令和5年度の基金事業のご紹介

更新日:2024年2月20日

令和5年度の基金事業のご紹介

 皆様からいただきましたご寄附を活用し、さまざまな事業を実施しています。

脱炭素化に向けた消費行動促進事業

脱炭素化に向けた消費行動促進事業

 大阪産(もん)や有機農産物の普及取組とも連携し、大阪版CFP算定手法を活用した大阪産農水産物へのラベル表示等による普及啓発を本格実施しています。また、同手法の算定対象分野を拡大し、農産物加工品や容器包装への展開を図っています。

環境配慮消費行動促進に向けた脱炭素ポイント付与制度普及事業

 小売事業者等が現在運用しているポイントシステムを活用し、生産・流通・使用等の過程でのCO2排出が少ない商品・サービスを購入した消費者に対して脱炭素ポイントを付与する制度の普及促進を図っています。

脱炭素ポイント付与制度普及事業

脱炭素ポイント付与制度普及事業

脱炭素ポイント付与

(ロゴを新たに作成しました!)

(ポイント付与実施店舗の様子)

大阪産(もん)を活用した脱炭素化推進事業

 府域で大阪産(もん)の消費拡大と脱炭素社会の実現をめざすため、地産地消、脱炭素消費行動、プラごみ削減等の一体的な啓発イベントを集客力の高い場所で実施しています。
大阪産(もん)を活用した脱炭素化推進事業

バガス容器

CFP

(啓発の様子)

脱炭素経営宣言促進事業

脱炭素経営宣言促進事業

 脱炭素化を促進するセミナーの開催を通じて脱炭素経営宣言登録制度の周知を行うとともに、商工会議所や地域の金融機関等の関係機関と連携して、事業者への働きかけを実施しています。
 脱炭素経営宣言を行った事業者には「脱炭素経営宣言登録証」を発行するとともに府HP等 により広くPRするとともに、排出量の見える化や補助金案内などの各種支援を行っています。

乗車体験等を通じたゼロエミッション車普及促進事業

ディーラーと連携した体験キャンペーンのチラシカーシェアを通じZEVの乗車体験機会を府民に提供しています(令和5年9月から11月まで)。
また、自動車販売事業者(ディーラー)と連携して非常時にも役立つ給電機能等の体験キャンペーンを一斉に実施しています(令和5年7月から12月まで)。

カーシェアキャンペーンのバナー

食品ロス削減行動推進事業

 市町村、事業者及び食品ロス削減ボランティア「もったいないやん活動隊」と連携し、特定のエリア(ショッピングセンター)にある飲食店、小売店等にて事業者向け、消費者向けの取組みを一体的に実践し、府内の食品ロス削減の実践の場を増やしています。

食品ロス削減行動推進事業

はがき絵展

活動隊によるカードゲーム啓発

(啓発グッズ)

(はがき絵展示の様子)

(活動隊によるカードゲームを使った啓発)

おおさかプラスチックごみゼロ宣言推進事業

マイボトルの普及拡大・啓発マイボトルの普及拡大・啓発
 府、事業者、NPO、市町村等で構成する「おおさかマイボトルパートナーズ」の会議を開催し、マイボトルの利用啓発、マイボトルスポットの普及、効果的な情報発信について意見交換を行うとともに、各主体が連携した取組みを行う等、マイボトル利用をはじめとするプラスチックごみ削減の機運を醸成しています。 

人工芝調査の様子
(人工芝調査の様子)

おおさかプラスチック対策推進プラットフォームの運営
 海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、有識者、事業者団体、NPO、市町村など幅広い関係者によるプラットフォームとその分科会において、テーマごとに具体的な対策の検討、実証事業の実施、効果検証等を行うとともに、効果的な取組みを広く共有・発信しています。


 

使い捨てプラスチックごみ対策推進事業

使い捨てプラスチックごみ対策推進事業 マイ容器等の利用可能な店舗を検索できる「Osakaほかさんマップ(2021年10月開設)」の掲載店舗の拡大を図るとともに、府民への情報発信の強化を図り、引き続き運用しています。
 2025年大阪・関西万博に先駆けて、道頓堀商店街において、リユース食器を選べるサービスや、ペットボトルの完全分別等の取組みを実践していただく「プラごみ“ほかさん”観光チャレンジ」を実施しています。


使い捨てプラスチックごみ対策推進事業

使い捨てプラスチックごみ対策推進事業

地球温暖化防止活動推進員機能強化事業

 ライフスタイルの変革に寄与する事業活動分野(家電、金融商品、住宅リフォーム)において、府民と接する営業担当者等に温暖化対策に係る正しい知識を習得してもらい、事業活動等において府民(消費者)に温暖化対策の適切な説明を行える人材を獲得・育成しています。

