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更新日:2024年5月22日

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ポータルサイト(外国人の人権)

外国人の人権

外国人を取り巻く状況

国際化が進んできたことによって、さまざまな国籍の外国人が幅広い分野の職業に従事し、留学生や外国人旅行者も多数来日しています。

大阪府には、175か国・地域、約27万2千人の外国人が暮らしており、府民の32人に1人が外国人という計算になります(令和4(2022)年12月31日現在)。

このように、多くの外国人が暮らしている中で、その文化、習慣、価値観への理解が不十分であること等から、差別落書きのほか、外国人であることを理由にした入居等の拒否といった差別的な対応が起こったり、賃金や労働時間が日本人と異なるなど、就労において不利益な扱いを受けたりする事例もあります。また、日本語での会話やコミュニケーションがうまくいかなかったり、騒音やゴミ出しなど文化や生活習慣の違いにより住民と摩擦が生じたりする事例もあります。

このほか、国民年金の受給資格が得られなかった在日外国人の高齢者、障がい者の年金問題や、福祉サービスについても、言葉や食事、生活習慣の違いから利用が難しい状況が見られます。

このため、多言語による情報提供や日本語学習の機会の確保など円滑なコミュニケーションのための取組みに加え、国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的な違いを認め合い、多様性を受け入れ、対等な関係を築くとともに国際的視野に立って一人ひとりの人権を尊重し、社会の構成員としてともに生きていく「多文化共生」社会を築いていくことが必要です。

外国人の人権に関する詳細はこちら 身近な人権のこと(PDF:384KB) 身近な人権のこと(ワード:16KB)

大阪府の取組

外国人と人権に関する取組み

「国際的な人権保障の枠組み」に関すること、「在日外国人施策に関する指針」に関すること、「大阪府在日外国人施策有識者会議」に関すること等を掲載しています。
詳細は外国人と人権に関する取組み(府民文化部 人権局人権擁護課)のページをご覧ください。

ヘイトスピーチと人権に関する取組み

「ヘイトスピーチ解消法」に関すること、「大阪府ヘイトスピーチ解消推進条例」に関すること等を掲載しています。
詳細はヘイトスピーチと人権に関する取組み(府民文化部 人権局人権擁護課)のページをご覧ください。

帰国・渡日児童生徒学校生活サポート

子どもたちの学校生活や進路選択を支援し、保護者の皆さまの不安を除くために、多言語で進路や学校生活に関する様々な情報を提供しています。
また、毎年夏に開催しているOSAKA多文化共生フォーラムの情報や、家庭学習用動画も掲載しています。
詳細は帰国・渡日児童生徒学校生活サポート(教育庁 市町村教育室小中学校課)のページをご覧ください。

関連情報

外国人のための生活情報

国の「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」を踏まえ、府として国交付金を活用し、(公財)大阪府国際交流財団における「大阪府外国人情報コーナー」の運営を補助しています。外国人情報コーナーでは来所、電話、E-mail、FAXにより、多言語(11言語)で対応しています。(令和4年度実績2,927件)
また、定期的に専門相談も別途実施しています。(弁護士、行政書士、大阪出入国在留管理局、大阪府労働環境課)
さらに、(公財)大阪府国際交流財団のホームページでは、外国人が安心して過ごせるよう、「よくある生活質問集」を掲載するなど、生活関連情報を含めた幅広い情報を提供しています。
詳細は外国人のための生活情報(外部サイトへリンク)(公益財団法人大阪府国際交流財団(OFIX)企画推進課)のページをご覧ください。

 

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