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令和7年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施結果
1.実施期間
令和7年7月1日(火曜日)から同月31日(木曜日)まで(閉庁日除く)
2.実施機関
各保健所、食品衛生広域監視センター、中央卸売市場食品衛生検査所、羽曳野食肉衛生検査所及び食鳥検査センター
3.立ち入り監視指導結果
(1)立ち入り件数
5,075件
(2)食品衛生に係る違反
- 違反施設数:167施設
- 違反件数:258件
≪内訳≫
食品衛生法違反:151件
食品衛生法施行規則違反:86件
大阪府食品衛生法施行条例違反:6件
大阪府食品衛生法施行細則違反:15件
法令違反258件のうち102件が衛生管理計画の未作成によるものでした。これら施設に対しては、各業界団体が作成した手引書等を配布し、「HACCPに沿った衛生管理」について改善指導を行いました。
また、その他の違反(設備不備、食品衛生責任者の変更不届など)があった施設に対して、口頭指導等により改善を図りました。
(3)食品表示に係る違反
- 違反施設数:44施設
- 違反件数:59件
食品表示について監視を行ったところ、添加物、アレルギー表示の不備等が見られました。これらの不備があった事業者に対しては、口頭指導により改善を図りました。
なお、大阪府(政令指定都市、中核市を除く。)以外の行政機関が管轄する事業者については、関係行政機関に通知しました。
4.食品等に対する試験検査結果
食品衛生法に係る検査
- 検体数:227検体(国産品191検体、輸入品36検体)
- 検査項目:理化学検査(食品添加物、残留農薬等)、微生物学検査(腸管出血性大腸菌等)
- 違反検体数:0検体
食品表示法に係る検査
- 検体数:108検体(国産品90検体、輸入品18検体)
- 検査項目:理化学検査(食品添加物)
- 違反検体数:0検体
5.消費者等に対する啓発
消費者等を対象とした講習会を開催し、食品衛生や食品表示に関する正しい知識の普及啓発に努めました。
その他、広報誌やリーフレット、SNS等を活用して食中毒予防等の啓発を行いました。