環境学習における省エネ等行動変容促進ツール開発事業

 学校や家庭での省エネ等の行動変容のさらなる促進を図るため、学校のみならず、家庭でも活用できる電子版学習ツールを作成しています。

サプライチェーン全体のCO₂排出量見える化モデル事業

 万博会場等での利用が想定される品目を取り扱う事業者を対象に、サプライチェーン全体での排出量の見える化や削減のための改善策の提案をモデル的に実施しています。

省エネ・再エネ設備の導入モデル事例の普及啓発事業

 令和4年度 「中小事業者の脱炭素化促進補助金」の交付を受けて設備導入等を行った中小事業者に対し、脱炭素化に取り組むこととなった経緯や、取組内容、設備更新等の効果(CO2削減率、経費削減効果)などについて調査・取材を行い、収集した取組事例(15件程度)をとりまとめて、府HPコンテンツ及びリーフレットを作成し、府内中小事業者に広く発信しています。

万博を契機とした環境・エネルギー先端技術普及事業

 環境・エネルギー先進技術の普及を促進するため、来阪来場者にPRしやすい民間施設等に先進技術を導入してCO2削減効果等を発信するモデル事業に補助するとともに、先進技術が普及した未来社会の姿を見せる動画等のコンテンツを作成しています。

カーボンニュートラル技術開発・実証事業

 2025年大阪・関西万博でのカーボンニュートラルに資する最先端技術の披露を目指し、試作設計や開発・実証を行う事業者に対し、必要な経費の一部を補助しています。 

おおさか気候変動適応・普及強化事業

  おおさか気候変動適応センターに集積した科学的知見や連携体制を最大限に活用し、大阪府及び府内市町村での地域気候変動適応計画への寄与も見据えた最新の知見の収集や、それを活用したセミナーを開催しています。
 また、防災分野に関する府内での気候変動の影響や適応について、有識者の確認を受けながら最新の知見の収集・整理を行い、その結果をセミナーで紹介するとともに、リーフレット等を作成しています。
 さらに、子どもや高齢者等の熱中症対策として、教育・福祉関係者向けに暑さから身を守る対策等の手法についてセミナーを実施しています。

暑さから身を守る3つの習慣・普及促進事業

  猛暑の際に外出先で暑さをしのげる涼しい空間(クールオアシス)について、民間事業者(薬局・携帯ショップ・雑貨店・カーディーラー等)等と連携して普及に取組み、府民の利用促進を図っています。
 また、暑さによる危険を把握し、必要な行動を取ることができるよう、環境省が提供する『暑さ指数情報メール』の登録や熱中症警戒アラート等を周知しています。
 さらに、企業協賛を得て暑さ対策の取組促進に資する啓発物品(ゴーヤ等の種、塩飴、紙扇子等)を活用し各種環境イベント等で府民に周知しています。 

生活騒音に係るリスクコミュニケーション促進事業

 生活騒音の問題に対応する関係者間のリスクコミュニケーション(正確な情報を共有し、意思疎通を図ること)を支援するための手引書等を作成しています。

「豊かな大阪湾」保全・再生・創出活動推進事業

 大阪湾の新たな保全・再生・創出活動を実践する団体を公募し、選定した団体の活動成果等を基に、活動のノウハウ集を作成・展開しています。

関係府HPリンク

府民協働推進事業

 大阪府環境基本条例に基づき設置している「豊かな環境づくり大阪府民会議」を運営し、会員相互の意見交換を促進するとともに、府民会議のネットワークを活用し、府民、団体、事業者等各主体の協働により、脱炭素社会、海洋プラスチックごみ問題等の環境の課題に対応した持続可能な社会の実現を図るため、様々な主体の連携・協働による各種事業を実施しています。
・おおさか環境賞
・おおさか環境デジタルメディアコンテスト
・こども環境交流サミット
・学生エコチャレンジミーティング
・環境交流促進事業

環境保全活動補助事業

 民間の団体が実施する環境保全に関する「実践活動」「教育啓発活動」「調査研究活動」に対して、補助対象となる経費の2分の1以内で、1団体あたり上限35万円、下限5万円の範囲で補助金を交付しています。

家庭や企業の省エネルギー行動推進事業

 地球温暖化防止活動推進員(ボランティア)の活動を支援し、身近な地域において省エネ行動等の普及・浸透に取り組んでいます。
 また、イベント等での環境啓発グッズの貸出等により、府域における環境にやさしい行動(エコアクション)の普及・浸透に取り組んでいます。

このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 戦略企画グループ

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