令和3年大阪の製造業 4.付加価値額(従業者30人以上の事業所)

更新日:2024年3月15日

4.付加価値額(従業者30人以上)

付加価値額は4兆4,468億円で、前回に比べ5,480億円増加(+14.1%)

 (1) 産業別状況(第1表、第17,18図)

 産業別構成比は、生産用機械(5,393億円、12.1%)、化学(5,198億円、11.7%)、輸送用機械(5,195億円、11.7%)の順となっています。
 産業3類型別構成比は、基礎素材型産業(1兆8,959億円、42.6%)、加工組立型産業(1兆7,313億円、38.9%)、生活関連・その他型産業(8,195億円、18.4%)の順となっています。

        第17図 付加価値額の産業別構成比(従業者30人以上)

図表17

 前回に比べ、24産業のうち、石油・石炭(+3,759億円、-)、輸送用機械(+2,595億円、+99.8%)、生産用機械(+1,463億円、+37.2%)等15産業で増加し、化学(▲2,939億円、▲36.1%)、電気機械(▲892億円、▲27.5%)、鉄鋼(▲304億円、▲13.3%)等9産業で減少しています。

    第18図 産業別付加価値額の前回比較(従業者30人以上)

図表18

                    

 (2) 従業者規模別状況(第2表)

 従業者規模別構成比は、中規模層(2兆3,498億円、52.8%)、大規模層(2兆970億円、47.2%)の順となっています。 
 前回に比べ、大規模層(+3,135億円、+17.6%)、中規模層(+2,345億円、+11.1%)ともに増加しています。

 (3) 付加価値率(第1表、第19図)

 付加価値率は、33.4%となっています。
 産業別では、なめし革(61.8%)が最も高く、次いで飲料・たばこ(59.4%)、窯業・土石(46.4%)となっています。一方、電子部品(12.1%)が最も低く、次いで鉄鋼(21.3%)、非鉄金属(22.9%)となっています。
 前回に比べ、24産業のうち、石油・石炭(+42.4ポイント)、なめし革(+29.4ポイント)、その他(+11.2ポイント)等15産業で増加し、化学(▲10.4ポイント)、情報通信機械(▲9.0ポイント)、木材(▲6.1ポイント)等9産業で減少しています。

      第19図 産業別付加価値率の前回比較(従業者30人以上)

図表19

 

   
 


令和3年経済センサス製造業/調査の概要/利用上の注意/用語の説明/概況/1.事業所数/2.従業者数/3.製造品出荷額等/4.付加価値額(従業者30人以上の事業所)/5.現金給与総額/6.原材料使用額等/7.生産額及び在庫額(従業者30人以上の事業所)/8.年間投資総額[有形固定資産](従業者30人以上の事業所)/9.工業用地及び工業用水(従業者30人以上の事業所)/10.全国における大阪府の状況/報告書(PDFファイル)と統計データ(EXCELファイル)

このページの作成所属
総務部 統計課 産業・労働グループ

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