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更新日:2024年5月31日

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採用と人権

企業と人権

人権と聞くと、何か堅苦しく難しいものと思われがちですが、人権は私たち一人ひとりにとってかけがえのないものであり、誰もが生まれながらにして持っている、人間として幸せに生きていくための権利です。

しかしながら、私たちのまわりには、同和問題をはじめ外国人、女性、高齢者、障がい者などに関し、人権にかかわる問題が存在しています。私たち一人ひとりは、この世界の中でかけがえのない存在です。誰もが個性や能力を生かして自己実現を図ることができる社会をつくり上げることが必要です。

公正な採用選考の基本的な考え方

「就職」は、一人の人間にとって、生活の安定や社会参加を通じての生きがい等、生存していく上で極めて重大な意義をもっています。

憲法に明記されている「職業選択の自由」すなわち「就職の機会均等」は、誰でも自由に自分の適性や能力に応じて職業を選べるということですが、そのためには、雇用する側が差別のない公正な採用選考を行わなければなりません。

公正な採用選考を行う際には、

  • 「人を人としてみる」人間尊重の精神、すなわち応募者の基本的人権を尊重する
  • 応募者のもつ適性・能力を基準として採用選考を行う
  • 応募者に広く門戸を開く

を基本的な考え方として実施することが大切です。

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