高齢者の交通事故防止

更新日:2024年1月25日

高齢者の交通事故発生状況について(※高齢者…65歳以上の人をいう。)

 大阪府内における過去10年間の交通事故死者数1,480人のうち、高齢者は688人と全体の約47%を占めています。

 また、過去5年間で見ますと、高齢者の死者数328人のうち、歩行中の交通事故で亡くなった方が159人と約半数、自転車乗用中の交通事故で亡くなった方が96人と約3割を占めています。

 しかしながら、高齢者が歩行中及び自転車乗用中の交通事故を見ますと、高齢者側の交通違反により生じた交通事故が少なくありません。高齢者の皆さん自身も、交通ルールを守り、安全確認を確実に行うなど、交通事故防止に努めましょう。

交通事故死者数に占める高齢者の割合

高齢者の状態別死者数(平成30年から令和4年まで 累計)

高齢者の原因別死傷者数(歩行中)(平成30年から令和4年まで 累計)

高齢者の原因別死傷者数(自転車乗用中)(平成30年から令和4年まで 累計)

(大阪府警察調べ)

高齢者の皆さん

反射材の活用

 ○ 信号は必ず守りましょう。

 ○ 道路を横断するときは、必ず横断歩道を渡りましょう。その際、しっかり左右の安全確認をしましょう。

 ○ 横断歩道を横断するときは、手のひら等をドライバーに「手で合図」をしましょう。
    (「横断歩道ハンドサイン運動」はこちら。

 ○ 夜間・夕暮れ時は明るい色の服装をし、カバン等に反射材をつけましょう。

自動車運転者・二輪車運転者の皆さん

高齢者の交通事故防止

 ○ 横断歩道を横断し、又は横断しようとする歩行者がいるときは、その横断歩道の手前で一時停止しましょう。
    また、
横断しようとする歩行者に対し、「お先にどうぞ」と「手で合図」をしましょう。
    (「横断歩道ハンドサイン運動」はこちら。

 ○ 子供や高齢者等への思いやりのある運転に努めましょう。

高齢運転者の皆さん

 ○ 加齢に伴う身体機能の変化(例えば、認知機能の低下や筋力の衰えなど)を認識し、ゆとりのある運転を心がけましょう。

 ○ 身体機能の変化等により安全な運転に不安がある場合は、運転適性相談窓口を積極的に利用しましょう。

 ○ 運転に自信がなかったり、運転する機会が少ない場合は、運転免許証の自主返納について検討しましょう。
    (高齢者運転免許自主返納サポート制度はこちら。

このページの作成所属
都市整備部 交通戦略室交通計画課 安全対策グループ

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