令和3年大阪の製造業 2.従業者数

更新日:2024年3月15日

 2.従業者数

従業者数は41万7,816人で、前回に比べ7,692人減少(▲1.8%)
1事業所当たりは29.0人で、前回に比べ5.5人増加(+23.3%)

(1)産業別状況(第1,7表、第8,9図)

 産業別構成比は、金属製品(5万6,760人、13.6%)、生産用機械(4万8,113人、11.5%)、食料品(4万7,857人、11.5%)の順となっています。
 産業3類型別構成比は、基礎素材型産業(17万2,077人、41.2%)、加工組立型産業(14万3,293人、34.3%)、生活関連・その他型産業(10万2,446人、24.5%)の順となっています。


                         第8図 従業者数の産業別構成比(従業者4人以上) 

                  図表8 

 前回に比べ、24産業のうち家具(▲2,745人、▲28.3%) 、電気機械(▲2,619人、▲9.8%) 、印刷(▲1,991人、▲8.2%)等17産業で減少し、生産用機械(+4,113人、+9.3%) 、非鉄金属(+1,185人、+13.5%) 、業務用機械(+984人、+13.3%)等7産業で増加しています。

 
【1事業所当たり】
  輸送用機械(66.8人)が最も多く、次いで食料品(63.9人)、情報通信機械(61.9人)となっています。一方、なめし革(12.2人)が最も少なく、次いでその他
 (17.0人)、繊維(17.4人)となっています。
  前回に比べ、24産業のうち輸送用機械(+18.1人、+37.1%)、食料品(+10.7人、+20.1%)、電子部品(+8.6人、+23.9%)等22産業で増加し、情報通
 信機械(▲15.0人、▲19.5%)、家具(▲0.7人、▲3.2%)の2産業で減少しています。

                               第9図 産業別1事業所当たり従業者数(従業者4人以上) 

    図表9

    

   

(2)従業者規模別状況(第2,3表,第10図)

 従業者規模別構成比は、中規模層(19万5,891人、46.9%)、小規模層(12万7,834人、30.6%)、大規模層(9万4,091人、22.5%)の順となっています。

〔小規模層〕

 産業別構成比は、金属製品(2万7,866人、21.8%)、生産用機械(1万4,365人、11.2%)、プラスチック製品(1万915人、8.5%)の順となっています。
 産業3類型別構成比は、基礎素材型産業(6万1,764人、48.3%)、加工組立型産業(3万5,110人、27.5%)、生活関連・その他型産業(3万960人、24.2%)の順となっています。
 前回に比べ、1万6,614人減少(▲11.5%)しています。

〔中規模層〕

 産業別構成比は、金属製品(2万6,110人、13.3%)、食料品(2万5,975人、13.3%)、生産用機械(1万8,002人、9.2%)の順となっています。
 産業3類型別構成比は、基礎素材型産業(8万6,991人、44.4%)、加工組立型産業(5万7,770人、29.5%)、生活関連・その他型産業(5万1,130人、26.1%)の順となっています。
 前回に比べ、8,813人増加(+4.7%)しています。

〔大規模層〕

 産業別構成比は、食料品(1万6,373人、17.4%)、生産用機械(1万5,746人、16.7%)、輸送用機械(1万4,518人、15.4%)の順となっています。
 産業3類型別構成比は、加工組立型産業(5万413人、53.6%)、基礎素材型産業(2万3,322人、24.8%)、生活関連・その他型産業(2万356人、21.6%)の順となっています。
 前回に比べ、109人増加(+0.1%)しています。

                                     第10図 従業者規模別従業者数の産業別構成比(従業者4人以上) 

 図表10

 

(3)地域別状況(第9-2,12表、第11図 )

   5地域の産業別構成比は、それぞれ次のとおりです。

〔大阪市地域〕

  金属製品(1万6,509人、14.9%)、印刷(1万2,142人、11.0%)、食料品(1万998人、9.9%)の順となっています。

〔北大阪地域〕

  食料品(9,387人、16.0%)、輸送用機械(8,920人、15.2%)、化学(5,822人、9.9%)の順となっています。

〔東大阪地域〕

  生産用機械(2万350人、15.4%)、金属製品(2万219人、15.3%)、プラスチック製品(1万2,305人、9.3%)の順となっています。

〔南河内地域〕

  食料品(4,482人、18.4%)、金属製品(3,711人、15.3%)、プラスチック製品(2,901人、11.9%)の順となっています。

〔泉州地域〕

  食料品(1万2,046人、13.1%)、金属製品(1万1,882人、12.9%)、生産用機械(1万1,407人、12.4%)の順となっています。

 第11図 5地域の従業者数の産業別構成比(従業者4人以上)

第11図

 8地域別構成比は、大阪市地域(11万834人、26.5%)、中河内地区(7万4,846人、17.9%)、泉北地区(6万5,304人、15.6%)、北河内地区(5万7,135人、13.7%)、三島地区(3万8,066人、9.1%)、泉南地区(2万6,709人、6.4%)、南河内地域(2万4,305人、5.8%)、豊能地区(2万617人、4.9%)の順となっています。
 前回に比べ、中河内地区(▲5,515人、▲6.9%)、泉南地区(▲1,763人、▲6.2%)、泉北地区(▲1,170人、▲1.8%) 、大阪市地域(▲1,169人、▲1.0%) 、豊能地区(▲643人、▲3.0%) 、南河内地域(▲521人、▲2.1%) の6地域で減少し、三島地区(+1,795人、+4.9%) 、北河内地区(+1,294人、+2.3%) の2地域で増加しています。


令和3年経済センサス製造業/調査の概要/利用上の注意/用語の説明/概況/1.事業所数/2.従業者数/3.製造品出荷額等/4.付加価値額(従業者30人以上の事業所)/5.現金給与総額/6.原材料使用額等/7.生産額及び在庫額(従業者30人以上の事業所)/8.年間投資総額[有形固定資産](従業者30人以上の事業所)/9.工業用地及び工業用水(従業者30人以上の事業所)/10.全国における大阪府の状況/報告書(PDFファイル)と統計データ(EXCELファイル)

このページの作成所属
総務部 統計課 産業・労働グループ

ここまで本文です。


ホーム > 経済センサス-活動調査結果 > 令和3年大阪の製造業 2.従業者数