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第1回「未来の医療EXPO・for Kids」を開催しました
概要
1 日時
令和7年5月12日(月曜日)午前10時から正午まで
2 対象
中之島小中一貫校9年生(大阪市立中之島中学校3年生)
3 会場
Nakanoshima Qross(中之島クロス)2階 Qrossover Lounge 夢(大阪市北区中之島4丁目3番51号)
プログラム
(1)開会あいさつ(大阪府)
(2)講義「未来を創る君たちへ ~未来のためのいま~ 」
澤 芳樹 理事長(一般財団法人 未来医療推進機構)
(3)中之島クロス入居企業(公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 Yanai my iPS製作所)の見学、
「未来の医療EXPO NQパビリオン ~わたしの未来医療~ 」の展示見学
(4)VRゴーグルを用いた細胞製造体験
当日の実施内容
大阪府では、「2025年大阪・関西万博」開催の機会を活かし、中之島クロスから再生医療をはじめとする未来医療の情報を発信するため、「未来の医療EXPO」を実施し、その一環として子どもたちを対象とした、「未来の医療EXPO・for Kids」を開催します。
第1回となる本イベントでは、中之島小中一貫校の9年生、34名にご参加いただき、再生医療の第一人者である、一般財団法人未来医療推進機構の澤芳樹理事長の講義や、再生医療の研究施設の見学等を通して、再生医療を身近に感じていただき、将来について考えるきっかけの場となりました。
澤理事長の講義では、中之島を中心とする大阪での医療の歴史から、中之島クロスの成り立ち、世界初の心筋シートを用いた手術映像など、再生医療を含めた医療の進歩についてご説明いただきました。また、進路の選択を控える中学3年生の生徒の方々へ、未来を創るのは君たちであるという旨の熱いメッセージが送られました。
中之島クロス入居企業の施設見学では、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 Yanai my iPS製作所を訪問し、実物のiPS細胞や製造機械など、普段見ることができない再生医療の現場を目の前にした生徒の皆様から、たくさんのご質問をいただきました。
「未来の医療EXPO NQパビリオン ~わたしの未来医療~ 」の展示見学では、大阪府職員から中之島クロスで行っている未来医療の産業化の取組みを説明し、大阪・関西万博内の「実物心筋シート」のLIVE配信をご覧いただきました。また、展示内の「みんなの未来医療」コーナーでは、100年後の医療への希望を思い描き、たくさんのメッセージをお寄せいただきました。
VRゴーグルを用いた細胞製造体験では、細胞を抽出し培養する過程の一部をご体験いただきました。
プログラム全体を通して、再生医療に関して、より深い興味・関心を持っていただくきっかけになりました。
参加者のご感想(抜粋)
ご参加いただいた生徒の皆様の感想の一部を紹介いたします。
- 昔は考えもしなかったことが今では当たり前になっていて、未来が楽しみになりました。
- iPS細胞のことだけでなく、生き方についても良い勉強になりました。
- 普段できないことができて、楽しかったです。
- 再生医療が身近に感じることができました。
- 医療の発達の歴史を理解することができました。また、日本だけにとどまるのではなく世界も見ていこうと感じさせられました。
- 中之島クロスにまた行ってみたいと思いました。 など
中之島小中一貫校9年生の皆様、ご参加ありがとうございました。
「未来の医療EXPO・for Kids」は、主に府内にお住まいの小学校高学年から中学生を対象に、令和7年7月から8月にかけて、2回実施する予定です。
詳細は決まり次第お知らせしますので、たくさんのご参加をお待ちしております。