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更新日:2026年1月5日

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令和8年1月5日 吉村知事年頭あいさつ

職員の皆さん、あけましておめでとうございます。

年末年始、皆さんにとって9連休になった方も多いと思います。しっかり、リフレッシュできましたでしょうか。明日が12月27日だったらいいのにな、と思っている人も多いかもしれません。あと360日で年末になりますから、今年1年、頑張ってもらえたらと思います。

そして、私自身も含め、リフレッシュしている職員が多い中、年末年始もしっかり仕事をしてくれた仲間もいます。本当にお疲れ様でした。

今年1年、今から始まります。心新たに頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。

昨年は、誘致から10年余りにわたり、府市一体、オールジャパンで取り組んできた2025年大阪・関西万博がありました。これを成功裏に終えることができました。

壮大な大屋根リング、そこから望む絶景、個性豊かなパビリオン、趣向を凝らしたイベントの数々。国内外の約2,900万人の参加者が、まさに言葉や文化の垣根を越えて一つになり、感動を分かち合う瞬間、そういったものを皆さんとともにつくり上げることができたと思います。職務として参加した職員も多いと思いますし、個人として参加した職員も多いと思います。

2025年、一生に一度とも言えるミッションを、皆さんと一緒につくり上げることができたのを、本当に嬉しく思います。改めて皆さんに感謝を申し上げます。私自身も、この2025年万博は一生の思い出になりました。多くの人にとってそうだったと思います。

 

今年、2026年ですけれども、万博で培った経験をもとに、皆さんとともに次なる大阪を切り拓いていきたいと思います。次に見据えるのは、「副首都・大阪」の実現です。

私たちがめざす「副首都」というのは、単に非常時に首都機能のバックアップを担うだけではなく、首都・東京とは異なる個性で、大阪の価値観を創造・発信し、世界の中で新たな、そして確かな存在感を発揮する。そして、高い経済的ポテンシャルを存分に発揮して、首都圏と一緒になって日本を引っ張っていく。そういった成長エンジンになる大阪をつくっていきたいと思います。これは大阪だけの話ではなく、日本全体、そして僕らの子どもや孫にも関わる非常に重要なことだと考えています。

その道のりは、簡単ではないと思います。ただ、振り返れば、私たちが10年前、大阪・関西万博をめざそうとした時は、「そんなことできるのか」、「無謀だ」と言われながらも、昨年、万博を成功裏に終えることができました。「副首都・大阪」についても同じだと思っています。皆さんと力を合わせて、次世代のために本当に大阪にとって必要だという思いを一つにして進むことができれば、必ず実現できると思っています。

万博を通じて、大阪と世界は非常に近い存在になったと思います。世界の国々とこれだけ多くの関係を築けたということも、私たちにとって大きな財産と考えています。これを最大限に活かし、「世界の中の日本・世界の中の大阪」をぜひ意識してもらいたいと思います。世界に視野を大きく開いて、大阪のプレゼンスを高めていきたいと思います。

そして、そのために必要となるのが「創造力」、「チャレンジ精神」です。

「副首都・大阪」の実現に向けた、持続的な成長と発展。そのためには、世界をリードする成長産業を創出していく。都市魅力を向上させていく。次代を担う人づくりをしていく。そして、行政の最も重要な使命として命・財産を守っていく。皆さんの業務一つ一つが非常に大きな意味を持つことになります。その質を高めていくためにも、「創造力」と「チャレンジ精神」を存分に発揮し、日々の業務に取り組んでもらいたいと思います。

私たちは、ややもすると「守り」に入りがちです。新たな仕事やチャレンジに対しては慎重になりがちでもあります。しかし、万博を通じて学んだことは、新たなことにチャレンジする、様々なことにチャレンジする、それによって新たな価値が生まれるということだと思います。困難な課題や高い壁にぶつかるたびに、前例にとらわれない「創造力」と「チャレンジ精神」が新たに前に進む原動力になると確信しています。「副首都」実現に向けても、大いに殻を破って前に進めていきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします。

職員が失敗を恐れずに委縮することなく、持てる力を発揮するということが重要です。挑戦に寛容な組織をつくっていくべきだと思います。もっと言うと、挑戦に寛容な社会をつくっていくべきだと私は考えています。これも万博レガシーの一つだと思います。

