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トッププロモーション(2024年度概要)
インド(デリー・チェンナイ・ベンガルール)へのトッププロモーション
令和6年7月18(木曜日)から26日(金曜日)まで、山口副知事をトップとする代表団と大阪の企業、教育機関がインド(デリー・チェンナイ・ベンガルール)を訪問し、インドとの経済交流を深め大阪経済の活性化を図るため、大阪の産業や大阪・関西万博のプロモーションを実施しました。
トッププロモーションの背景・ねらい
【背景】
大阪府は平成18年度にインドにビジネスサポートデスクを設置(令和元年度より公益財団法人大阪産業局へ移管)し、インドへのビジネス展開を行う府内企業の支援を行うなど、インド・大阪のビジネス交流の促進に取組んでいるところです。
また、日本国内の人口減少に伴い、労働力の維持や生産性の向上には外国人材のよびこみが喫緊の課題である中、大阪府では、既に人材のよびこみが図られている国・地域ではなく、新たなよびこみ先として「人材供給力(14億の人口)」「高い英語力」「理工系やIT技術への順応力」など強みを持つインドの人材のよびこみを促進し、大阪経済の持続的な成長及び活性化につなげていきます。
【ねらい】
- タミル・ナドゥ州との経済交流(人材交流含む)の促進にかかる覚書締結
- 府内企業の人材確保のため、現地送り出し機関等を訪問、大阪での就労機会などのPR
- 現地政府関係者等への万博PR、万博開催時のビジネスミッション派遣を要請
訪問先・目的・結果
1.デリー ※代表団のみ訪問
【訪問先】
- 在インド日本国大使館
- インド外務省・商工省
- インド国家技能開発公社(NSDC)
【目的】
- インド外務省及び商工省の閣外大臣と面会
- 万博PR、万博開催時のビジネスミッション派遣を要請
【結果】
- インド外務省及び商工省の閣外大臣と経済・人材交流の促進に関する意見交換を行いました。
- 各大臣からは大阪府の訪問目的について協力の意向表明があり、また、府内中小企業の投資促進、継続的な訪印について要請がありました。
左:インド外務省 右:インド商工省
2.チェンナイ
【訪問先】
- タミル・ナドゥ州政府
- アンナ大学(州立)
- Nihon Edutech Private Limited
【目的】
- タミル・ナドゥ州との(人材交流含む)経済交流の促進に係るMOU締結
- アンナ大学及びNihon Edutech社と連携した大阪プロモーションセミナー及び企業説明会の開催
- 大阪の産業や万博についてPR、参加企業より自社紹介及び求人・インターンの情報提供
【結果】
- スターリン州首相及びラジャア工業大臣と面会し、同州との経済交流促進について意見交換、万博期間中のビジネスミッション派遣を要請しました。
- タミル・ナドゥ州からは、大阪に同州のデスクを設置する意向が表明されました。
- セミナー及び企業説明会に参加した学生や研修生からは多くの質問があり、関心の高さが伺えました。
左:スターリン州首相表敬 右:タミル・ナドゥ州とのMOU締結(右から3番目がラジャア工業大臣)
左:アンナ大学での大阪プロモーションセミナー・企業説明会 右:Nihon Edutech社での企業説明会
3.ベンガルール
【訪問先】
- インド経営大学院ベンガルール校(IIMB)
- NAVIS Human Resources Private Limited
【目的】
(1)IIMB内「みずほ日本インド研究センター」
- 同校の学生及びOBとのインドと日本の人材交流に関する意見交換
(2)NAVIS社
- インド人材の日本への送り出し及び受入れについての意見交換
- 研修視察
【結果】
(1)IIMB
- 日本に滞在・就業経験のある学生やOBより、インド人材が日本で働くために必要な環境整備や日本企業の強み・弱み等についてプレゼンテーションがあり、参加した大阪の企業と積極的な意見交換を行いました。
(2)NAVIS社
- 研修視察では日本語の授業を視察し、研修生より介護のロールプレイやスピーチが披露されました。