北摂の農業 ともに育てる

更新日:2024年3月21日

新着情報 

令和6年   3月 21日 北部普及だより第112号を発行しました!

令和5年  12月19日 北部普及だより第111号を発行しました!

令和5年  10月11日 北部普及だより第110号を発行しました! 

令和5年   7月25日 北部普及だより第109号を発行しました! 

令和5年   6月7日 農産加工研修会(乾燥加工)を7月12日に開催します!

令和5年  5月1日 有機農産物アカデミー(北部地域)を実施します!【募集は終了しました】 

令和5年  3月27日   「北摂いちご生産者の会」紹介チラシを作成しました!

令和5年  3月15日 北部普及だより第108号を発行しました!


目次

   重要なお知らせ

    1 新たな担い手の確保・育成
    (1)新規就農者や新規参入企業のみなさんを応援 (2)小さな規模から始める準農家の育成 (3)農業を志す人へのメッセージ

    2 農業者の育成と生産の振興
    (1)取組のご紹介  (2)大阪エコ農産物の生産振興  (3)新ブランド「北摂いちご」の生産振興 (4)6次産業化の推進

    3 革新的農業技術の普及
    (1)スマート農業加速化実証プロジェクト

   4 当事務所の印刷物

   5 農業関連メールマガジン、フェイスブック

重要なお知らせ

重要なお知らせはありません。

北摂の農業 共に育てる

当事務所では、北摂の農業を共に育てていくため、新規就農者の確保と育成や新規参入企業のマッチング及び農業経営の発展を支援しています。

1 新たな担い手の確保・育成

(1)新規就農者や新規参入企業のみなさんを応援

就農相談の写真     
新型コロナウイルス感染拡大に伴う生活様式の変化により、府民の「農のあるライフスタイル」への関心が高まっています。

 こうした動きを農業の担い手確保に取り入れるため、大阪府では、令和3年に農政室内に「大阪農業つなぐセンター」を設置しました。
 これまでの新規就農相談窓口とハートフルアグリサポートセンターの担い手確保に加え、マルチワーク等で農業に取り組む方や副業等に農業を取り入れる企業と農家のマッチングを行い、半農・半Xや副業など、府民のライフスタイルに応じた農業への参画を促進します。

 「大阪農業つなぐセンター」では農業に興味のある方や企業等の皆様に対し、めざすスタイルに応じたサポートを行っていきます。 
  また、副業やボランティアなどにより農業に参画する企業をアグリパートナーと位置づけ、農業者とのマッチングする制度も実施しています。
 農業分野への参画を検討されている方や企業の皆様、まずは同センターにお問い合わせください。

 

相談窓口
  大阪農業つなぐセンター  (大阪府環境農林水産部農政室推進課経営強化グループ内)
  電話番号    06-6210-9589(直通)
  メールアドレス Nougyou@gbox.pref.osaka.lg.jp

 所 在 地
  〒559−8555 大阪市住之江区南港北1-14-16 大阪府咲洲庁舎22階
  【最寄り駅】 地下鉄中央線「コスモスクエア駅」下車、南東へ徒歩8分
          ニュートラム南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」下車、ATCビル直結

 ※北摂地域に参入された方や企業の皆様には、当事務所がサポートを行い、営農計画の立て方や栽培方法の指導等を行っています。

 
      
   アグリパートナー企業相談窓口【大阪府農政室】                                    

   援農・就農情報【大阪府農政室】 

   大阪版認定農業者になりませんか【大阪府農政室】


(2)大阪産(もん)スタートアカデミー

  大阪府では、令和3年度から新規就農者の確保・育成を目的に、品目特化型の研修プログラム「大阪産(もん)スタートアカデミー」を開講しています。今年度(令和5年度)の北部農と緑の総合事務所では、有機農産物栽培農業者から直接学ぶことができる「有機農産物アカデミー(北部地域)」を実施します。
 アカデミーでは、農作業を実習する「栽培研修」と、栽培の基礎や有機JAS認証制度、営農計画の作成、販売戦略などの知識を学ぶ「講座研修」を実施します。
 新規就農をお考えの方は、ぜひご応募ください。

    大阪産(もん)スタートアカデミー「有機農産物アカデミー(北部地域)」を実施します!

