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更新日:2025年6月24日

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第1回「未来の医療EXPO・for Youth」を開催しました

概要

1 日時

 令和7年6月14日(土曜日)午後2時から午後4時まで

2 対象

 スーパーサイエンスハイスクール指定校等、大阪府内の高校生

3 会場

 Nakanoshima Qross(中之島クロス)2階 Qrossover Lounge 夢(大阪市北区中之島4丁目3番51号)

プログラム

(1)開会あいさつ(大阪府)

(2)講義「未来を創る君たちへ ~未来のためのいま~ 」

 澤 芳樹 理事長(一般財団法人 未来医療推進機構)

(3)中之島クロス入居企業(公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 Yanai my iPS製作所)の見学、

 「未来の医療EXPO NQパビリオン  ~わたしの未来医療~  」の展示見学

(4)ワークショップ「「小児外科」と「未来医療」 ~こどもを支える外科治療~」

 銭谷 成剛 先生(大阪大学医学部附属病院 小児成育外科)

当日の実施内容

 大阪府では、「2025年大阪・関西万博」開催の機会を活かし、中之島クロスから再生医療をはじめとする未来医療の情報を発信するため、「未来の医療EXPO」を実施し、その一環として中学生から高校生を対象とした、「未来の医療EXPO・for Youth」を開催します。

 第1回となる本イベントでは、スーパーサイエンスハイスクール指定校等、大阪府内の高校生41名にご参加いただき、再生医療の第一人者である、一般財団法人未来医療推進機構の澤芳樹理事長の講義や、次世代の医療を担う子どもたちへの情報発信に取り組む、大阪大学医学部附属病院小児成育外科の銭谷成剛先生のワークショップ等を通して、再生医療を身近に感じていただき、将来について考えるきっかけの場となりました。

 

 澤理事長の講義では、中之島を中心とする大阪での医療の歴史から、世界初の心筋シートを用いた手術映像など、再生医療を含めた医療の進歩についてご説明いただきました。また、医学部進学を考える高校生たちに、ご自身の経験談を踏まえた熱いエールが送られました。

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 中之島クロス入居企業の施設見学では、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 Yanai my iPS製作所を訪問し、実物のiPS細胞や製造機械などを目にすることで、再生医療に関する知識を深める機会になりました。

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 「未来の医療EXPO NQパビリオン ~わたしの未来医療~ 」の展示見学では、大阪府職員から中之島クロスで行っている未来医療の産業化の取組みを説明しました。また、大阪・関西万博内の「実物心筋シート」のLIVE配信をご覧になり、心筋シートの仕組み等、たくさんの質問をいただき、未来の医療について考えるきっかけの場になりました。

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 大阪大学医学部附属病院小児成育外科の銭谷成剛先生のワークショップでは、アンケート機能を用いた双方向のコミュニケーションを行いながら、ご自身の経験や小児成育外科と未来医療の関係などについてお話しいただきました。

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参加者のご感想(抜粋)

 ご参加いただいた皆様の感想の一部を紹介します。

 

  • 将来医者になりたいと思っていて本当になれるのかと心配になっていましたが、実際に現場で働いている方の話が聞けてもっと本気で頑張ろうと思えました。
  • このイベントを通して医療に関わりたいと改めて強く思いました。
  • 初めて聞く話ばかりでたくさんのことを学べました。自分にとって活かせる話は最大限に活かしていきたいと思いました。
  • 楽しく医学について学べてよかったです。
  • iPS細胞がどのように作られているのか、使用するために何が必要なのか、実際に見ることができてよかった。
  • とっても楽しかったです!これまでよりももっと医療従事者になりたいという思いが強くなりました!

 ご参加いただいた高校生の皆様、ありがとうございました。

 「未来の医療EXPO・for Youth」は、今後、主に府内にお住まいの中学生から高校生を対象に、令和7年7月から8月にかけて、2回実施する予定です。

 詳細は決まり次第お知らせしますので、たくさんのご参加をお待ちしております。

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