「大阪ものづくり優良企業賞2022」受賞企業一覧

更新日:2022年12月2日

「大阪ものづくり優良企業賞2022」受賞企業一覧

 大阪中小企業顕彰事業実行委員会では、「高度な技術力」や「高品質・低コスト・短納期」などを誇る府内の優れた「ものづくり中小企業」を「大阪ものづくり優良企業賞」として顕彰しています。 (「大阪ものづくり優良企業賞」についての詳細は【こちら(別ウインドウで開きます)】をご覧ください。)

 14回目となる本年は、審査委員会の厳正な審査の結果、「大阪ものづくり優良企業賞2022」受賞企業54社が決定しました。

最優秀企業賞:1社

株式会社レイホー製作所(代表取締役:田中 喜佐夫/摂津市 /https://www.0ho.co.jp/

 1940年(昭和15年)にモーターに使われるカーボンブラシの製造業者として創業し、その後、特殊炭素製品の加工製造を開始した同社は、80年以上にわたり、カーボン素材を起点に様々なソリューションを提案してきた。
 現在は、半導体・太陽電池・光ファイバーをはじめ、冶金・非鉄金属の製造装置や、電気炉・機械設備・自動車の部品、ガラス成形・航空宇宙産業・核融合製品からヘルスケアに至るまで、様々な分野の黒鉛製品の設計・製造・販売を行っている。
 特筆すべきは、他社には真似できない高精度の加工技術と嵌合技術であり、異形で分割式の型では、組み合わせた際の型とパンチの隙間が1/100mm(部品精度はミクロン台)という精密さを誇る。
 複雑な異形状では、高精度に作成された内製刃物によって精度・納期ともに対応しており、同社の高い技術力を証明している。
 また、長年培ってきたカーボン加工ノウハウのほか、複合素材や新素材でのVA/VE提案による共同開発も積極的に行っており、顧客に対して、常にカーボン製品の新しいより優れた価値を提案し続けている。
 こうした長年カーボンと向き合い続けた高い技術力に加え、コロナ禍で売上減となる中でも、社員が一丸となって社内の体質改善や徹底した工程集約に取り組んだことで、生産性を飛躍的に向上させる等、逆境をも活かし、常に成長路線を展開する企業理念・事業展開が評価され、今回の受賞となった。

技術力部門賞:1社

扶桑精工株式会社(代表取締役社長: 松山 広信/茨木市/https://www.fuso-seiko.co.jp/

 1947年(昭和22年)に金型メーカーとして創業し、ガラスびん用金型の製造をスタートさせた。
 現在は、ガラスびん用金型部門で国内シェアトップの実績を持ち、そこから派生して、プラスチック用金型、機械部品の製造なども行い、大阪の他、3拠点のグループ工場を有する。
 グループ工場の1つで、ガラスびん用金型に特化した鋳物材の製造を行っているため、同社のガラスびん用金型は、安定した品質の維持と顧客からの納期等の要望に対しても、柔軟な対応が可能となっている。プラスチック用金型についても、加工機と検査機を設置した恒温室を整備し、100mmのピッチを3ミクロンまで保証可能とするほか、近年は顧客の要望に応え、金型のメンテナンスにも対応している。また、ロボットと24時間無人運転も可能な複合機の組み合わせによる高効率な生産ラインや、NC工作機ラインの導入による効率化・省人化にも取り組んでいる。
 ガラスびん金型の技術力を元にした高いシェア率、ガラスびん用金型だけにとどまらず、プラスチック用金型にも技術力を展開するという高い探究心、そして、長期にわたり安定供給を図るための新設備の改良・導入を図り生産性向上を実現してきた技術力が高く評価され、今回の受賞となった。

審査委員特別賞:4社(会社名の五十音順)

ソマックス株式会社(代表取締役:冨田 和巨/大阪市東成区/https://www.somax.co.jp

 1991年(平成3年)に、業界初の紫外線が発生しないペースト溶接機の製造業として創業した同社は、その後、電気分解と超音波に最適組成の専用洗浄液を用いた、世界初の独自の洗浄システムによる精密金型専用洗浄機を開発した。
 現在は、専用の洗浄液を用いた、短時間で金型の汚れを完璧に除去できる金型洗浄機「クリピカエース」と、金型の温調配管内の洗浄と防錆をまとめて行える金型温調配管洗浄機「ウォーターリーマー」等の主力製品を顧客に提供し、成形不良率の激減や、メンテナンス時間と費用の削減に寄与するなど、ものづくり企業の生産性の向上や地球環境の保全に貢献している。
 洗浄機と独自に開発された洗浄液を組み合わせた高い金型洗浄のノウハウと、技術開発力を活かした金型メンテナンス方法の合理化に継続的に取り組んできた姿勢が評価され、今後のさらなる展開も期待できることから、今回の受賞となった。