(3)小さな規模からは始める準農家の育成

北摂ネクストファーマーズちらし

   都市農業や農業のある暮らしが注目され、農業を始める人が増えてきています。最近では、コロナ禍により農村で副業・兼業などの多様なライフスタイルを求め、農業と他の仕事を組み合わせた働き方「半農半X」やデュアルライフ(二地域居住)を求める都市住民も増えてきています。

大阪府では多様な担い手を確保・育成するため、一定の知識や農業経験のある方を「準農家候補者」として登録し、10a程度の規模から農業を始めることができる「準農家制度」を推進しています。

(準農家制度:小さな規模から農業経営をはじめませんか? -準農家候補者を募集します【大阪府農政室】)

令和23月末現在、当事務所管内では、様々な仕事をしている人や幅広い世代の人など約50名が準農家として農業に参入しています。当事務所ではこれらの準農家の方のニーズに応じ、活動支援を行っています

〇北摂ネクストファーマーズの活動紹介
 市場出荷も夢ではないと集まった準農家メンバー等が市場出荷にチャレンジし、農業技術の向上やネットワークづくりを進めています。

タイトル作成年月
北摂の準農家がグループで市場出荷に向けて挑戦! 

2019年4月

北摂の準農家が朝採りスィートコーンを市場へ初出荷 

2019年8月

市場出荷で準農家からのステップアップ 

2021年1月



(4)農業を志す人へのメッセージ


   当事務所管内の農業は、豊富な水と日中の温度差を活かして栽培した米に加えて、トマトやイチゴなど、これまでから府民に親しまれてきた人気ブランド野菜が数多くあります。現在、多くの若手農家が新たなブランドづくりにチャレンジしており、消費者のファンが増えてきています。


  『これからの北摂の農業が面白くなりそうですね。』と言われることが、増えてきました。特に、能勢町では平成25年に30年ぶりに若手農家による4Hクラブが22名で復活しました。会員の9割が新規就農者で、地域農業に新しい風を吹き込んでくれと地元の方々も喜んでいます。


  「これから農業をしてみたい!」という人へのメッセージいただいていますので、ぜひ参考にしてください 。 


能勢町成田さんの写真能勢町植田さんの写真能勢町今堀さんの写真能勢町荒木さんの写真

1 能勢町  成田ふぁーむ(成田周平)さん   【取材:2019年9月】   [PDFファイル/592KB]    [Wordファイル/538KB]   

2 能勢町  植田農園 (植田和明)さん    【取材:2019年9月】  [PDFファイル/329KB]     [Wordファイル/365KB]

3 能勢町  須美ふぁーむ (今堀淳二)さん   【取材:2019年9月】 [PDFファイル/442KB]     [Wordファイル/656KB]

4 能勢町  (株)原田ふぁーむ(荒木沙蘭)さん  【取材:2021年1月】 [PDFファイル/1.87MB]    [Wordファイル/1.93MB]  


 


 

2 農業者の育成と生産の振興 

(1)取組のご紹介

  1 豊能町牧地区でのダリア栽培   集落の夢・観光農園に向けた第一歩!   

(2)大阪エコ農産物の生産振興

  大阪府ではより安心のできる農産物を求める府民の声に応え、環境に配慮した農産物を、「大阪エコ農産物」として認証し、その生産振興を行っています。大阪エコ農産物は農薬や化学肥料の使用を通常の半分以下に抑えて栽培されており、北摂ではエコれんげ米が最も親しまれています。
  また、当事務所では農業者へのGAP導入を推進しています。

  大阪エコ農産物認証制度 【大阪府農政室】  

 大阪エコ農産物の認証マーク!

新認証マーク(5割減)新認証マーク(チッソ不使用)新認証マーク(不使用) 

(3)「北摂いちご」の生産振興

 昭和30年代、北摂地域は府内でも有数のいちご産地でした。その後、開発に伴う農地の減少や生産者の高齢化等により生産は激減しましたが、近年いちごの生産者が増えてきています。
 令和3年2月には、ハウス栽培を行うメンバーが集まり、「北摂いちご生産者の会」を設立しました。 当事務所では、栽培等の研修に加え、管内の先進的な生産者による実践的な技術指導を行うとともに、ハウス内の環境制御の導入や葉柄の硝酸態窒素やカルシウム含量のリアルタイム栄養診断などで、いちごの高品質化と収量アップを図っています。
 さらにプロモーションの開催等、府民の方に広く知っていただくための取組みをすすめています。

  北摂いちご生産者の会紹介チラシ [PDFファイル/15.42MB]  
   
     (一例)  日本語版           英語版                              日本語版                  英語版

       チラシ(一例) チラシ(一例)  chirashi3   chirashi4

  令和5年 1月15日 北摂いちご祭りを開催しました!