人間ですから失敗することはあります。府民の生活をよくしたい、大阪をよくしたいという思いでチャレンジすることに対する失敗は、僕は、それは構わないと思っています。大切なことは、大阪をよくしたい、前に進めていこうという思いと、そしてチャレンジ精神だと思っています。それが大阪を次なるステージに導く原動力になると考えています。今年1年、幹部職員という立場、また、それぞれの持ち場で、挑戦、チャレンジ精神ということを常に大切にしてもらいたいと思います。

そして、我々は府庁という、非常に重要な、大阪における府民の生活を守る役割を担っている組織でもありますので、今年1年、挑戦する、チャレンジするということに加えて、3つ皆さんに大切にしてもらいたいなと思うことがあります。

1つ目は、コミュニケーションを大切にして、部下との関係においても、同僚との関係においても風通しの良い職場を作ってもらいたいと思います。風通しの良い職場を作るということが、新たな価値を生み出すことにもつながります。また、働きやすい職場を生み出すということが、皆さんの力を最大限発揮することにつながると思います。これは若手の職員も含め、皆さんもそうですが、本来、大企業に就職して、いろんな経済活動にどんどん参加できる立場にあったと思います。公に尽くすという思いで、府庁に入庁されたと思います。皆さんが大阪の安全・安心をつくってこられました。私は、政治家ですから、いろんなことを「わーっ」と言ったりしますが、皆さんは本当に真面目で、職務に熱心です。その力を発揮する上では、風通しの良い職場を作ることが非常に重要だと思っていますので、皆さんにぜひ心掛けてもらいたいと思います。

2つ目は、パワハラやセクハラといったハラスメントをなくしていくということ。そして先ほどの話にも少しつながりますが、職務を公正に執行していくということです。ミスや失敗はあっても構わないと思っています。私も大阪人で、皆さんも大阪で生まれ育った人も多いと思います。大阪の皆さんは、何か物事に挑戦しようと思って失敗したことに対して、僕は非常に寛容だと思っています。だからこそ、大阪ではいろんなものが、新しいものが生まれてくる社会・風土があるんだと思います。

一方で絶対に許されないのが、ミスを隠すとか、不正を隠すことに対しては、大阪の皆さん、僕も含めてですけれども、非常に強い嫌悪感があります。ミスはあってもいいものです。その上で、それをなくすために、再発防止のために何が必要なのか、それをオープンにしていくということが重要だと思います。ですから、不正や悪いこと、問題は起こさないのが一番ですし、何か失敗があったとしてもそれは隠さない。公正な職務執行を皆さんにお願いしたいと思います。

3つ目は、職務の生産性を高めることが非常に重要になってきます。限られた人員の中でいかに生産的に物事を進めていくのかが重要です。その仕組みをしっかり作ってもらいたいと思います。職員の皆さんがAIを使えるように府庁でも体制を整えました。特に今年は、AIやデジタルをうまく活用して、いかに職務を効率的に、生産性を高めていくのか。若手職員とも一緒になって、これにぜひチャレンジしてもらいたいと思います。ややもすると若手職員の方が非常に得意なところもあるかもしれません。AIを使うことによって非常に業務効率が上がるなと僕自身も感じているところが強くあります。3つ目の視点として、AI等を使って生産性を高めるということをぜひ心掛けてもらいたいと思います。

大きな方向性として、まず挑戦する、そしていろんなことにチャレンジ精神を持って取り組む。そして3つの土台として風通しの良い職場を作る、パワハラ・不正等は絶対にやらない。そして何かミスがあったら、オープンにしていく。ミスを恐れなくていいです、ミスを正せばいいんです。それからAI等を活用して生産性を高めていく。そういったところをぜひ心掛けてもらいたいなと思います。

それぞれ部によってやることは大きく違うんですけれども、皆さん一人一人の業務が全ての府民の皆さんの暮らしと安全につながっています。すごく意味がある業務を皆さんはされています。それを胸に、それぞれの持ち場で着実に実行してもらえたらと思います。

そして、大きな方向性は「副首都・大阪」。大阪府として、大阪市と協力しながらめざしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

2026年、次なる大阪づくりにぜひ皆さんとともに取り組んでいきたいと思います。

最後になりますけれども、府民の皆さん、そして議長、副議長をはじめとして、府議会議員の皆さん、そして報道関係各位の皆さん、大阪の益々の発展のためにこれまで以上のご支援、ご協力を賜りたいことをお願い申し上げて、年頭の挨拶にさせていただきます。

皆さん、今年も1年、頑張っていきましょう。そして楽しく仕事をやっていきましょう。

よろしくお願いします。ありがとうございました。

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