株式会社マツダスクリーン(代表取締役:松田 好隆/堺市東区/http://www.matsuda-screen.co.jp/

 1975年(昭和50年)にラジオの銘板製造として創業した同社は、スクリーン印刷を通じてワープロや液晶プラズマテレビといった時代の最先端製品の印刷加工に携わり、シルクスクリーン印刷、精密微細スクリーン印刷といった印刷事業を中心に事業を展開してきた。
 1550mm×2750mmの大型サイズをクリーン環境で対応できる同社の施設は業界最大級で、また、樹脂メーカーやインキメーカーとタイアップしての1から開発業務の請負も可能であり、柔軟な対応力を有する。
 近年では、液晶等に活用される、アクリル板の面上が均一に光るように特殊加工を施した導光板の開発にも注力し、どの部分をカットしても、どの角度から見ても、均一な照度バランスを保つことに成功した。
多種多様な印刷を可能とする製造設備と技術力というこれまで培ってきた総合力と、新たな導光板という加工技術と製造のノウハウの将来性を高く評価した。



 ■株式会社三笠鉄工所(代表取締役社長:三笠 剛/八尾市/http://www.mikasa-iw.com/

 1955年(昭和30年)の創業以来、自動車部品の中のステアリング部品の製造加工を行い、現在では、産業機械や船舶の部品の製造等に携わり、長年国内主要自動車メーカーに部品の供給を行ってきた実績を持つ。
 工場の稼働状況をデータで管理し、生産体制全体を把握した上で作りすぎや無駄の防止を行うなど生産管理のDX化に取り組み、QCDの水準が厳しい自動車業界において常に見直しを図って改善を続けている。
 また、自社で治具の設計やパーツの組み立ても行っており、原価改善、納期短縮、品質問題の防止につながる提案力を持って顧客に向き合い、約60年以上にわたる信頼を築いてきた。
 半導体不足による生産不振等の影響を受けながらも、この間に生産性向上や高付加価値化等、現社長の精力的なリーダーシップの下、質的転換に積極的に取り組み、成果を上げている点を高く評価した。



■株式会社ヤナギモト(代表取締役社長:柳本 喜満/高石市/https://yanagimoto.jp

 1954年(昭和29年)に銅合金の鋳物の製造業として創業し、その後ステンレスや特殊合金の鋳物製造も始めた同社は、約70年に渡って、大手ポンプメーカーにポンプの心臓とも言われる3Dインペラを供給し続けてきた。
 同社は国内の鋳造メーカーでは珍しい、木型〜鋳物〜加工までの社内一貫生産体制を取っており、精密鋳造に近しい品質の製品を砂型鋳造で提供できる技術は同社独自のものである。特許を取得した、強度を保ちながら鋳物を取り出す際には崩壊性の良い中子の製造方法により、一般的なものより約1/4の薄さを実現しており、精密鋳造より安価に作れるため、取引企業のコストダウンにも貢献している。
 また、設備投資にも意欲的で、新たに導入した鋳型用3Dプリンターと創業以来の技術力を融合し、インペラのさらなる品質改善のほか、小水力発電に使用されるランナーという部品の製造にも取り組んでいる。
 女性が活躍できる作業環境の改善を進めるなど「人財第一」とする企業理念、同業他社との共同研究にも積極的に取り組む姿勢も含め、国内では減少しつつある鋳物業界を牽引する存在として高く評価した。

夢・未来・ORIST賞(地方独立行政法人大阪産業技術研究所理事長賞):1社

株式会社コムラ製作所(代表取締役:小村 泰右/八尾市/https://komura.co.jp/

  1947年(昭和22年)にカメラの修理業として創業した同社は、昇降可能な国内初の製図台の製造を転機として、そこで蓄積した摺動機構(昇降・スライド・角度調節・任意の位置で止めるといった固定技術)の技術を活かして、医療・福祉・介護分野へと進出した。現在では、検眼用電動光学台、在宅用入浴リフト、農業用お米リフト、製図台のODM・OEM案件を手掛け、高いシェアを誇り、自社製品である電動昇降座椅子でもトップシェアを誇っている。
 開発から量産まで一貫したものづくりを行っており、同社独自の優れた様々な製品に応用できるため、多様な分野の顧客のODM・OEM案件を多数手掛けるとともに、自社の生産現場でも昇降可能な作業台を設置するなど、従業員が働きやすい作業環境の整備にも活かされている。また、若手を中心に、社内外の勉強会も活発に行っており、社会ニーズや顧客ニーズを機敏に捉えて成長を続けようとする風土が根付いている。
 長年蓄積した確かな技術力と時代に対応する柔軟な提案力で、今後ますます加速する老老介護等の社会課題の解決に取り組むその姿勢が高く評価され、今回の受賞となった。