  令和4年 1月15日  北摂いちご祭りを開催しました!

  令和3年12月10日  1月15日はいちごの日・北摂いちご祭りを開催します!        

    令和3年  1月15日 .あなたの隣の北摂イチゴ・PR販売を初めて開催しました。 

                         


(4)6次産業化の推進

  大阪府では、府内の農業者等による6次産業化の取組を支援するため、人材育成や異業種交流会の開催、6次産業化プランナーの派遣などを行っています。

  6次産業化を支援します 【大阪府流通対策室】

(5)農作物鳥獣害被害防止

  大阪府における有害鳥獣による令和元年度の農作物被害は、被害面積83.6ha、被害金額は約1億4千万円にも上っています。背景には、生産者の高齢化や農産物価格の低迷による生産意欲の減退による耕作放棄地の増加や再森林化等があります。
  大阪府では、農作物鳥獣被害防止対策事業などにより、農作物鳥獣被害に対する対策を実施しています。府内市町村が「鳥獣被害防止特別措置法」に基づき作成する「鳥獣被害防止計画」に基づいて実施する鳥獣被害防止策に対し、支援を行っています。

 農作物鳥獣被害防止対策【大阪府農政室】
 

3 革新的農業技術の普及

 農業分野では、ロボット技術やICTを活用して、超省力化、精密化や高品質生産の実現を推進する「スマート農業」が注目されています。当事務所では、水稲やいちご、とまと栽培などで のスマート農業の推進を大阪府立環境農林水産総合研究所や大学等との連携により、導入していきます。

 大阪府におけるスマート農業の推進 【大阪府農政室】



(1)スマート農業加速化実証プロジェクト

  能勢町天王地区は、大阪府の“てっぺん(最北端)”に位置し、棚田での水稲栽培や標高500mの気候を活かしたトマト栽培などが行われています。
  農家の高齢化や担い手の減少は全国的な課題となっていますが、当地区においても例外ではありません。
  そのような中、地元有志の集まり『天王ナチュラルファーム』が中心となって、若い世代が将来の担い手として活躍できるように、ドローンやラジコン草刈り機等の最新機器を導入した“面白い農業”の検討を重ねてきました。
その結果、国の「スマート農業加速化実証プロジェクト(※)」に採択され、令和2年度からスマート農業の実証をすすめます。
  当事務所は、プロジェクトをすすめていくコンソーシアムの一員として農機メーカーやICT(情報通信技術)の専門家などと共に参画し、活動の助言や実証成果の普及を行なっていきます。

※能勢町天王:スマート農業実証プロジェクト概要 【農研機構】 (外部サイト)

 ■令和2年度 大阪のてっぺんで始まるスマート農業 情報一覧

    令和2年  6月  6日 ドローンによる水稲直は

  令和2年  7月  4日 現地検討会

  令和2年  8月29日 現地検討会(ラジコン草刈り機、ドローンセンシングなど)

  令和2年10月23日 現地検討会(水稲収穫)

     ※令和2年度スマート農業結果概要 [PDFファイル/195KB]

 ■令和3年度 大阪のてっぺんで始まるスマート農業 情報一覧

  令和3年 5月16日 ドローンによる水稲直は

  令和3年 9月21日 ドローンによる農薬散布

  令和3年10月25日 稲刈りとラジコン草刈り機の操作体験実習

  令和3年11月30日 大阪スマート農業フェアに出展 

4 当事務所印刷物

クリックすると印刷物のページに移動します。

普及だよりのページに移動        特産アラカルトのページに移動

5 農業関連メールマガジン、フェイスブック

クリックするとページに移動します

病害虫発生情報メールサービスのページへ移動       おおさかアグリメールページへ移動

大阪農業普及レポートFacebookページへ移動

このページの作成所属
環境農林水産部 北部農と緑の総合事務所 農の普及課

ここまで本文です。