ここから本文です。
新サービスへの移管について
大阪府では、デジタル技術の活用による高齢者の生活支援を図るため、民間企業とともに設立した大阪スマートシニアライフ実証事業推進協議会(以下「協議会」という。)により、「スマートシニアライフ事業」の実証事業(LINE公式アカウント「おおさか楽なび」を通じたサービス提供)を実施しています。
このたび、本事業について、協議会と大阪瓦斯株式会社(以下「大阪ガス」という。)は、「『スマートシニアライフ事業』の実証事業の承継に係る協定書」を締結しましたのでお知らせします。移管による新サービスの提供は令和7年11月を予定しており、本実証事業の成果を持続可能な形で民間実装できるよう取り組んでまいります。
移管後のサービス概要
- 大阪ガスが提供するデジタルプラットフォームにおいて、LINE公式アカウント「おおさか楽なび」からの移行サービスを含めた高齢者向けデジタルサービスを提供します。
- 専用の端末(TVStick(テレビスティック)をご自宅のテレビやモニターと接続させることにより、大阪ガスが提供するデジタルプラットフォームを活用した専用画面を通じて、サービスをご利用いただけます。
- 高齢者にとって親和性の高い、身近なテレビをデバイスとして活用することで、スマートフォンの利用が困難な高齢者も含め、様々なデジタルサービスを気軽に利用できるため、さらなるQOL(クオリティ・オブ・ライフ、生活の質)向上が期待できます。
【提供サービス(予定)】
- 大阪ガスの既存サービス(スマイLINK)に、スマートシニアライフ事業からの移行サービス(一部)を専用画面で提供
- テレビ画面上で看護師等資格保有者との健康相談、おうちのトラブルに関する相談等、アバターを窓口とした相談システムを導入
- 無料動画配信サービス「FASTチャンネル」の提供
スケジュール(予定含む)
- 令和7年6月26日:協議会と大阪ガスにおいて「スマートシニアライフ事業」の実証事業の承継に係る協定書を締結
- 令和7年10月31日:LINE公式アカウント「おおさか楽なび」によるサービス提供終了
- 令和7年11月1日:大阪ガスによる新サービス提供を開始
LINE公式アカウント「おおさか楽なび」に友だち登録いただいている皆さまには、令和7年7月以降、新サービスに係るお知らせについてメッセージ配信を予定しています。
事業者選定の経過と概要
経過
- 令和6年4月協議会総会において、サービス移管に係る手続き等について決定
- 令和6年6月から7月協議会会員企業を対象に運営事業者を募集
- 令和6年7月企画提案内容を審査、大阪ガスを運営事業者として選定
- 令和7年1月協議会総会において、大阪ガスを運営事業者として決定
応募状況
- 応募者数1社
- 応募者名称大阪瓦斯株式会社
選定結果
- 名称:大阪瓦斯株式会社
- 評価点:73点(100点満点中)
選定理由
- 高齢者と親和性が高いテレビをデバイスとして活用する新たなアプローチであり、使いやすいことから高齢者の生活の質の向上も期待できる。
- 承継候補事業者は既にサービス化されたプラットフォームを活用するため、安定した運営管理が期待できる。
「スマートシニアライフ事業」の実証事業承継に係る企画提案公募要領(PDF:1,198KB)※終了しています
「スマートシニアライフ事業」の実証事業承継に係る企画提案公募要領(ワード:83KB)※終了しています