知的財産部門賞:9社(会社名の五十音順)

優良企業賞に選考された企業の中から、特許権を事業化・活用する企業で、高い評価を獲得した企業として、9社受賞しました。
※受賞企業のホームページのリンクは「優良企業賞」をご覧ください。  

 ・株式会社関西遠心分離機製作所(大阪市福島区)
 ・河陽電線株式会社(大東市)
 ・株式会社コムラ製作所(八尾市)
 ・有限会社三宝金型製作所(堺市西区)
 ・新幹工業株式会社(大阪市西淀川区)
 ・ソマックス株式会社(大阪市東成区)
 ・株式会社マツダスクリーン(堺市東区)
 ・若水技研株式会社(東大阪市)
 ・株式会社渡辺製作所(豊中市)

優良企業賞:54社(会社名の五十音順)

 会社名

所在地

 アヤマダイ株式会社

守口市

 今井工業株式会社

堺市東区

 株式会社WOODBASE・F

松原市

 株式会社栄和機工

大阪市此花区

 株式会社オーエヌテクノロジー

八尾市

 大阪圧搾コルク株式会社

大阪市淀川区

 株式会社オニザキ

門真市

 株式会社かじ新

泉佐野市

 鹿島化学金属株式会社

大阪市西淀川区

 カンケンフローシステム株式会社

寝屋川市

 株式会社関西遠心分離機製作所 ※「知的財産部門賞」受賞

大阪市福島区

 株式会社木彫前田工房

大阪市北区

 株式会社キンダイ

泉佐野市

 熊野合成株式会社

八尾市

 株式会社謙徳

大阪市平野区

 株式会社交通電業社

大阪市平野区

 河陽電線株式会社 ※「知的財産部門賞」受賞 

大東市

 五光精機株式会社

泉佐野市

 株式会社コムラ製作所 ※「夢・未来・ORIST賞」受賞、
                                      「知的財産部門賞」受賞 

八尾市

 株式会社坂上鉄工所

泉佐野市

 株式会社サンアイ

東大阪市

 三晃工業株式会社

大阪市東成区

 有限会社三宝金型製作所 ※「知的財産部門賞」受賞

堺市西区

 三優ライト工業株式会社

東大阪市

 昭和化工株式会社

吹田市

 株式会社伸栄製作所

八尾市

 新幹工業株式会社 ※「知的財産部門賞」受賞

大阪市西淀川区

 相光電子株式会社

 守口市

 ソマックス株式会社 ※「審査委員特別賞」受賞、「知的財産部門賞」受賞

大阪市東成区

 株式会社高橋鐵工所

大阪市西淀川区

 株式会社高山化成

八尾市

 株式会社中川製作所

大阪市平野区

 中橋製作所

東大阪市

 日昌電気制御株式会社

泉佐野市

 日本スリッター工業株式会社

 高槻市

 日本ツクリダス株式会社

堺市南区

 ノースヒルズ溶接工業株式会社

東大阪市

 野崎工業株式会社

大東市

 株式会社MELOS(旧社名:株式会社走れメロス)

寝屋川市

 有限会社ヒガ工業

茨木市

 扶桑精工株式会社 ※「技術力部門賞」受賞 

茨木市

 株式会社マツダスクリーン ※「審査委員特別賞」受賞、
                                          「知的財産部門賞」受賞

堺市東区

 株式会社三笠鉄工所 ※「審査委員特別賞」受賞

八尾市

 株式会社ミヤザキ

八尾市

 宮脇鋼管株式会社

大阪市西成区

 株式会社村田機械製作所

八尾市

 株式会社安成板金工作所

八尾市

 株式会社ヤナギモト ※「審査委員特別賞」受賞

高石市

 株式会社山本金属製作所

守口市

 株式会社ヨコヅナ

八尾市

 株式会社リゲッタ

大阪市生野区

 株式会社レイホー製作所 ※「最優秀企業賞」受賞

摂津市

 若水技研株式会社 ※「知的財産部門賞」受賞 

東大阪市

 株式会社渡辺製作所 ※「知的財産部門賞」受賞 

豊中市

※旧字体などを使用している会社名については、常用漢字に替えて表記しています。

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室ものづくり支援課 販路開拓支援グループ

ここまで本文です。


ホーム > ものづくり企業の販路開拓支援事業 > 「大阪ものづくり優良企業賞2022」受賞企業一覧