久宝寺遺跡(きゅうほうじいせき)

更新日:2022年3月22日

遺跡:久宝寺遺跡(きゅうほうじいせき)

所在地:八尾市西久宝寺

種類:集落跡

時代:弥生、古墳、中世、近世

調査期間:令和3年5月6日から令和3年11月30日

主な遺構:古墳時代初頭の溝、古墳時代後期の土坑(どこう)、溝、井戸など

主な遺物:須恵器(すえき)、土師器(はじき)、陶質土器(とうしつどき)、木製品

久宝寺遺跡の概要

久宝寺遺跡は、墓域・集落・生産域などがみつかる複合遺跡です。平成30年度につづき、久宝寺緑地の整備事業に伴って、調整池建設予定地などの発掘調査を行いました。

調査成果

その結果、準構造船(じゅんこうぞうせん)の船首・船尾を井戸枠にした5世紀後半の井戸がみつかりました。井戸からは須恵器・土師器のほか、朝鮮半島産の陶質土器などがみつかりました。

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久宝寺緑地内の調査区と今回調査位置図

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 写真1 5世紀後半の井戸検出状況

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写真2 井戸枠に転用された準構造船

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写真3 井戸の中から出土した須恵器(左)・土師器(中央)・朝鮮半島産の陶質土器(右)

 

このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 調査事業グループ

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