでの受付は行いません。※参加費無料
  申込期限:令和4年8月17日(水曜日)
  ※申込み多数の場合は抽選にて決定いたします。

7 その他
  当日は室内換気等、新型コロナウイルス感染症の対策を講じた上で開催します。
  参加者の皆様におかれましてはマスク着用や手指のアルコール消毒にご協力をお願いします。当日、咳・発熱等の症状のある場合は参加を見合わせていただきますようお願いします。
  なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が見られた場合、開催を中止することがあります。
  参加にあたって配慮が必要な場合は、申込の際にお申し出ください。

 

「大阪府スマート農業推進指針」について

 本府におけるスマート農業の対象範囲や将来像を明確にし、関係者が一体となってスマート農業に取り組むための指針として令和2年12月に策定しました。

  概要版   [PDFファイル/487KB]  [その他のファイル/506KB]

  本文    [PDFファイル/498KB]   [Wordファイル/1.47MB]

「大阪府スマート農業推進指針(案)」に対する府民意見等の募集について ※募集は終了しました。

 指針策定にあたり、府民の皆様のご意見を募集した結果を公表しています。

 ご意見の募集結果はこちらをご覧ください。

 ご意見の募集時のページはこちらをご覧ください。

スマート農業に関する総合相談窓口を設置しました

 スマート農業技術の導入に関心がある農業者や、スマート農業に役立つ機器等を開発・販売している民間企業からの様々な相談に対応します。
 相談を希望される方は、以下の窓口まで電話又は大阪府インターネット申請・申込みシステムにて御連絡ください。

大阪府スマート農業総合相談窓口

  大阪府環境農林水産部農政室推進課地産地消推進グループ(さきしまコスモタワー22階)
  電話:06−6210−9595
  大阪府インターネット申請・申込みシステムはこちら(外部サイト)

相談内容の例

  • ○○の作業を自動化したいが、そのような機器はないか?
  • 農薬散布用ドローンを使いたいが、どのような規制があるのか?
  • スマート農業機器を購入したいが高すぎる。低コストで導入する方法はないか?
  • スマート農業機器を開発中だが、大阪の農業者に試作品を使ってもらいたい

(地独)環境農林水産総合研究所が開発した技術の現地導入について

 (地独)府立環境農林水産総合研究所が施設園芸作物の高品質化・高収量化に向けた技術開発に取り組んでおり、府では、これら開発された技術の「実証」「導入」「普及」に段階的に取り組んでいます。          
 

ぶどう:(柏原市、羽曳野市、太子町)
ハウス内の気温に連動して天窓・側窓を自動開閉する装置の導入が進んでいます。
これにより着色の向上と糖度の上昇が図れます。現在12戸・2haに普及しています。
【成果】
・収益性約15%向上
・全作業時間の5%削減

ぶどうハウス

大阪なす:(富田林市)
品質を下げる傷害果を減らすため、ハウス側窓の自動開閉装置を活用した被害軽減技術を実証・確立しました。
太陽光発電による自動開閉装置も開発し、普及を進めています。
マニュアルはこちら→なすの焼け果軽減対策 [PDFファイル/1.67MB]
【成果】
・傷害果の発生15ポイント低下
大阪なす

水なす:(岸和田市、泉佐野市)
冬期の収量増大・品質向上のため、ハウス内の環境をコントロールする技術の実証を行っています。
【成果】
・可販果収量約25%向上(環境水研内ハウスでの実績)

水なす1水なす2

スマート農業実証プロジェクト(国直接採択事業)について

 国では、スマート農業の社会実装を加速するため、先端技術を実際の生産現場に導入して技術実証を行うとともに、技術の導入による経営への効果を明らかにするため、標記事業を実施しています。
 大阪府においても、令和2年度本事業を積極的に活用し、3地区での実証を展開しました。

農のある豊かな府民生活の提供に向けて

 府では、農業生産技術や土地改良施設に関する分野にとどまらず、農業・農空間と府民生活の質の向上につながる最先端の
民間技術なども積極的に府民生活に導入していくこととし、マッチングやPRに努めます。
<事例紹介>
・YACYBER・・・キャッシュレス無人直売所での大阪産PR販売イベント
・柏原市・・・オンラインぶどう狩り(柏原市ホームページ)

大阪府スマート農業試験導入プロジェクトについて

 「スマート農業」に資する先端技術を有する民間企業の協賛のもと、府内農業経営者で希望する者に最先端技術を試験的に導入し、大阪農業における「スマート農業」の展開の可能性を検証するとともに、経営強化の手法として「スマート農業」への関心を高めることを目的として実施しています。詳しくはこちらを御覧ください。

参考(スマート農業関係)

 ・スマート農業(農水省ホームページ)
  全国におけるスマート農業技術カタログ、スマート農業導入事例、農業新技術の製品・サービス集などがご覧になれます。
 ・スマート農業実証プロジェクト(農研機構ホームページ)
  全国におけるスマート農業実証プロジェクトの取組が紹介されています。

このページの作成所属
環境農林水産部 農政室推進課 地産地消推進グループ

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