トッププロモーション（２０２２年度概要）

米国・カリフォルニア州へのトッププロモーション

　令和５年２月１４日（火曜日）から１6日（木曜日）まで、山口副知事が米国・カリフォルニア州へ訪問し、両府州の経済交流を深め大阪経済の活性化を図るため、大阪産業に関するトッププロモーションを実施しました。

トッププロモーションの背景・ねらい

【背景】
　大阪府とカリフォルニア州は、1994年に友好交流提携を行い、幅広い分野において協力関係を構築してきました。現在、同州では、クリーンエネルギー施策を積極的に推進しており、クリーンエネルギー分野の関連企業が集積しています。
　大阪で「未来社会の実験場」をテーマに2025年に大阪・関西万博が開催されることを契機として、両府州の企業の連携によるイノベーションが創出されるチャンスであると考えられます。

【ねらい】　
・カリフォルニア州政府とのクリーンエネルギー分野等におけるビジネス促進に向けた協力関係の強化
・「空飛ぶクルマ」で世界をリードする現地企業への視察・大阪におけるビジネス展開の促進に向けた関係の構築
・府内企業と現地企業との経済交流促進に向けた現地経済団体等との意見交換

副知事団の訪問先・目的・結果

【カリフォルニア州政府訪問】

●目的
　３月に予定しているカリフォルニア州ミッション団の来阪に対する歓迎の意を表明するとともに、両府州企業のビジネス交流促進の呼びかけや大阪・関西万博のプロモーションを実施する。

●結果
　クナラカス副知事と会談し、クリーンエネルギー分野におけるビジネス促進に向けた協力関係を構築するとともに、「クリーンエネルギーの普及をめざす大阪・関西万博の開催決定を祝うとともに、州内企業の参加などを促していきたい。」との発言がありました。　

【現地企業訪問】（Joby Aviation社）

●目的
　空飛ぶクルマ分野で世界をリードする米国企業に、万博でのeVTOL実装計画や実証補助事業、大阪のビジネス環境などをアピールし、大阪でのビジネス展開を呼びかける。

●結果
　大阪・関西でのビジネス展開の協議に向けた関係を構築しました。

●目的
　米国・カリフォルニア州経済や今後の動向、州施策などの最新情報、現地日系企業のビジネス展開や課題、現地日系企業が進める水素関連プロジェクトを学び、府政に活かす。

●結果
　JETROサンフランシスコ林所長や北加日本商工会議所小沢会頭等と会談し、州内企業のビジネスニーズについて意見交換や府内企業によるビジネス展開事業の実施に向けた協力関係を構築しました。また、大阪・関西万博への州内企業参加促進などを要請しました。